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レオヴィスタバスケットボールクラブ新潟夏合宿!

こんにちは!

ストレングス&コンディショニングコーチでありムーブメントコーチの山越です!

前回も書いた、私が所属する千葉県は柏市を拠点に活動するレオヴィスタバスケットボールクラブの夏合宿について書きたいと思います。

レオヴィスタバスケットボールクラブのHP↓


レオヴィスタバスケットボールクラブ新潟夏合宿


今回も去年と同様3泊4日でした。

練習スケジュールは初日と最終日以外は

・早朝練習
・午前練習
・午後練習

と3部構成でした。

各時間帯で私はストレングスコーチとしてトレーニングを担当しました。

早朝は砂浜でのラントレ。

エコロジカルアプローチを読んでからというもの、砂浜など普段と違う環境でのトレーニングの有用性をより一層確信できました。

シンプルイズベスト、ベーシックイズベストだけど、それがあるからこそ環境・負荷・制限など様々な因子を調整してあげることでプラスの効果が得られます。

詳しくは読んでみてください。

エコロジカル・アプローチ↓

朝焼けの時間帯からホテルを出発
砂浜。5時台でも日差しは強かった。

ちなみに私は生徒たちを砂浜までジョギングで先導していきました。

約20分の道のりの往復。

普段から有酸素運動やインターバルトレーニングを行っていますが、ジョギングはしていないので心拍数爆上がりでした。最大170はいってた。

朝練からまたジョギングでホテルに帰ってきて、そこから大急ぎでシャワーを浴びて朝食。

ビュッフェ形式でした。いろんなものに目移りしてしまって大変でした。

大量に野菜を摂れたのが良かったです。

午前練と午後練は基本的に同じ体育館で練習。

暑い中、3〜4時間ほどの練習の中にトレーニングの時間を1時間ほど入れてもらって男女それぞれトレーニングをしました。

トレーニングの内容

男女別々にトレーニングのオーダーをいただきましたが、

反応・切り返し

が共通としてありました。

やはりバスケットは反応して、動くということが多く求められる競技故に反応の遅さや切り返しのスキル不足は致命的になってきます。

なのでこの部分に関して

ムーブメントトレーニングと機能神経学をベースにしたトレーニングを組み合わせてセッションを進めていきました。

特に切り返し。

このスキルが不足していると、実際のプレイでも適切な切り返しができず怪我をしてしまうケースが多く見受けられます。もちろんプレイでも相手にイニシアチブを取られます。

こういう減速や切り返し、ストップのスキルは体系立てて教えられるストレングスコーチはまだ少ないだろうし、ましてやその競技のコーチには少ないと感じているので、そこの部分で自分には存在価値があると信じています。。。!

減速のポイントは

・進んできた方向と逆方向に力をかける
・お尻、腿裏の筋肉を伸ばした状態で力発揮をする(筋のエキセントリック収縮)
・そのため必要なヒップヒンジ、股関節の引き込みを適宜行う
・一つの脚に持たせて良い役割は原則一つまでにする

です。

ここいらに関しては、過去のムーブメントトレーニングセミナーで解説しているので良かったらどうぞ
↓↓↓
「減速・ストップ」

「方向転換&切り返し」

ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day2「横方向の加速・減速」

ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day3「多方向への減速」



減速・ストップて結構筋力が必要になります。
筋力が必要になるということは必然的にある程度の筋のボリュームも必要になっていきます。

そういう意味では中学生だろうが、小学生だろうが、負荷をしっかり設定し(最初は自重で十分)、フォームを徹底的に管理し、適度な回数で行えればストレングストレーニングもどんどん行っていくべきなんですよね。

ちなみレオヴィスタでは普段の練習からもシンプルな筋トレを取り入れています。
この小さな積み重ねが中学の時もそうだが、卒業し高校、大学、それ以上のカテゴリに進んだ時に役に立つと確信しています。

可動域や、重心の掛け方、腹圧の掛け方、呼吸の方法など諸々含めた上で綺麗なフォームで筋トレできるって結構な財産だと思うんですよね。

なので彼・彼女らに今だけでなく、将来的にも役立つトレーニングを指導しています!

合宿で気になったこと


それは

「ご飯を食べられない子が多い」


ということ

朝のビュッフェでも少量しか取らない、自分の好きなものしか取らない
昼・夜のご飯でも時間内に食べ切れない

などなど、激しく運動するはずなのに、その運動量に見合わない量のご飯の量の選手がちらほらいました。

学年、というか体格の違いはもちろん考慮できるのですが(身長がまだ伸びている段階なので胃や腸がまだ未発達)、でも下の学年の、身体の小さい選手でも全部食べ切れていたのでやはりご飯を食べることもトレーニングしていかないといけないなと痛感しました。

逆に食べれている子はすごい。
朝から何杯もおかわりするし、弁当が余ったら二個食べて、そのあとでも平気で練習してるし、何より練習でバテない、筋肉が大きい。

しっかりと食べて、身体を大きくし、バテない身体を手に入れよう!

色んな発見があり、とても有意義な夏合宿でした。
ストレングスコーチとしては、この合宿で見つけた課題をしっかりと解決し、チームに還元していけるよう、また勉強の日々です。

とりあえずチームは合宿後から試合が立て込んだり、僕自身の都合があったりで、チームに合流するのは月末近くになりそうです。

サービスエリアからの景色。のどか。

それではまたー!


過去セミナー ダイジェスト&購入

↓↓↓↓↓
「スプリントのスタート」

「減速・ストップ」

「一流の横の動き」

「当たり負けしない身体の使い方」

「方向転換&切り返し」

「ジャンプトレーニング」

「基本姿勢からの動き出し」

ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day1「スプリント」

ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day2「横方向の加速・減速」

ムーブメントトレーニングセミナー山越塾day3「多方向への減速」


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