「ダーティハリー」
1971年作品
モーツァルト
2017/7/23 9:46 by さくらんぼ

（　引用している他の作品も含め、私のレビューはすべて「ネタバレ」のつもりでお読みください。）

モーツァルトの音楽を聴いていると、一曲の中に暗い部分と明るい部分があることに気づきます。

今は違いますが、一時期の私はその暗い部分を不快に思い、明るい部分もやっぱり不快に思ったものでした。

ところで、映画「ダーティーハリー」シリーズには、変質者の犯人が多いように思います。とくにこの第一作目はそうです。日本の刑事ドラマの様に「哀しい過去を背負った犯人」ではなく。

ですから、このシリーズを嫌いだとは言いませんが、されとてその「棘」のために愛好することもできませんでした。

でも、ストレートなマグナム４４と刑事、そして対照的な変質者（曲者）は、モーツァルトのごとく配置されたものだったのかもしれないと思い直したのです。

★★★★

追記 （ モーツァルト ） 
2017/7/23 9:50 by さくらんぼ

そして、この刑事と犯人は、どちらもアウトローという点では同じです。

社会からはじかれた人間の、

コインの裏表。

（　最後までお読みいただき、ありがとうございました。　

更新されたときは「今週までのパレット」でお知らせします。）