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青い空とピンクのユニフォーム🌸セレおじ版【Vol.6】

“セレ担”ってなんやねん?!

当社のnoteでは、セレッソの取り組みを『青い空とピンクのユニフォーム』と題して、セレッソ担当、通称“セレ担”の「かえで」が担当しています。
では、セレ担ってなに? かえではどんなことをしているのか、あるいはどんな思いでセレ担をしているかについて紹介したいと思います。

セレ担・かえでをかるーく紹介。

当社では、現場レベルでセレッソの取り組みを動かしていく担当、通称“セレ担”というものを設けています。

そもそも、セレッソのオフィシャルパートナー契約を締結した意図として、「経営理念の具現化」があります。
単にスポンサー契約して、会社の知名度を上げて……という狭い意味ではなく、ご利用者様の未来、スタッフに対しては仕事に対して「誇り」の醸成、そしてひいては、介護業界のイメージチェンジを図る狙いがあります。
また、セレッソ大阪を応援することで、ご利用者様の“推し事”に繋がり、応援することで、誰かのためになっているという存在価値を見出していただきたい、さらにはサッカーを通じて、感動や興奮をしていただきたいと考えていました。
そういう考え方・方向性がある中、ご利用者様やスタッフが「セレッソ大阪」に関心を寄せなければ意味がありません。

しかし、広報部Dのワタクシが現場に落とし込むには、非効率であり、さらに活動を進めるにあたり弱いと考えました。
そこで、現場スタッフ=CC部からセレッソ担当を任命し、現場での取り組みの推進役を担ってもらおうと考えました。
その大役(?)を担っているのが、かえでです。
サッカーはそれほど詳しくなく、日本代表で香川選手を応援していたくらい、という至ってフツーな子です。

今シーズンが始まる前の1月、セレ担に就任したかえでは2月の開幕戦に初めてヨドコウ桜スタジアムへ行きました。
初観戦、LED看板が掲出される初のゲームであり、香川選手が国内復帰というトリプルメモリアルな試合。その時の様子は本人も書いています。

試合前にLED看板の試験点灯を見学した際、ピッチレベルに足を踏み入れると、めちゃくちゃ感動していました。

そのままストアへ行き、香川選手のタオルマフラーを購入。
そして偶然にも通りかかった選手のバスを追いかけて、大勢のサポーターの中に突き進み、生で選手を見たことを興奮して語っていました!

スタジアムで見るもの、聞くもの、すべてが新鮮に見えたのか、非常に感動していた様子です。

そんなかえでも、「4.9」ではエスコートシニアの一番最後という重大な役を果たしました。

セレッソ公式You Tubeチャンネルにもちょろっと映っています。
セレ担=「2022年のリミテッドユニフォーム(オーセンティック)」が目印化しているので、誰がかえでかが分かりますね。

【セレ担インタビュー】

ここまで、かえでについての紹介をしました。
ここからは、かえで本人にインタビューをして、セレ担の楽しみ・喜び、今後してみたいことを聞いてみました。

セレ担と言えば、このリミテッドユニフォーム。大切に着続けています。

―“セレ担”はどんなイメージだった?
か:会社の中で「セレッソを応援する中心的な人」ってイメージでしたね。

―自分にその役が回ってきて…
か:えぇ…嫌やなぁって(笑)。あまり目立つのが好きじゃないんですよ。あと自分ができるかな、っていう不安ですね。

―2月の開幕戦、実際、初めてスタジアムへ行った。
か:めっちゃ楽しかったです! で、この場にご利用者様と一緒に来て、サッカーを見ることができたら楽しいだろうなって思いましたね。

推しも国内復帰し、しかもその試合に出た…持ってるよなぁ。
か:呼び込んだのかなって(笑)こんな偶然あるんだなって…。

―以後、DAZN経由で毎試合、施設内の観戦会をしているわけだけど、なにか意識していることは?
か:得点が決まったら、「わーぁ!」って盛り上げようと考えました。ご利用者様に「応援しているチーム(セレッソ)に点が入った」ということを認識していただこうという考えですね。そうすると、自然に応援したくなるんじゃないかなって思っています。

―いつも接しているご利用者様の変化は?
か:開幕の頃から比べて、目一杯応援してくれるご利用様が増えたなって印象です。観戦会準備のために椅子を並べているだけでも「何時から?」「今日の対戦相手はどこ?」と声をかけてくださる機会が増えたなって。
控え目だったご利用者様がペットボトルメガホンを激しく叩く姿を見て、あぁ、こういう一面もあるんだなぁって改めて感じました(笑)。
もちろん課題もありますが、そこは一つひとつクリアしていけたらなって思います。

―今後、やってみたいことは?
か:デイサービスみたいに、ウチのご利用者様をヨドコウ桜スタジアムにお連れして、外でレクリエーションをしたいなって思います。

―最初は「えー?!」って思ったセレ担。今はどう?
か:やってよかったです。ご利用者様の表情も明るくなってきているし、私が休みで観戦会に参加できなかったときでも次の日に「昨日、勝ったよー」ってセレッソやサッカーを通じてコミュニケーションが図れることが一番うれしいですね。

セレ担の姿勢が、当社のブランディングを体現。

広報部Dとして、元々「理想のセレ担像」というものがありました。

「サッカーに詳しくないけれど、ご利用者様とともにサッカーやセレッソを徐々に好きになっていく」…というストーリーを作り上げていってほしいと思っていました。

また、サッカーやセレッソを通じ、ご利用者様とともに喜怒哀楽を素直に表現し、セレッソとご利用者様のために自分ができることを一生懸命できる人がいいなと考えていました。

なにより、このセレ担を「仕事」と捉えず、「自ら楽しむ」姿勢が大切!

だから、初めからサッカーのことが詳しくなくていいんです。
むしろ、サッカー知らないくらいでよくて、徐々に「知っていこう」「学んでいこう」「楽しくやっていこう」というポジティブな姿勢が必要でした。

この「ポジティブに取り組む」ということが大切。
「知らない」「興味がない」をそのままにせずに、成長していく様(=成長のストーリー)を皆さんにお伝えてできたらいいなと思っていました。

こんな理想像を伝えると、かえってかえでがプレッシャーになると考えて、セレ担に就任するに辺り『かえで色にしてほしい』ということしか話しておらず、具体的なことは話していません。

でも、かえではワタクシにとって「理想のセレ担像」に非常に近い姿になっています。
これはかえでが元々持っているキャラクター、あるいは仕事に対する取り組み姿勢も大きく起因していると思います。

ところで当社は、「MVVSS」を定めています。

中でもS=Spiritの…

  • いつも遊び心を持って、自ら楽しみます。

  • 何ごとも自分ごと、前のめり45度で取り組みます。

  • 対話を大切にし、立場を越えて巻き込みます

…はセレ担として、かえでが既に表現しているように思います。
つまり、かえでの、等身大の仕事に対する姿勢が当社のブランディングにもつながっています。

当社はいわば「BtoC」の会社です。
とは言え、製品・商品を作っているメーカーや小売業ではなく、介護はサービス業、いわば「人」がブランドとなります。

人を介して、当社のイメージが印象付けられるかと思いますが、当社に関して、広く多くの方に接する「ブランドパーソン」に「セレ担」がいます。
セレ担の働きぶりが、当社のブランドイメージを左右する…と言っても過言ではありません。

これ以上ハードルを高くすると、かえでにプレッシャーをかけてしまい、本来の「らしさ」が消えてしまうので、この辺で止めますが、結論、彼女にセレ担を任せてよかったと強く感じます。
なにより、セレ担就任後に推しが国内復帰し、その推しと手をつなげるなんて…「持っている」としか言いようがありません(笑)。

いつもご利用者様の目線に立っていろいろ考えてくれて、ありがとう!

こんな明るくてノリの良いところが、当社のブランドパーソンとしてマッチしています。

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