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#ネタバレ 映画「ハッピーウェディング」

( 引用している他の作品も含め、私の映画レビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

「ハッピーウェディング」
2016年作品
(ケンカツ)の原型か
2019/1/6 10:22 by さくらんぼ

観て驚きました。映画「ハッピーウェディング」は、TVドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)の原型でもあったようです。

比較すると、新米ウエディングプランナーと、新米ケースワーカーの違いがあるだけで、自転車で走り回り、悩み多き人たちを手助けする仕事に変わりはないのでした(めでたい結婚にも、それなりの悩みがある)。

つまり、「健康で文化的な最低限度の生活」(ケンカツ)は偶然の産物ではなく、狙いに行った渾身の作品だったのかもしれません。

コメディタッチの映画「ハッピーウェディング」は予定調和ぎみですが、それでもクライマックスには感動させてくれました。映画館で観ていたらウルウルしていたかもしれません。

そして、結婚式場だからなのか分かりませんが、一段とカワユイ吉岡里帆さんが躍動しています。

★★★★

追記 ( 「釣舟屋」から「自立支援」まで ) 
2019/1/6 22:39 by さくらんぼ

ヒロインの実家は「釣舟屋」をやっています。これはヒロインが勤める「結婚式場」と同じですね。「夢を売る商売」として。

「釣り」も「結婚式」も、人生の宝物の一つです。

「充実した人生には、夢が必要だ」。

この映画の語っていることは、そこでしょうか。

ちなみに(ケンカツ)では、生活保護受給者の「自立支援」も描いています。「自立支援」とは「自立という夢への応援」でもあるのですね。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


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