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コンビニ兄弟-テンダネス門司港こがね村店-/町田そのこ

待って今気づいたことがあります、
この本、タイトルで盛大にネタバレしてるな…?!

基本的に難しいこと考えずに、
言葉そのまま、流れそのままに物語を楽しむタイプの私です。

皆さんはどうやって楽しむ人ですか?

小説もドラマもね、
考察してる人、今たくさんいるじゃない。
それこそnoteやyoutubeで、
タイトルの頭文字打っただけで、
溢れるように感想やなんやが出てくるものね。

すごい時代ねぇ。

そのまま素直に読むタイプの私、
やっぱり町田そのこさん、
私は夜空に泳ぐチョコレートグラミーが1番好きだったな。なんて。

個人の感想です。

伊坂幸太郎さんや、森見登美彦さんの、
テンポのいい物語の持っていき方が大好きで、
小学生の頃から首位伊坂さんが変動無しだなぁ。

メディア化されやすいおふたりだし、
仙台・京都と固定舞台だから
なんやかんやメジャーだからなんだかこそばゆいけれど。
だいすきが高じて40日間も本の紹介しておいて、
まだ紹介できてないものね。

町田さんのチョコレートグラミーを読んだ時、
きっと短編だったからか、
アイネクライネのように、夜は短しのように、
流れるように繋がって、問題を羅列したら重苦しいのに読後感が爽快で、ああ、待ってた!って思ったの。でもやっぱり短編と長編では勝手が違うのですね。

テンダネスはね、コンビニの名前。
フェロ店長の不埒日記としてpixiv1位になっちゃうほどのフェロモン爆発店長のいるコンビニを舞台に、あらゆるひとが行き交い、出会い、別れるお話。1話簡潔だからさくさくいけるね。

まだ終わりきっていないような読後感。

風呂敷をそれぞれに手繰り寄せて膨らませたいね。

おやすみ

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