青山ラムネ

言葉で、世界をふんわり包みたい。エッセイ、詩、短歌などを書いています。主に、恋のこと。…

青山ラムネ

言葉で、世界をふんわり包みたい。エッセイ、詩、短歌などを書いています。主に、恋のこと。昼間は会社員として働きながら、頭はいつも文章を書くことでいっぱい。ちいさな生き物、お花、甘いおやつがすき。

最近の記事

【エッセイ】夜間飛行と運命の恋

女は黒い扇を取り出して 私の手首の上にかざした そして優雅な手つきで スプレーをプッシュした レジェンダリーフレグランス ゲラン 夜間飛行 運命が引き裂いた 恋の物語の香水 この香りが私の日常になるような 大人の女性になろう 運命の恋を引き受けられるような 強さを持とう もう少し 体重を増やして 着こなせるお洋服を増やしていこう ******************** 山根あきらさんの、お題、「やせたガールの日常」に 参加させていただいております。 山根さん、今

    • 【エッセイ】もっと私になっていく

      誰よりも 自分自身に対して まっすぐに生きる いやなことはしない 今日が人生最後の日になるつもりで 後悔しない選択をする 人の事を言う前に 自分が変わる 毎日少しずつ もっと私になっていく

      • 【詩】おやすみなさいのおまじない

        毎日の中で 一番やさしい言葉はなんでしょう? 愛する人へ 愛しいペットへ伝える おやすみなさい 毎晩、眠る前に ありったけの愛をこめて おやすみなさい 明日も会えますようにの おまじない お星さまが見守る中 おやすみなさい いい夢がみれますように

        • 【エッセイ】余白の愛

          愛を受け取る 愛を感じる 余白があって はじめてできることかもしれない 表現しない表現もある 余白のある文章は 読み手が立ち止まって考えることができるように

        【エッセイ】夜間飛行と運命の恋

          【エッセイ】毎日に変化を

          アイラインの色を変えてみる 家にいるけど、口紅をつけてみる 変わりない日々に 少しの変化 世間も何も変わっていないように見えるけど 飛んでいる鳥が変わっていて もみじの若葉が出てきた! きっと私も ちょっとずつ変わっているはず

          【エッセイ】毎日に変化を

          半径20cmのコンパスか、無限のコンパスか

          自分の視点を疑ってみた もしかして・・・ 私の見ている範囲は 半径20cmのコンパスで描ける範囲かもしれない 選択肢は無限にあるはずなのに 私は見える範囲の たった1つの選択肢を選んで 決めつけていないかな? 無限の可能性が描けるコンパスがあるのなら はい!そっちがほしいです タンポポの綿毛がどこまでも飛んでいくように 私も無限の可能性があるかもしれない

          半径20cmのコンパスか、無限のコンパスか

          【詩】笛の音色の化身は

          神事の横笛の音色は 透き通る あなたの声のようでした さくらを一緒に見たいと願いました あなたはとなりにいたのですね 見えないけれど 笛の音の化身となって この笛の音がする方向が 暗闇の出口 血液が逆流して 入れ替わるような春 もう一度 あなたに出会い直すために

          【詩】笛の音色の化身は

          【詩】雨音

          雨音に耳をすます あなたの声 どこかに混じってないかな?

          【エッセイ】私、姫になります!

          変わりたい でも、どうやって? 私、姫になります! こんな言葉が降りてきた。 姫だったらどうする? 友達の愚痴は聞きません。 男性のご機嫌はとりません。 朝ごはんは、きちんと座って、ゆっくりいただきます。 お弁当の包みは、きれいな花柄です。 ちょっとずつ、ちょっとずつ変わっていこう。 自分を大事にして、生きていこう。

          【エッセイ】私、姫になります!

          【エッセイ】セピア色の桜:時を超えても見えるもの

          祖父の残した古い写真に 桜の木にもたれる、 かわいらしい看護婦さんの写真がある。 映画やドラマの中でしか見ない、 ボリュームのある袖に 長いスカート 背の高い看護帽。 日中戦争で負傷して 東京の陸軍病院に入院していたころの写真だ。 セピア色の桜なのに いまそこで咲いているように見えるのは どうしてだろう? 花の持つ色のせい? それとも祖父は密かに 恋をしていたのだろうか? 山根あきらさんのお題、「セピア色の桜」に参加しています。 山根さん、自分では思いつかないテーマ

          【エッセイ】セピア色の桜:時を超えても見えるもの

          【詩】椿は私

          物言わぬ白い紙に 真っ赤な椿を描く 椿は私 あなたは絵具を吸い上げる紙になって

          【詩】椿は私

          【詩】お花、一緒に見ようって言えない

          今年の花びらは 今年だけのもの なのに さくらを一緒にみたくても 言えない 想いを告げてから 何の進展もないまま 明日命が果てるとしたら 君の手をつかんで 連れて帰る ほらみて 一陣の風のように 時間がなにもかもをさらっていく あなたはそれで平気なの? 山根あきらさんのお題、「一陣の風のように」 に参加しています。 山根さん、いつも面白い企画をありがとうございます!

          【詩】お花、一緒に見ようって言えない

          【エッセイ】私が私に遠慮していた

          自分に正直になってみたら とんでもないものが出てきてしまった・・・ 気付かないふりをしてたから 一生懸命ふりをしてたから 涙が出てきてしまった でも、相手にも自由はある それはわかってる だから、相手にこうしてほしい、と思う私がいるんだね、 という、あくまでも私の気持ちが主役 私がどんどん私になる、ワガママになる それでいい あと何年生きるかわからない 一瞬の命を 思い切り、ワガママに生きていきたい

          【エッセイ】私が私に遠慮していた

          【詩】夢の中で待ち合わせ

          夢の中で待ち合わせしましょう どこがいいですか? 夢だから 自由ですよ 時差も、飛行機代も気にしない 島にしましょうか あなたの住みたいと言っている 遠い国の 神殿の遺跡がある島 いいですね 帽子をかぶって歩きましょう おしゃれしていくから 手をつないで歩いてね 朝が来ても 手の中に残る温度 覚えていてね

          【詩】夢の中で待ち合わせ

          【エッセイ】あなたは十分、許してもらえるかわいい人

          お仕事で、相手に証拠を突き付けたいとか 自分の責任じゃないよと言いたいがために エビデンスとなる資料を集めている人をみると そのやり方、私から見たら違うな~と 思ってしまいます。 エビデンスを集めるよりもたのしいのは 許してもらえる人になること! 素直さと 潔く「ごめんなさい」が言えるなら あなたは十分、かわいい人 明日からやってみて! エビデンスのたくさん引っ付いたメールもらうよりも お相手は「しょうがないな~」 と思ってくれるはず。 ことの重大さにもよるけどね

          【エッセイ】あなたは十分、許してもらえるかわいい人

          【詩】会いたい気持ち、抱えてる

          黄昏時は あなたは誰? と問う時間 あなたのことが知りたくて 会いたくて 会いたい気持ち 抱える時間

          【詩】会いたい気持ち、抱えてる