私は安心して帰れる場所を求めて20代は世界を放浪していました。
どこかに、誰かが私を受け入れてくれる場所がある！！

それを信じてフラフラしていました。

ある時ふと、
このままでは見つからない。

そう感じて死ぬ前にやりたいことは？

１）インドでヨガ
２）フリーダイビング

そのインドで、私が求めている答えが外ではなく内側にあると気づく体験をして。内側が外側を作り出しているんだと。

とはいえ、なかなかその答え＝安らぎや本当の自分と繋がる感じがわからない。それよりも自分の内側のしこりと向き合うとは、あの時の恐怖をまた味わらないといけなかった。これが痛いのなんのって。

それほど深く傷ついていて、その痛さを感じないようにするために自己否定という思考が常に自分を攻撃してくる。

そんなことにも気づかずに、この思考が私だと信じきっている。

いつになったらこの闇から抜けれるのだろう、、

約38年間、正直苦しさしかなかった日々。

なんのために生きているのだろう。。。

幸せってなに？
安心感や愛が欲しい。。。

そう私はずっと頭で感じようとしていたのです。

考えるのではなく、感じることが大切だと言います。

それも私は考えていました。w
このことは私がお世話になっているセラピストさんもよく言われていること。私も同じトリックにかかっていました。ということにハッとさせられた今日。

ふと目にした雑誌にこう書いてありました。
"Money can buy you a pretty good dog, but it can't buy the wag of his tail."
お金でとても素晴らしい犬を買うことができる。だが、お金で犬にしっぽを振らせることはできない。

私が欲しいもの、、、
お金で買える？買えない？

お金で買えないものって、、

と考えていたとき、
体の中がふわあっと緩んであったかくなってゆく感覚を感じました。
あったかい温泉に浸っている感じ。

安心して今ここを生きる。

それを初めて体で感じれた瞬間かもしれません。

内側に初めて安心感を抱けた感じ。
本当に不思議な感覚です。

とはいえ、
わかった！と感じて、もう大丈夫。となってはまたわからない！と巻き込まれることがあることを理解してきたので、ゆっくりゆっくり体に浸透していきたいと思いますが。

確かにこれは頭ではわからない感覚。
だから実践の体験が必要なんですね。

私の場合、（というかこれは全ての人に繋がるものだと思う）
体の緊張を緩めてゆくことで思考が鎮まり、今ここの体にある安心感を感じれるようになったのだと思う。

言葉のない体の内側の安心感は、
私が自然の中で感じてきたものと似ている。

けれど、それよりももっとあったかさを感じる。

やっと人間として生き始めたんだなあ。。。