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甘い菓子より温かい言葉を

「応援してますよ」

そのたった一言を目にして涙が溢れた。

これまで「応援してる」とコトバにすることは、相手へプレッシャーをかけてしまうと思っていた。

だから「応援してる」と伝えることを避け「無理しないでね」と受験を控える友人や子どもたちに伝えてきた。

それがどうだ。

いざ自分が「応援してます」と言ってもらったら、こんなにも嬉しい気持ちになるなんて。

同時に温かなコトバに飢えている自分に気づく。

そうだ。

物を言わぬ猫を連れ、乗り込んだ彼の家。
義両親と連れ子のいる未知の領域は温かいコトバなんてなかった。
自分で選んだ道だからと、冷たいコトバを受け止めてきた。

さらにフリーランスとなり、部屋に引きこもってひたすらPCと向かい合う日々。

話し相手は自分。

まだやれるのか。やっていけるのか。
やらなきゃわからんだろう。結果が出るのはこれからだ。

なんて...不安な自分と励ます自分との押し問答。
ぐるぐると今後のことを考えながら、やらねば終わらんと仕事をこなす毎日。

甘いものを食べても満たされず冷えきった心が
「応援してますよ」の一言で温まっていった。

ありがとう。

頑張っている人と出会ったら
これからは素直に「応援してます」と伝えよう。
温かい言葉を多く発信できるよう、心をこめて文章を綴っていこう。

夢のあるものをつくっていきます。応援していただけると嬉しいです。