ハタチノコロ はじめてのヨーロッパ(6)RED LIGHT DISTRICTのお勉強♡

3/2 Good Morningから始まり、Good Nightで終わる1日。この生活が17日間続く。きっとこの旅が終わる頃には英語の思考回路が出来上がっているだろう・・。How are you?とかHow do you feel?とか聞かれるのだ。日本人同士だとおはよう!くらいは言い合うけど、毎日「調子はどう?」的な言葉はあまり掛け合わないよね(せめて病気になって寝てた翌日とかか?)。お約束だとしても相手を自然に気遣ういい習慣だね。今朝はモーニングコールで起こされた。このツアーはスピーディーにたくさんの都市を周るから忙しい。ヨーロッパ初体験の私にとっては、ハイライトが一気にたくさん見られて良いのだけど。ホントは1都市に長く滞在するタイプがいいけど、今回気に入った都市だけを別の機会にじっくり訪れるのもいいな。朝食のとき、韓国系アメリカ人のサラの部屋にもう1人女の子が入ってきたと聞いた。彼女はラヒシという名前のブラジル人。ユーロスターでブリュッセルまで追いついて今日から参加。美容に意識高そうなキレイな子だった。今日はあいにくの雨。私たちはまずアムステルダムのチーズと木靴の工場を訪れた。中は木のニオイがぷーんとした。入っていくとおばさんがチーズ作りの説明をしてくれた。1匹のネコが擦り寄ってきた。なんかこのネコ、チーズを欲しがってる。かわいー♡部屋の周りには丸いチーズがたくさん並んでいる。試食も置いてあった。ペッパー、ガーリック、プレーンの3種類。買って帰りたいけど、ホールサイズのチーズはかなりの重さになるからやめておくw そこの木靴作りのおじさんがまた面白い。手慣れた感じで木をくりぬくパフォーマンスを披露しているのを見ると、これ1本で食べてんのかなー?それとも副業?なんて考えてしまうw オランダに来た記念に、チーズと木靴とは全く関係のない小さな陶製のベルを買った。次はダイヤモンド工場に移動。ベルギーは有名だけど、オランダもダイヤ有名だっけ?やたら背の高いオランダ人のおばさんがデカイ声で英語を話しながら案内してくれた。1階ではカッティングと加工を、2階では既製品の販売を行っている。ただ何となく見ていたけど、たまたまシンプルでわりと値段が手頃なのがあったので、思わず買ってしまった。0.1カラットのが3つ並んでいるデザイン。品質保証の紙には ①CARAT WEIGHT → 1ct=100 points of 0.2grams、②COLOUR GRADE → rare white、③CLARITY GRADE → small inclusions、④CUT → brilliant とある。ダイヤなんて自分で買うの初めてだし、あまりよくわからないけど、ダイヤは4Cというのが大事とはよく聞く話。もうすぐ自分の誕生日だし、ダイヤは誕生石でもあるから自分へのプレゼントにしてあげようw 

ランチタイムになった。ラヒシはダイエットブレッドを持参している。やっぱり予想通り意識高い系だったw それをみんなで食べることにした。ダイヤモンド工場の奥に休憩所がある。そこはドリンクが無料だったので、それを利用しないわけにはいかない(学生貧乏旅行者の性!)ランチの後は市内観光に向かった。何やら立派なヒゲを蓄えたオランダ現地ガイドがバスに乗り込んでいた。車で市内をぐるっとひと回りしたあと、アムステルダム国立博物館を見学。ここにはバロック期を代表する画家として有名なレンブラントの「夜警」がある。でも、博物館とか美術館ってガイド付きで周るのあまりスキじゃないな。自分のペースで見たいし、少しでも多くの作品を見たいから、はぐれない程度にみんなから離れて見ていた。大きなキャンバスに暗いトーンの絵が多いけど、光と影の明暗がうまく描かれている。やっぱり本物を見ると圧倒される。この後はカナルクルーズ。日本で言うなら遊覧船のようなものに乗った。そしてハイネケンを片手に乾杯!外はまだ小雨が降り続く。メナム川にせよ、保津川にせよ、川下り的なものって何だか面白い(明日はライン川クルーズ♪)。クルーズを終えて、夕刻にはホテルに戻った。今日泊まるのはGalaxyホテル。まだ時間も早めなので、もう一度出かけることにした。ベリンダは何か食べ物を持ち帰って部屋で過ごしたいみたいなので、サラとラヒシと3人で出かけた。ロビーにツアーメンバーが集まっていたので、彼らと一緒に行ってみることにする。そこでタイから夫婦で参加している夫のパットと妻のレックに出会う。私がタイに行ったときの話をするとすごく嬉しそうにしていた。パットはタイ語なのか英語なのか日本語なのかよくわからない言葉をふざけて話したり、とてもおちゃめ。レックはタイ人の中でもかなり美人でスリムなのに胸もあるしスタイル抜群。昔フィリピンエアラインのCAだったみたい。なるほど!それっぽい!!化粧の仕方とかエアライン系の女性っぽいしw イギリスで英語を4年間も勉強したというからペラペラ。冗談が大好きで底抜けに明るいパット自慢の奥様だ。タイ人はよく眉間にシワを寄せるが、この2人も例外ではない。でも別に怒っているのでも泣いているのでもなく、ただそういうクセらしい?w 湿っぽくて暑い気候だから自然とそういう顔になってしまうのだと思う(ホントかよw)2人には5歳と9歳の子がいるらしい(おいおい、置いてきていいのかよ・・きっと家族が多くて裕福だから大丈夫なんだろうけどw)

20分くらい歩いたところで、シャトルバスの船バージョン的乗り物で水路を渡る。それに3分くらい乗れば対岸に渡れる。晩御飯の時間だけど、カップルの男性たちはそんなのそっちのけ。彼らの目的はオランダの夜をウォッチすることだった!w だからみんなウキウキしてるのかww 飲食店やバーが並ぶストリート沿いにあったのは、SEX MUSEUM。ここはかなりきわどい(というか丸見えのw)男女の性の写真や大人のおもちゃ系のものが展示されている。日本の春画や伊豆の秘宝館の写真もあった。カップルの男性陣はもう真剣!女性陣は「Oh, dear!」とか言って呆れながらも一緒に見てるw 私はこれはネタになる!と思ったし、せっかくお金を払うなら!と思って全部見た。パットとレックは仲良さそうにはしゃいでいる。でも全て見終わった後は「もういいよ~~、十分!十分!」ってなるくらい濃いものぞろいだったw 1階に下りると裸の女と露出狂のおじさんの人形があり、その人形がこちらに向かって飛び出てくるという非常にゲスい展示がある。飛び出てきた瞬間もちろん写真を撮ったけどねww ニュージーランドから参加しているハネムーンカップルの夫ケリーが「抱きつけ!!」というので、裸の女と露出狂に抱きついて撮ってもらった。こんなの日本じゃさすがに撮れないよw (ここだけ読んだらナンノコッチャ的な話ですねw)ここを出たら晩御飯が食べれる?と思っていたら、まだ続きます。

またみんないかがわしい方へ進んでゆく・・今度は何だ?と思ったら、ウィンドウガール見物!(いわゆる飾り窓のこと)赤、紫、オレンジ、青のライトが点る部屋の中で娼婦たちが化粧をしたり、今夜の商売のための支度をしている。すでにカーテンが閉まっている部屋はお楽しみ中ということだろうか?ガーターベルトをした娼婦たちは、窓の中から誘うような悩ましげな目で私たちを見ている。それにしてもすげー厚化粧だなw 道のわきで何やら男と女が会話している。売買が成立した様子と見える。日本のシステムだと暗い室内に入ると女の子の写真があって、その中から気に入った子を指名するような感じ?と思っていたけど、オランダのウィンドウガールにはビックリ。大きなガラス張りの中が丸見えの部屋から、女の表情が良く見えるんだもの!性が開放的な諸外国の中でもオランダのフリーセックス度合いは有名だものね。これはなかなか貴重な体験ができたよ。これだけでもアムスに来れてよかった(よかったのか?w)Red Light Districtを見終わってやっと食事になった。ラテン系のバーに入ったけど、そこの店員がまたノリがいい変なヤツだった。ガイドのステンカがオランダ人には変人が多いと言っていたけど、そんな気がしないでもない。ラヒシと私はステーキを半分こ&サラダを1つずつ注文した。サラはおなかがすいて死にそうで耐えられなくて、厨房まで取りに行っちゃうしww この人絶対ヘンだよw しかもサラって食べるときにペチャペチャ音を立てるから嫌だ!自分のお肉を切って勝手に人のところに乗せて、私のお肉を勝手に切って食べるし・・何なの?お行儀が悪いったらありゃしない。塩とか酢を取ってって言うときも、名前を呼ばれて手とかあごで合図するし・・ホントこの人ムカつくわw レストランを出る頃はもう23時を過ぎていた。歩いて部屋に戻るとベリンダは寝ていたので、スペアキーをもらって静かに部屋に入り、シャワーを浴びてオヤスミナサイzzz

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