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第1章 その④

~中学校生活 どん底の中2編~

成績はみるみる落ちて行き、ひとりぼっちで心の拠り所がありませんでした。
唯一相談できたのが中1から持ち上がった担任で、何回か手紙を渡して相談にのってもらったけれど…。
それだけでは真っ黒な岩のように重い、どうしようもない悲しみの塊が抑えきれなかったんだ。
 
 
すっかり夜の森に迷い込んでしまった。
 
 
だんだん眠れなくなってきたなぁ。
※「眠れない」は、病気の始まりのサイン!!
 
 
ある日「カウンセリング」を受けたいと思って、カウンセリングについてネットで調べてみようと、夜中にこっそり起きていろいろ調べたんだ。
 
 
面白くて何日もそういう日が続きました。
すると「南条あやの保健室」というサイトを見つけたんだ。
同じような悩みを抱えている人が、わんさかいたなぁ。
しかーし、「リストカット」を繰り返している人たちだったー。
私はそのサイトにハマり毎日書き込みを読みにいき、そして、のめり込んでしまうんだ。
 
切ったら楽になるのかな、と思ってカッターで浅く切ってみると、その時は何と言っていいのか、うれしいというか、そういう危険な感情でした。
 
 
後になって跡がうっすら残り、後悔しています。
それに切ったところの痕が痛いぞ!
自業自得ってやつだよ!by自分
 
それが半月くらい続いて…とある日、私も「病院に行きたい、眠れない、不安」と書き込みをしてみたんだ。
すると何件か返事があって、「パン◯ダン、という市販薬を買ってみたら」とのことでした。
早速、学校帰りに制服のまま薬局に行って、「パン◯ダン」を買ってしまったんだよ。
 
 
私は一生のうち、薬で悪いことは一回もしていません。
 
 
指示通りに飲みました。
 
 
私には、ちっとも効きやしないじゃないか。
 
 
親にも相談できない。
 
 
どうしよう。
 
 
でも、それは、丁度、漢字検定の予定を立てている時だった…。
「みて!予定これでいいかなー?」と母にリストバンドをせずにカレンダーを見せてしまったら…
「どうしたのぉぉ?」
やっと心の底から泣きました。泣けたんだ。
そして「病院に行きたい」、と言って…
 
ここから長きに渡る闘病生活が始まるよ。
 
 
 しば犬1号も家族の一員になりはじめます。
 
ある時はお外で番犬、ある時は町内パトロール(という名のお散歩)の生活が始まるのであります!!
夏のお外は暑いし、冬は寒かったなー。寝るときは玄関だぜ!
まあ、ケージの中には誰も入れないから、安心して眠れるんだけどね。
byしば犬1号

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