ハタチノコロ はじめてのヨーロッパ(21)みんな元気でね~~サヨナラ。

3/17 夢のような17日間のツアーは今日で終了。みんな1つのファミリーみたいだったので、別れるのが本当に寂しい。朝荷物をまとめてコーチを待っている間、みんなと別れのあいさつをした。ティム&スー夫妻はホントに優しくて、私が困ったときいろいろ助けてくれた。スコット&ヴァネッサはいつも気にかけて話しかけてくれた。ヴァネッサのクリクリ目のOh, my god!!が見れなくなると思うと寂しい。サラ、ラヒシ、パット&レック、この4人とはよく一緒に出かけて、みんな個性丸出しで大変だったけど、とてもいい思い出。そして誰よりもベリンダ、ずっと部屋も一緒で言葉もたどたどしい私にいろいろ教えてくれたし、コーチもずっと隣でいっぱい楽しいお話をした。17日間も外国人と一緒の部屋で生活するなんて初めてだった。Good morningから始まってGood nightで終わる日々。たとえ言葉が不十分であっても、お互いに調子の良いときも悪いときも、相手を思いやる言葉を掛け合う。それは国籍が違ってもみんな同じ。相手が自分と全く違う考え方を持っていても、文化の違いがあっても、それを受け入れることはとても大事。お互いを尊重していれば理解し合うことができる。このツアーでいろんな人に会い、触れ、見聞きし、感じることがたくさんあったけど、こんな貴重な体験が一生のうちあと何回できるだろう?ちょっとでも懐の深い人に近づけたら嬉しい・・そんな思いでコーチに乗り込んだ。カレーからドーヴァーまでのカナルトンネルを車で通過する。行きはフェリーだったけど、それとはまた違ったルートであります。コーチの中ではみんなが運転手アルマンドのテーマ(ソレントからの帰り道にアルマンドがかけて大ブレイクした曲)を歌って、かなりテンションアゲアゲになっていた。カレーに到着したけど、出国審査なんて一体どこでやってるの?という感じのだだっ広い駐車場みたいな所で一旦降ろされた。DUTY FREEを見つけたので、とりあえずそこで買いそびれたお土産を買ってから出入国の審査へ向かう。プレハブ(?)の建物に検査官が2人いる。手続きになんと時間のかかること・・でもカナルトンネルのスタンプが押されるのなんて超レアだから嬉しいw 審査官は終始にこやかで「はい、どーぞ。」って感じの余裕の入国。コーチに乗り込むと車体丸ごと高速移動するコンテナに乗せられ、細長い筒状のトンネルの中に入っていく。横から見るとうなぎの寝床みたい。乗ってしまえば何てこと無い、1時間もすれば対岸に着いた。ホント、テクノロジーってすごいw

あーあ、とうとうイギリスに戻ってきちゃった・・残すところあと2日の滞在でもう日本に帰らなくては・・ドーヴァーからの殺伐とした風景を抜けて、コーチはロンドンに到着。そこは出発地だったラッセルスクエア近くのホテルだった。本当に本当にみんなと最後のお別れ。ハグして別れの言葉を掛け合う。ベリンダとはまた必ず再会する約束をした。ガイドのステンカにはムカついたりもしたけど、とても気さくで明るくて楽しい人だった。ありがとう。お礼を言って別れた。ぽっかり心に穴が空いた感じだけど、みんなと別れて何しよう?w 黒塗りのタクシーを止め、パットとレックとお別れするときにタクシーに乗り込んだ写真を撮ってもらった。中も広いし、ちょっとリッチになった気分。ドライバーの身につけているものがなんとなく気品があるし、運転席と後部座席の間には透明の仕切りがあって何となく安全だし、SOHOのユースホステルまで700~800円だったと記憶しているので、さほど料金が高いわけでもない。この黒塗りタクシー気に入ったw ロンドンのYHの中でもオクスフォードストリートから至近で買い物や交通の便がとても良いオクスフォードストリートYHに今夜は泊まる。COSMOSツアーに出かける前に1泊したところだ。チョウさんとカネゴン、元気かなー?カネゴンはドイツに行ってもう帰国してるかなあ?あれからもう3週間が経とうとしている。ホントに早い!今日から2日間は1人での滞在になる。チェックインを済ませたら荷物整理して、近所を散策しに出かける。

ここUKもご多分にもれず店が閉まるのが早すぎる!やはりヨーロピアン式怠慢経営だw あまり開いているところもないから、とりあえず諸国マック事情をチェックするために店に入った。カウンターに出てきたのは黒人の女性店員。めっちゃ無愛想。ニコリともしないし、相槌も打たないし、最低限の言葉しか発しないし、サービス精神ゼロ。ネタかよ?って思うくらいひどい。しかし、今まで各地のマックに入った中で最低だったな、ロンドンのマックはwwマックを出て、超高速で夜のビッグベン、テムズ川散歩をしてから一旦宿に戻る。帰ってきたらすぐ寝れる準備を先にしてから、徒歩5分くらいで行ける老舗のジャズクラブである100clubに行ってみた。内装はとてもイギリスらしいトラッドな雰囲気だけど構えた感じはなく、ジャズファンでなくても気軽に足が運べそうなハコだった。ジャズクラブだけど、かつてはセックスピストルズなどもたまに演奏していた由緒あるライブハウスでもあったのだ。アーティストも曲の名前も知らないけど、アメリカの黒人たちが奏でるジャズとはちょっと違い、わりとポップなジャズだった。最初はガラガラだったのに、お客さんも続々と入ってきて気づくと結構埋まっていた。日本人もちらほら見かけた。記念に100clubオリジナルTシャツとバッジを買った。宿からこんなに近くでこんなにステキな音楽が体験できるなんて、とても贅沢な気分。宿に戻ったとたん、17日間の旅の疲れがどっと出てすぐ落ちたzzz 

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