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へー、もうクリスマスだったか....

私はもちろん今が12月だという事は知っていた。でも近所に買い物に出かけた途中で、路上でクリスマスツリーを売っているのを見かけた時には本当に驚いた。

そうか、クリスマスがやってくるんだ! 当たり前なのだけど、その当たり前のことに驚いてしまった自分に更に驚いた。

ロックダウン中で全てが止まってしまったような感覚。それでも何事もなかったように季節はどんどん移ろいて行く。かなり助けられている。

今年の蔓バラはあっぱれだった。朝から家の中にいても薔薇の香りが漂っていた。それと共にかすかにラベンダーの香りも感じる。今は紫陽花がほころび始めて、パッションフルーツや葡萄、プラムのまだまだ固い実が日に日に大きくなっている。

そうそう、苺は後もう少しで食べごろと言う時に、庭に巣を作り子育て中のブラックバードにさらわれていく。でも、それを知っていてもネットを掛けようとは思わなかった。一生懸命子育てをしている親鳥を見ていると元気をもらえるから。

私が小さなベジガーデンをいじっていると必ず親鳥が近くに寄ってくる。掘り起こされる小さな虫を狙っているのだ。かなり近くまで寄ってくるので顔をよく見てみると、口ばしの付近で何やらもぞもぞうごめいている。そうだ、沢山のミミズやらナメクジやらが頬張りすぎて口ばしからはみ出ているのである。

一口、口に入れて飲みこんでから次を食べたら? と声掛けをしてみたが、完全に無視されトングの様に口ばしを使って虫たちを捕獲していく。もう口ばしからこぼれているよ、と言う状態になるとそのまま飛び去って裏にある木蓮の木の茂みに姿を隠す。そして10秒ほどでまた帰ってきてを繰り返す。

雛に餌を与えるために口をくわぁんくわぁん状態にしていたのである。

一体私は何が言いたいのか。私はこの国の「まさか⁉」と思わざるを得ない状況の中で何とか「淡々粛々と」暮らそうと日々努力している。その一端を殆ど誰の目にも触れないけれど、触れることもあり得る微妙な感じのnoteに担ってもらおうと思った。

質より量らしいので、日々の揺れ動く自分の心を整理できて、後付けで文章力がアップしたり、運よくどなたかの目に留まったらかなりラッキー。こんな場を与えてもらえて本当に良かった。


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