見出し画像

そもそも何故NZなの? 押しやられて実行編

NZ移住が頭の片隅をよぎった切っ掛けと自分の中での試行錯誤を経て事は佳境を迎えるのである。


私や夫婦では考えもつかないような落とし穴が他の家族や友人達には見えているのではないか。そう思って聞いてみた。

1.親兄弟いとこ
親は「また今度は何を言い出すかと思ったら.... どうして貴方は何時もわざわざ苦労する方を選ぶのか」と先ずは言われたけれど、試行錯誤した詳細を話すと「貴方の人生や幸せに責任を持つことは貴方しかできないのだから、やってみたいのならやってみるしか仕方がない。駄目だったら戻ってくれば」とあっさり。

姉兄ももちろん驚いたが、「あなたは何時も自由で羨ましい。何か助けが必要だったら言ってくれ」そう言われた。

いとこ達は「はははは、やっぱりあっこちゃんだね。遊びに行くから成功してね」と言った類の意見。

2.義理の父母と妹
何かあるたびにライバル意識を息子に持っているのではないかと思われる義理の父は「とうとう息子は私を超えるのか。仕事が何とかなりそうだったらいいのではないか」と言われ、義理の母や妹からも落とし穴的なものは聞き出せなかった。

3.友人達
「次はそうきたか!」「are をaerと小テストで書いていたあなたと海外は全く結びつかないけれど、経過を見たいのでやって!」「駄目だったら戻ってくればいい」と半分は心配して、でもやってみないと分からないと言うこと。そして半分は自分達が遊びに行く事をもくろんでいるのがうかがえた....

4.クリスチャン宣教師
海外赴任の多いアメリカ人宣教師の方に聞いてみた。特に子供達の語学やアイデンティティーの事が心配だったので。何世紀もの歴史を持つその教派では、子供が12歳以上は必ず母国語と同じ国にしか派遣されないそうだ。ティーンエイジャーにとっての負担が大きすぎるからである。その時長男はぎりぎり11歳。決断するなら早い方が良いと言われた。

5.帰国子女の友人11人
たった11人しか聞く事が出来なかったが、自分の親しくしている友人達だったので今後の大きな参考になった。英語圏9人、中国語、イタリア語を流暢に操れる人達だ。衝撃だったのは10人の友達がどちらの言語にも自信がないと言った。1人だけ、その言語を使う時に人間性が変わると言った。

6.海外から日本に移住してきた友人5人
中国、韓国、ロシア、アメリカから日本に移住してきた友人に聞いてみた。これは子供の事と言うより、私の将来についての沢山のアドバイスがあって今でも役になっている。彼らは移住してくる以前に日本の大学を卒業している人、全く日本語を話せなかった人など色々だけれど日本に移住して10年ほど経っていた。彼らは一様に子供の心配でなく自分の心配をしろと言った。将来も子供達が親に心をひらけるようになるかは貴方の英語力によると言われた。細かい感情表現が難しくなるからだ。子供達の健全な成長のために移住先の言語を学び続けろと強く言われた。そして、定期的に私が日本に帰国すること。そうすると自信を失わないで済む。

以上そんな訳で当たり前だけど大きな落とし穴は見つからず、とりあえず他に良い方法が見つかっていないのでやってみることにした。それで、駄目だったらまた日本に帰ってくる。と言う当たり前の結論に至り、頭によぎってから6か月後の4月NZに入国した。

もう16年たっちゃったな~人生って面白いな~と思う日々(笑)。
また2週間後の5月23日にお会い出来たら嬉しいです!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?