KOO

ニュージーランド在住のKOOです。最近益々独り言が多くなり、アウトプットの場を求めてい…

KOO

ニュージーランド在住のKOOです。最近益々独り言が多くなり、アウトプットの場を求めていたところ、私の経験豊かな友人達がnoteを勧めてくれました。 この場を借りて、自分の生きている証を綴っていきたいと思います。

最近の記事

88歳の父と共に3週間過ごして思ったこと。その2

前回は父の一日のルーティンに関して綴ったのだが、今回もその中で印象深かったエピソードをお話ししたい。 父は週に一回、私の母校の体育館で室内テニスを仲間と楽しんでいる。もちろん父は最年長。父にとってとても大切な時間であることは知っていたので、どのようなお友達と時間を過ごしているのか知りたくて私も参加させていただくことにした。 そしてえらい目にあった… 皆さん、もちろん私より年上。60代、70代、80代なのだが、私より瘦せていてフィットに見える。ここでもか… 日本に来て散々

    • 88歳の父と共に3週間過ごして思ったこと。その1

      この7月に3年ぶり、日本の夏には16年ぶりに一時帰国した。国境が開いてすぐに帰国したかったが、日本の秋を待つことにした。25度を超えるとばててしまう私は30度を超える高温多湿な夏などもう想像できない。でも、88歳で一人暮らしをしている父と施設に入所している85歳の母を想うと、やはり夏がどうだこうだと言っている場合ではないように思えたので、急遽一時帰国を決断。 今回の一番のミッションは88歳の父と生活を共にして、現在若しくは今後必要となる助けを近隣に住む姉兄に報告することだ。

      • キャンパーバンで未来の自分を考えた

        次回に続き https://note.com/aotealoa_/n/n52e5a3a3c42f 冬のお手軽キャンプについてお話ししたいと思う。 今回季節が雨の多い冬だったので、キャンピングカーでのお手軽キャンプとなった。お天気も一週間のうち半日だけ雨が降っただけで、ほぼ晴天に恵まれたが気温は最低気温が1度、最高気温が13度程で冬の一般的な気温となった。目指すは温泉で有名なロトルア。沢山の温泉と湖が集まり、先住民のマオリの人々の部落も数多くある。温泉で有名な別府市と姉妹都市

        • 冬のお手軽キャンピング

          私達はコロナや国境閉鎖などもあって、何と2年半ほど旅行に行ってなかった。パートナーが10か月ぶりに帰国して以来どたばたと2か月が過ぎ、2週間前にやっと一息ついて2人でキャンプに出掛けた。とは言っても今は冬。北島の冬は雨が多い。硬いマットレスでは寝られない彼と、足が冷たいと寝られない軟弱カップルはさっさと楽な手段を選ぶ。 そうだ! キャンパーバン(キャンピングカー)で行こう!実は秋、冬のキャンパーバン旅行はとてもお勧めなのである。何故なら、キャンパーバンは雨が多い季節でも暖か

        88歳の父と共に3週間過ごして思ったこと。その2

        • 88歳の父と共に3週間過ごして思ったこと。その1

        • キャンパーバンで未来の自分を考えた

        • 冬のお手軽キャンピング

          妄想からの脱却

          沢山の苦難を乗り越えて10か月ぶりにパートナーとの再会を果たしたのだが、それは自分が思い描いていた待ちに待った再会とは全く違っていた。 一言でいうと愕然としたのである。 10か月の間、いや実は仕事を離れて末っ子が高校を卒業した一年前から私は路頭に迷っていた。まだ子育てがあるからと言って考える事から逃げていたのだが、終に最後の言い訳を失った。その後結婚すると思っていたのに、パートナーが国にいない。結婚すれば人生が変わるだなんて、この歳の離婚歴のある私の本心であるはずがないの

          妄想からの脱却

          帰ってきちゃったパートナー 頭の中まっ白編

          (私を置いて)2か月の予定で出国したパートナーが突然の国境閉鎖に見舞われてから既に5ヵ月が過ぎようとしていた。 30倍の競争率を潜り抜け漸く隔離ホテルとフライトチケットの両方を得るまで、私たちはありとあらゆる手を考えた。ここに全ては掲載できないが、例を挙げると、先ずは純粋に航空券と政府の指定した隔離ホテルの予約。2週間に一度の隔離ホテルの抽選。それを予約した段階で初めてフライトチケットの購入が出来る。毎回30倍の倍率にトライしてきたが無理だった。 次にプライベート旅客機。

          帰ってきちゃったパートナー 頭の中まっ白編

          帰ってきちゃったパートナー 待ちわびる編

          毎年恒例の、冬季に(私を置いて)暖かいオーストラリアを満喫していたパートナーが突然の国境閉鎖に見舞われた。 予定していた2か月、いや、多分4か月ぐらいはそれぞれの生活を楽しんでいたと思う。それに反して国の締め付けは悪化の一途をたどっていった。そこまで感染者が多くなかったこの国は、これまで数回にわたる強硬なロックダウンで感染者を押さえていた経歴があるので政府の政策はとても強く、それを支持する人もその時は多かった。 その当時この国にはF社の注射しかなかったのだが、兎に角それを

          帰ってきちゃったパートナー 待ちわびる編

          帰ってきちゃったパートナー 旅立ち編

          何と言うタイトルだ!亭主元気で留守がいいとは万国共通なのか… でも、この気持ちは今しか味わえないものなので折角だからここに残しておこう。 私には10年来の一緒に住居を伴わないパートナーがいる。正直パートナーと言う意味が良く分かっていないのだが、相手が私をそう呼ぶのでそれに従っている。私にとっては彼女彼氏より親密と言うより深刻な関係(笑)。 私のパートナーの人間性については以前書かせていただいたことがあるので、是非そちらを読んでいただきたい。 私はそんなパートナーに10か月

          帰ってきちゃったパートナー 旅立ち編

          そもそも何故NZなの? 押しやられて実行編

          NZ移住が頭の片隅をよぎった切っ掛けと自分の中での試行錯誤を経て事は佳境を迎えるのである。 私や夫婦では考えもつかないような落とし穴が他の家族や友人達には見えているのではないか。そう思って聞いてみた。 1.親兄弟いとこ 親は「また今度は何を言い出すかと思ったら.... どうして貴方は何時もわざわざ苦労する方を選ぶのか」と先ずは言われたけれど、試行錯誤した詳細を話すと「貴方の人生や幸せに責任を持つことは貴方しかできないのだから、やってみたいのならやってみるしか仕方がない。駄

          そもそも何故NZなの? 押しやられて実行編

          そもそも何故NZなの? 試行錯誤編

          さぁ、どうしたものか。前回の円形脱毛の天使たちによって私の試行錯誤が始まる。 先ずは単に転校することを考えた。通学時間1時間20分ほどかけたところに毎週日曜日にお世話になっていた先生が勤務していたシュタイナー学校があった。でも、経済的に子供3人のうち1人しか入学させられないし、更に入学規定で通学時間1時間以内である事とあった。因みに私はバス電車通学をした経験がない。小学校6年生に1時間20分は厳しい。でも本人も行きたがっているし、これが一番手っ取り早そうだ。そして出した結論

          そもそも何故NZなの? 試行錯誤編

          そもそも何故NZなの? 切っ掛け編

          私は確実にこの国を自分の自由意思で選んで、この4月で移民として16年暮らしている事になる。そして、最近その事で悩んでいる。何故って明確な理由があっての移住だったから、それに反する出来事が多くなると何故ここにいるのかが分からなくなってしまうからだ。それはさておき、そもそも何故この国を選んだのか。先ずは切っ掛けから。 私は日本の文化や四季折々の風情が大好きだ。そして小学校の時に生まれて初めて接したアメリカ人大学生達の日本人へのリスペクトのなさを子供ながらに感じ、更にキング牧師の

          そもそも何故NZなの? 切っ掛け編

          何も考えないで群れを成す羊にはなりたくない。

          最近、羊のイメージが悪くなってきた。なぜならNZの人たちが羊に見えてきたからだ。先頭が右に走ると何も考えずに群れがそちらに走り出す、先頭が向きを変えれば群れは向きを変える。 それは言い過ぎか。沢山の人が色々なことを感じているし考えているはず。でも、群れから外れることが許されない。この国に限ったことではないかもしれないけれど、群れからはみ出てしまった人は(私も)非常に生きにくい。 この国に同調圧力なんてないと思っていた。でもキウイの友人たちは私たちの国は日本によく似ていると

          何も考えないで群れを成す羊にはなりたくない。

          へー、もうクリスマスだったか....

          私はもちろん今が12月だという事は知っていた。でも近所に買い物に出かけた途中で、路上でクリスマスツリーを売っているのを見かけた時には本当に驚いた。 そうか、クリスマスがやってくるんだ! 当たり前なのだけど、その当たり前のことに驚いてしまった自分に更に驚いた。 ロックダウン中で全てが止まってしまったような感覚。それでも何事もなかったように季節はどんどん移ろいて行く。かなり助けられている。 今年の蔓バラはあっぱれだった。朝から家の中にいても薔薇の香りが漂っていた。それと共に

          へー、もうクリスマスだったか....

          ここ最近大好きなこの国に思う事

          今私が住んでいるところは厳しいロックダウン下におかれて10週目を迎えた。一緒に住んでいない家族とも会えず、友人とも会えない。もちろん学校もオンラインのみ。食材を扱っているお店、Take outのお店、エッセンシャルワーカー(スーパーや医療関係、警察など)のみだけが現場で働いで良いことになっている。 毎日新しい陽性者数(いつのころからか、感染者数は出なくなり陽性者のみの発表)が発表され、接種をしないと大変なことになるぞ! ロックダウンを解いてほしければ接種を! No Jab,

          ここ最近大好きなこの国に思う事

          NZ 温泉とおふろ

          温泉とお風呂について書きたいと思っていたころはまだ冬だった。そして今春になってしまった。でも、私は温泉やお風呂が一年中大好き! 上の写真のもやもやは湯気。ちょっとしたサイズの池の様で、実は温泉である。ブッシュに囲まれ底も小さな砂利と粘土が混じっていて自然のまま。水温も場所によって多少異なるけれど、多分38度から43度ぐらいのあたり。いたって日本人好みの温度。 この国の温泉と言えば、温泉を使ったプールの様な形式で味もそっけもない。高いお金を出せばプライベートのお風呂が貸し切

          NZ 温泉とおふろ

          NZ Auckland の冬の楽しみ方

          東京からオークランドに引っ越してきたばかりの時は、大して寒くもないこちらの冬は快適だった。湿度のある高温の夏よりずっといいと思った。が人間はぜいたくなもので、こちらの冬に慣れ親しみ東京の暑さを忘れてしまった今は、このじめじめの冬が堪える。でも、ポジティブに行こう! 1、暖炉 これはテンションが上がる。家の中でも外でも火があると不思議なもので心が和む。家を持つときに暖炉を考えたが、子供達も巣立ち巻き割をしてくれる人がいないので、無理をせず暖炉風ガス暖房にした。(写真一番下)

          NZ Auckland の冬の楽しみ方