青山ラムネ

言葉で、世界をふんわり包みたい。エッセイ、詩、短歌などを書いています。主に、恋のこと。…

青山ラムネ

言葉で、世界をふんわり包みたい。エッセイ、詩、短歌などを書いています。主に、恋のこと。昼間は会社員として働きながら、頭はいつも文章を書くことでいっぱい。ちいさな生き物、お花、甘いおやつがすき。

記事一覧

【エッセイ】利用されてる?と思ったら軸はどこかを見直してみる

連休前のこと。 これってもしかして 私のこと利用してる? と思うようなことがありました。 一度そう思ってしまうと その人のことが今は怖いな、 と感じています。 利用…

5

【エッセイ】花を整え、暮らしを愛する

恋愛は少しお休み中 誰かに気持ちを注がないことは ちょっとつまらないけれど しおれてきた花を整えたら 自分の暮らしへの愛情が戻ってきた 自分が生きることの喜びを 失…

6

【エッセイ】ヴェールのような雲

レースのような雲でした 花嫁さんの ヴェールのような 美しいものは 遠くに出かけなくても すぐそばにあるものですね

6

【エッセイ】「今」、というその先に

5月の風が 体の中を通り抜けていく 心はどう? もう少し なにかが必要 スズランの香水があったはず! 香りはいつだって 新しい物語を生きることを 後押ししてくれる さ…

3

【エッセイ】行き詰ったことは行き詰ったまま

初めての場所へいってみた 乗ったことのない電車に 降りたことのない駅 いつもと見える景色が違うと 今まで一体 何を悩んでいたのだろうと思った 行き詰ったことは 行き…

青山ラムネ
11日前
5

【エッセイ】夜間飛行と運命の恋

女は黒い扇を取り出して 私の手首の上にかざした そして優雅な手つきで スプレーをプッシュした レジェンダリーフレグランス ゲラン 夜間飛行 運命が引き裂いた 恋の物…

青山ラムネ
13日前
9

【エッセイ】もっと私になっていく

誰よりも 自分自身に対して まっすぐに生きる いやなことはしない 今日が人生最後の日になるつもりで 後悔しない選択をする 人の事を言う前に 自分が変わる 毎日少しず…

青山ラムネ
2週間前
9

【詩】おやすみなさいのおまじない

毎日の中で 一番やさしい言葉はなんでしょう? 愛する人へ 愛しいペットへ伝える おやすみなさい 毎晩、眠る前に ありったけの愛をこめて おやすみなさい 明日も会えま…

青山ラムネ
2週間前
4

【エッセイ】余白の愛

愛を受け取る 愛を感じる 余白があって はじめてできることかもしれない 表現しない表現もある 余白のある文章は 読み手が立ち止まって考えることができるように

青山ラムネ
3週間前
2

【エッセイ】毎日に変化を

アイラインの色を変えてみる 家にいるけど、口紅をつけてみる 変わりない日々に 少しの変化 世間も何も変わっていないように見えるけど 飛んでいる鳥が変わっていて もみ…

青山ラムネ
3週間前
5

半径20cmのコンパスか、無限のコンパスか

自分の視点を疑ってみた もしかして・・・ 私の見ている範囲は 半径20cmのコンパスで描ける範囲かもしれない 選択肢は無限にあるはずなのに 私は見える範囲の たった1…

青山ラムネ
3週間前
2

【詩】笛の音色の化身は

神事の横笛の音色は 透き通る あなたの声のようでした さくらを一緒に見たいと願いました あなたはとなりにいたのですね 見えないけれど 笛の音の化身となって この笛の…

青山ラムネ
4週間前
2

【詩】雨音

雨音に耳をすます あなたの声 どこかに混じってないかな?

青山ラムネ
1か月前
5

【エッセイ】私、姫になります!

変わりたい でも、どうやって? 私、姫になります! こんな言葉が降りてきた。 姫だったらどうする? 友達の愚痴は聞きません。 男性のご機嫌はとりません。 朝ごはん…

青山ラムネ
1か月前
5

【エッセイ】セピア色の桜:時を超えても見えるもの

祖父の残した古い写真に 桜の木にもたれる、 かわいらしい看護婦さんの写真がある。 映画やドラマの中でしか見ない、 ボリュームのある袖に 長いスカート 背の高い看護帽…

青山ラムネ
1か月前
10

【詩】椿は私

物言わぬ白い紙に 真っ赤な椿を描く 椿は私 あなたは絵具を吸い上げる紙になって

青山ラムネ
1か月前
4
【エッセイ】利用されてる?と思ったら軸はどこかを見直してみる

【エッセイ】利用されてる?と思ったら軸はどこかを見直してみる

連休前のこと。
これってもしかして
私のこと利用してる?
と思うようなことがありました。

一度そう思ってしまうと
その人のことが今は怖いな、
と感じています。

利用されている私は何なんだ?
と悔しくなるし
私の接し方が悪かったのかな
と沈んでしまいました。

騒がずに静かに過ごしみたら
落ち着きを取り戻してきて
元気になりつつあります。

数日間とてもしんどかったけれど
このことで気づいたのは

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【エッセイ】花を整え、暮らしを愛する

【エッセイ】花を整え、暮らしを愛する

恋愛は少しお休み中
誰かに気持ちを注がないことは
ちょっとつまらないけれど

しおれてきた花を整えたら
自分の暮らしへの愛情が戻ってきた

自分が生きることの喜びを
失ってはいけない

おいしいお菓子があるから
今日は丁寧にお茶を入れよう

【エッセイ】ヴェールのような雲

【エッセイ】ヴェールのような雲

レースのような雲でした

花嫁さんの
ヴェールのような

美しいものは
遠くに出かけなくても
すぐそばにあるものですね

【エッセイ】「今」、というその先に

【エッセイ】「今」、というその先に

5月の風が
体の中を通り抜けていく

心はどう?
もう少し
なにかが必要

スズランの香水があったはず!
香りはいつだって
新しい物語を生きることを
後押ししてくれる

さわやかな香りが
「今」というその先には
私の知らない物語があり
たくさんのページがあることを教えてくれる

白紙のページに書きたいことはなんだろう?

可能性、チャンス、運
持っているもの全部を味方につけて
思いのままに生きてい

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【エッセイ】行き詰ったことは行き詰ったまま

【エッセイ】行き詰ったことは行き詰ったまま

初めての場所へいってみた
乗ったことのない電車に
降りたことのない駅

いつもと見える景色が違うと
今まで一体
何を悩んでいたのだろうと思った

行き詰ったことは
行き詰ったまま
放っておいていいかもしれない

おいしいものを食べて
見たいものに会いに行き
自分のご機嫌取りに大忙し

人生はまだまだ
知らない場所だらけ

【エッセイ】夜間飛行と運命の恋

【エッセイ】夜間飛行と運命の恋

女は黒い扇を取り出して
私の手首の上にかざした
そして優雅な手つきで
スプレーをプッシュした

レジェンダリーフレグランス
ゲラン 夜間飛行

運命が引き裂いた
恋の物語の香水

この香りが私の日常になるような
大人の女性になろう

運命の恋を引き受けられるような
強さを持とう

もう少し
体重を増やして
着こなせるお洋服を増やしていこう

********************
山根あきらさん

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【エッセイ】もっと私になっていく

【エッセイ】もっと私になっていく

誰よりも
自分自身に対して
まっすぐに生きる

いやなことはしない
今日が人生最後の日になるつもりで
後悔しない選択をする

人の事を言う前に
自分が変わる

毎日少しずつ
もっと私になっていく

【詩】おやすみなさいのおまじない

【詩】おやすみなさいのおまじない

毎日の中で
一番やさしい言葉はなんでしょう?

愛する人へ
愛しいペットへ伝える
おやすみなさい

毎晩、眠る前に
ありったけの愛をこめて
おやすみなさい

明日も会えますようにの
おまじない

お星さまが見守る中
おやすみなさい
いい夢がみれますように

【エッセイ】余白の愛

【エッセイ】余白の愛

愛を受け取る
愛を感じる
余白があって
はじめてできることかもしれない

表現しない表現もある

余白のある文章は
読み手が立ち止まって考えることができるように

【エッセイ】毎日に変化を

【エッセイ】毎日に変化を

アイラインの色を変えてみる
家にいるけど、口紅をつけてみる

変わりない日々に
少しの変化

世間も何も変わっていないように見えるけど
飛んでいる鳥が変わっていて
もみじの若葉が出てきた!

きっと私も
ちょっとずつ変わっているはず

半径20cmのコンパスか、無限のコンパスか

半径20cmのコンパスか、無限のコンパスか

自分の視点を疑ってみた
もしかして・・・
私の見ている範囲は
半径20cmのコンパスで描ける範囲かもしれない

選択肢は無限にあるはずなのに
私は見える範囲の
たった1つの選択肢を選んで
決めつけていないかな?

無限の可能性が描けるコンパスがあるのなら
はい!そっちがほしいです

タンポポの綿毛がどこまでも飛んでいくように
私も無限の可能性があるかもしれない

【詩】笛の音色の化身は

【詩】笛の音色の化身は

神事の横笛の音色は
透き通る
あなたの声のようでした

さくらを一緒に見たいと願いました
あなたはとなりにいたのですね

見えないけれど
笛の音の化身となって

この笛の音がする方向が
暗闇の出口

血液が逆流して
入れ替わるような春

もう一度
あなたに出会い直すために

【詩】雨音

【詩】雨音

雨音に耳をすます
あなたの声
どこかに混じってないかな?

【エッセイ】私、姫になります!

【エッセイ】私、姫になります!

変わりたい
でも、どうやって?

私、姫になります!

こんな言葉が降りてきた。

姫だったらどうする?

友達の愚痴は聞きません。
男性のご機嫌はとりません。
朝ごはんは、きちんと座って、ゆっくりいただきます。
お弁当の包みは、きれいな花柄です。

ちょっとずつ、ちょっとずつ変わっていこう。
自分を大事にして、生きていこう。

【エッセイ】セピア色の桜:時を超えても見えるもの

【エッセイ】セピア色の桜:時を超えても見えるもの

祖父の残した古い写真に
桜の木にもたれる、
かわいらしい看護婦さんの写真がある。

映画やドラマの中でしか見ない、
ボリュームのある袖に
長いスカート
背の高い看護帽。

日中戦争で負傷して
東京の陸軍病院に入院していたころの写真だ。

セピア色の桜なのに
いまそこで咲いているように見えるのは
どうしてだろう?

花の持つ色のせい?
それとも祖父は密かに
恋をしていたのだろうか?

山根あきらさん

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【詩】椿は私

【詩】椿は私

物言わぬ白い紙に
真っ赤な椿を描く
椿は私
あなたは絵具を吸い上げる紙になって