3/31(水) ナチュロ9カフェ ~超自由な❝日本国憲法❞読書会~

私たちの生活に実はとっても役に立つ ❝日本国憲法❞ 。
たとえば、13条

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

この条文をひとりで読んでみた時の率直な感想…
「わかるんだけど、、、わからない。」
言葉の意味はわかるんだけれども、漠然としていて何だかよくわからない…。
私の生活と何か直結するのかな?役に立つのかな?どんなときに?

これを、ナチュロ9カフェで数人で読んでみると…
「〇〇って言葉が、よくわからないね。」
「これって、こういうことじゃないかな?」
「こんな風にも読み取れるよね。」
「こういう場合に使えるってことかな。」

考え方や感じ方は十人十色。
だからこそ、いろんな解釈や発見があっておもしろいです。

そして、このカフェの最大の特徴は、
会話の中に、「正しい」とか「間違い」がないこと。
専門家もいないし、「こたえ」もありません。
だから、このカフェに参加したら問題がスッキリ解決した!とはなりませんよ。

でも!!
 日々の生活の中でのちょっとした疑問について、他の人はどう思っているのかな?ちょっと聞いてみたいな。そういうことありませんか?

このカフェでは、みんなが今よりもほんの少し楽になれるようなヒントが見つかることを願って、自由にゆるゆると語り合います。

今回のテーマは、
斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』を題材に、気候変動や環境のこと、それらに密接な資本経済のことを、みんなで考えてみます。
難しいテーマだからこそ、とーってもゆるゆると。

「人新世」
あまり聞きなれない言葉ですが、著者の斎藤氏によると、

❞人類の経済活動の痕跡が、地球の表面を覆いつくした年代❞

という意味なんだそうです。
私たち人類が発展や経済を優先してきたために、いまや地球全体が人工物に覆われて自然環境が破壊され、もうすぐ人類が住めなくなりますよ、ということ。
これまで気候変動や環境問題への取り組みとして、世界のさまざまな国が競いながら ”新たな技術” を開発してきました。そして今度はその ”新たな技術” の影響で別の問題が発生し、さらにまた新たな技術で対処…ということを繰り返してきました。こうやって経済も発展させてきたわけですね。

でも。このままの経済活動を繰り返しながら進んでいくと、地球はどうなる?もう手遅れなの?
この地球をこれ以上破壊せずに次の世代、そのまた次の世代に残していくために、いま私たちができることは何?
そんなことに少しでも興味があれば、一緒に話してみませんか。専門知識なんて必要ありません。
私たちのいまの生活をちょっとだけよく見つめてみる。
こたえは見つからないかもしれない。何もできないかもしれない。
それでも、「知る」だけでも大きな一歩。知ったら少しだけ世界が違って見えてくるかもしれないですよね。

日 時:2021年3月31日(水) 15:00-16:00
場 所:zoomに接続できる環境ならどこでもOK
参加申し込み:3月30日(火) 20時まで

開催日の3月31日(水)は、一粒万倍日と天赦日という二つの吉日が重なる開運日☆
新しいことを始めてみたり、ちょっと勇気を出して挑戦するのに最適な日なんだそうです。
ぜひ一緒に、そして気軽に参加してみませんか?


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