見出し画像

#ネタバレ 映画「スリープレス・ナイト」

「スリープレス・ナイト」
2017年作品
あんな仕事はやりたくありません
2018/2/23 10:24 by さくらんぼ

( 引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。 )

妻子や同僚にも秘密にし、特命の麻薬潜入捜査を20年も続けていた公務員(警官)が、ある日トラブルに巻き込まれるのです。

息子を誘拐され、組織からも、事情を知らぬ味方からも、そして警察の内通者からも、命を狙われる羽目に。

そのとき信じられるのは素人である己の家族だけでした。

舞台は不夜城・ラスベガスのカジノ。

「ギャンブルという不確実性」、その空気感を上手に描いた作品です。

そんなに派手なアクションは有りませんが、緊迫感はあります。

あんな仕事はやりたくありません。

★★★☆

追記 ( 映画「羊の木」 ) 
2018/2/26 17:02 by さくらんぼ

潜入捜査官でなくても、普通の公務員にも守秘義務があり、職務上知りえた秘密は墓場まで持って行きます。だから家族や、民間人の友人にも、あまり仕事の話をしたがりません。

そんな公務員の、恋人や家族に、度を越えて接近する、「自分が担当している住民」があったら、その公務員は言い知れぬ不安感を抱く可能性があります。それが公務員の性(さが)なのかもしれません。

先日観た映画「羊の木」から、そんなことも感じました。そしてこの映画「スリープレス・ナイト」の怖さも似ていると思ったのです。

追記Ⅱ ( 映画「孤狼の血」 ) 
2018/5/19 9:11 by さくらんぼ

映画「孤狼の血」から、この映画「スリープレス・ナイト」も連想しました。

内容的には違いますし、個人的には前者の方が感動したけれど、「お役目ご苦労様です」と頭を下げたくなる点では、良い勝負。



( 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?