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『主戦場』は場外乱闘か?

『主戦場』(アメリカ/2018)監督ミキ・デザキ

解説/あらすじ
日系アメリカ人監督ミキ・デザキが「慰安婦問題」をめぐる論争を様々な角度から検証・分析したドキュメンタリー映画。 慰安婦たちは「性奴隷」だったのか? 「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは…? 次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、ケント・ギルバート(カリフォルニア州弁護士/タレント)、杉田水脈(政治家)、渡辺美奈(女たちの戦争と平和資料館)、吉見義明(歴史学者)、中野晃一(政治学者)、ユン・ミヒャン(韓国挺身隊問題対策協議会)、パク・ユハ(「帝国の慰安婦」著者)など、日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った――。
1/27(木)映画「主戦場」裁判
東京地裁判決 勝利!
出演者の一部が上映差し止めと総額1300万円の損害賠償を求め、監督と配給の東風を訴えた裁判の判決。
左から一人おいて、東風代表の木下繁貴とミキ・デザキ監督。満面の笑みのようで口を開けて笑っている顔。祝!

というツイッターのニュースで相変わらずこのような妨害工作をしているのだと知って緊急レビュー。

映画『主戦場』上映中止をしんゆり映画祭が“撤回”、白石監督&是枝監督&井浦新らの抗議受け https://www.cinemacafe.net/article/2019/11/03/64274.html

アメリカで慰安婦像を立てようとしたら、アメリカと日本の関係が悪くなるし中国の思う壺だと邪魔立てするテキサス親父がいた。そのSNSを観た監督が慰安婦問題に興味を持って賛否両論関係者にインタビューしていくとほとんど恥ずかしい姿を晒すことになる方々。一部日本政府擁護のアメリカ人も。

日本会議のトップがアメリカが戦争に負けた発言は衝撃だった(フリップ・K・ディック『高い城の男』というSFがあったがまさか本気でそれを信じている日本人がいるのだ)。ほとんど他人の本を読まないで持論を展開する。アメリカの奴隷解放は日本に負けたから黒人の公民権運動が起こったとか。ディックのSFもびっくり。金が出ているという話(櫻井よしこ)。やっぱお賽銭が使われているのかな。



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