バーチャルファッションが普及するまでのステップ

タイトルが大仰なのでこの後に続く話に見合うかどうか恐縮なのですが、それは置いておいて。
下記のYoutubeでDJ RIOさんとけんすうさんの対談より、SNSの変遷と、未来予測のお話しをされております。

文字にすると、下記のようにおっしゃっています。

 テキスト→写真→動画[←イマココ]→常時接続→VR

こちらの対談を見る前に、大学生からZ世代に流行っている常時接続SNSのお話を聞いていたので、なんでそのサービスが流行っているのか、どう理解したらいいのかわからなかったのですが、上記を見て腹落ちしました。

下記が、Z世代に流行っている常時接続型SNSの例。

-Zenly
自分の現在地を知らせるアプリ

-BeReal
ランダムな時間に、今何をしているかをアップするアプリ

自分が使うか?と言われたら、既に今使用しているSNS(Twitter, Instagram, Facebook, Discord)で十分だから使わんよな…と思ってしまいました。
単にツイ廃でTwitterに常時接続しているからかも知らん。

今のメタバースはどんどん人が増えており、もっと手軽にできるようになって、マスにまで浸透するようになるまでもう少し時間がかかるでしょう。

それまでの間、メタバースが一般化するまでのステップとして、上記のような常時接続型SNSが入ることにとても納得しました。

*余談
VRChatでは、フレンドになった人のイン状況といるワールド、ワールドの参加条件(友達のみ、招待のみ、プライベート)が常時わかり、ある意味では常時接続が普通です。
常時接続感を求めてなのか分かりませんがPC作業をしながら、デスクトップモードでVRChatにインする、という人もいます。
また、一つの文化としてVR用HMDを付けながらバーチャルの世界で眠るVR睡眠というものもとしてあります。
これらも、大きく言えば常時接続性の文化ではないかしらと。

とあるウェビナーで聞いた話では、糸編商社では既にデジタルファッションデータを商用に利用されているとのことでしたが、サンプル作成前に完成図として3Dデータを作成し、デザイナーやパタンナー、メーカー担当者が打ち
合わせをする用途とのことでした。

デジタルで作られたファッションを、フィジカルやデジタルで着装する、ということが当たり前になる未来まではもう少しかかりそうです。

他にも各社、ECでのデジタルフィッティングなどを取り入れていますが、言葉のイメージから想像されるような"デジタルファッション"の萌芽は個人的に2023年あたり、普及は2025~2028年あたりなのではないかと思っています。

デジタルファッションという分野においての個人的な所感を少し話します。
VRにおけるバーチャルファッションの流行がマスまで落ちるのはもう少し先、だから今はカッティングエッジなことをやり続けことが確実に未来につながると思います。
やり続けることで確実に見えてくる景色が変わってくるでしょうし、これから訪れる時代の変化も真っ先に目の当たりに出来るでしょうし。

未来は僕らの手の中 (©︎THE BLUE HEATS)ということだと思います。

デジタルファッションという言葉が、どういう定義に着地するのかも含めて引き続き見続けていきたいと思います。

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