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シューベルト「即興曲」で速攻抗議するリュビモフ

ラドゥ・ルプー『シューベルト:即興曲集 』(1982)

ラドゥ・ルプーが亡くなって(4月17日)、このアルバムを聴いて何か書こうと思ったのだが鬱になる。シューベルトが鬱作曲家なのか、ラドゥ・ルプーが鬱ピアニストなのか、両方揃えたた鬱アルバムというのが正解なのだろうか?

とにかくシューベルトのピアノで名盤を聴くとよく出てくる名盤です。シューベルトのピアノ曲は、全体的には鬱でもないのですけど、この即興曲の一曲目のもたつき感ですかね。二曲目は突然走り出す感じ。躁鬱かいな!

そういえば、ロシアのウクライナ侵攻に反対する平和コンサートでアレクセイ・リュビモフがシューベルト『即興曲』を警官に囲まれながら弾いたとラジオで言ってました。またこういうピアノを聴くと涙が出てくる。リュビモフ、ファンになってしまうじゃないですか?



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