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電磁波と睡眠

今日ご紹介する最新の神経科学の論文はこちら。2022年にスペインの大学で行われた調査。

睡眠中の電磁波の影響について。生物学的年齢に影響するや否や。

今の生活は、スマホをはじめ電磁波を発するものが多くある。そして確かに我々の生活を便利にしてくれている。僕もその恩恵にどっぷり浸っている。ありがたいことだ。

そして長年、電磁波が身体に与える影響について、絶対やばい!っていう人もいれば、いやいや大丈夫でしょうという人も。

もちろん、人によって電磁波に敏感で、反応しやすい人も可能性としてはあり得るから、合わない人は、避けた方がいいし、ペースメーカなどされている方もそう。

科学の現場からも少しずついろんな研究がされて、それでもまだ、実際のところどうなのかは、正直分かっていないというのが現状と思う。

今回紹介している論文が、それが全てとも思わない。今回の論文では、2ヶ月、寝ている時の電磁波を避けて寝ることを実施すると、生物年齢が下がるという結果。生物年齢というのは、われわれの脳内などに現れる化学物質たち、その現れ方でみる年齢のこと。

2ヶ月の電磁波を避けると、プラズマ濃度において
・DHEA、セロトニン、オキシトシン、NE、メラトニンなどの増加
・Cortisol/DHEAとTestosterone/cortisolの割合の低下、ドーパミンの低下
などの変化が見られ、生物年齢の低下がみられたと。

だからと言って、簡単に電磁波そのものがだめだってことにはならないだろう。ただ、寝ている時に、ずーっと近くにスマホがあることで、もしかしたら睡眠中にやってくれる脳のバイオリズムを整える機能を、ほんの少し阻害しちゃっている可能性もある。それが今回の結果でいえるかもしれない。

極端に捉える必要はないけれど、僕自身は、単純なので、これから寝るときは、スマホさんをちょっと遠くにおいて、寝ようかなと感じました。少し話すだけで、電磁波はそんな影響なくなる気がするし。

その距離感意識すれば、寝る前にブルーライト浴びることも少なくなって、少しは睡眠の質が変わるかも。そのくらいに思って。

睡眠って大事ですから、ちょっとのことかもしれないですが、これでもほんの少しでも睡眠の質が上がったハッピーだなぁ〜なんて思いながら、過度に期待せず。寝てる時は、脳にますますゆったりしてもらえたらなぁと思う今日この頃でした。

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