文章 私が私であること ゆらゆら 努力で得られないものがあるとしたらそれは魅力だとおもうよ。 ほら人間、笑えなどと本当はツイートしたい あれ6時なのにまだ明るいなおかしいなおかしいな 大人になったから鐘の音が聞こえなくなっちゃったのかな かなしいなかなしいな ひとからのおめでとうをかんたんに無視できる君が羨ましい憎たらしい あーあ 日記を書く程高尚な毎日を過ごしてみたかった 愛している人のことをただただ愛しているとそれだけを書き留めていたかったな つまら
ふっと息を吹きかけたら消えてしまいそうな 夢幻の女の子になりたかった。 だから手首を切った。 こんなに耐えているはずなのに こんなに泣きたいはずなのに 頭すら痛くならない私が嫌いだった。 だからダイエットをした。全然ダメだった。 あの子みたいに細くなれなかった。 こんなにしんどいはずなのに お腹が空く私が嫌いだった。 文化祭で作らされる工作、どうせ終わったら踏みつけて捨てられてしまうのに 儚いってずるいよ。と思った。 頑張ってるのってそんなに素晴らしい？ 誰にも言われ
帰り道 僕は 時計を見ないふりをした まだ終わって欲しくなかったから 落ちていたタバコの吸殻を 柄でも無く拾って ポケットの中に隠した 悲しいという 言葉に到達するほど 僕は悲しくなんかない 本当にそうなりそうで怯えていた 運命を 運命に、 抗っていたかっただけ いかないで！って、葉っぱを毟る 知らない 知らないで 仏様の向こう 愛の必要条件を教えて 貴方の言葉や 貴方の思想を 思い出す度に 不安になる 来世などないんだろうな メリーゴーランドみたいにぐるぐるぐるぐる
何かを成し遂げずに 自死 したひとは 無駄死にだろうか、 と 考えたりする それは、死にたいと呟いたときに えらい ひとに 言われた 言葉である 挫折 とか 絶望 とかそういうの では なく 猛烈に来る欲情のようなもので でも確かに絶望感は 黒い塊として 目の前に蠢いていた 死んだら 消える その絶望感は 死ぬことでしか 消せない絶望感 だから 死ぬ そんなことが 理由に なっていくのか 何かを成し遂げる という その ｢何か｣とは なんなのか 何かを成し
私がお星様になってもニュースになんてならない ひとりでは生きていけないと君は言ったね 私と違って、逆上がりができて、テストで80点が沢山あった君は、私よりも上手に現実逃避ができていて、 嫌なことがあった日は、嫌なことがあったと正確に認識ができて、その嫌なことを忘れるためにたくさん遊んだね ぱちぱちと燃えている炎の中の正体を、手のひらに感じてみたいと私が言った時、掴めないよって小馬鹿にしてきたね、 私はまだ、その真っ赤の正体を知りたい。 私の嫌いなポリバケツ色のブルーシ
ギターが弾ければよかった コードのひとつも分からない ギターが弾ければよかった 1Rのボロアパートじゃ泣けない 終末になりたくなるけど消したい 僕が大丈夫だよってぎゅっとしたい 私小説みたいな感情 利根川の汚いブルーシートの上で 安酒煽りながら叫びたい 僕は死にたい ギターが弾ければよかった 明日の気持ちなんて考えないで ギターが弾ければよかった 才能なんて最初から言い訳にして ショッキングピンクの剃刀で弦を書いて 掻き鳴らしてる 伝記に乗ってるあの人は全然
才能が素晴らしい！と世の中に認められている人も、そもそも世の目に触れられてない人も誰かの素晴らしい！とされる人間の影響を受けていて、そのまた素晴らしい！とされる人も、素晴らしい！とされた人間の影響を受けていて、そのまたその人も、素晴らしい！とされる人間の影響を受けていて、こうやって繋がっていくんだね、とおもいます。 たまに、昭和歌謡が好きです、という若い女性に出会うと、あぁこの人は粋な人なんだなと思わなければならない圧力に押しつぶされそうになったものです。わかるよ。と言えな
純粋な子を見て息が出来なくなるのは 僕も純粋だったと信じていたいから 泣きじゃくる子供を見て踏み潰したくなるのは 僕も思いっきり泣いてみたかったから ハンガーにかけられていない 二軍の洋服たちの中から 選びつづけて 普遍的な僕を演じ続けてる 経験値低くてごめんね SAN値低くてごめんね 揃ってしまったら簡単に消えてしまうから チグハグでいいんじゃない？ ホームセンターの駐車場で 二人だけの逃避行をしよう 10歳の頃からの希死念慮を無かったことにしよう 愛で包めるものなん
心臓を共有した気になっていた。 同じ日本語に感動して泣いた。 きみが好きだった臆病者はまだ生きているのに 君は死んでしまった。 優しい一撃は足りなかったのかな。 日本語じゃ人を 救えない。 街の灯りが全て消えた午前3時 コンビニの入店音に僕は、取り残された。 消耗品で満足できる僕に攫われて 寄っていく安っぽい女になったみたいだ ビニール袋に詰められたプラスチックとカンだけが部屋を牛耳っていて 唯一の聖域・ｵﾌﾄﾝ 真っ赤に染め上げて 一人で生きてくって決めたから 君には
幼いからだで背負って来たものが大きすぎるから、はいつぐばってすすんだよ 悪魔は泣かないって聞いたんだ はじめて粒となってから雨女になった Ah届かない Ah 届かない 堕ちるとこ迄堕ちたからって 心はずっとあの日なのに シトシト 1人でこの山を 登りきったら 僕は そう決めたんだよ 君を置き去りにしていく 火事になって、逃げ遅れるのはいつも正義のヒーローだ 僕は、僕は、何度生き延びれば気が済むんだろう そう思ってしまう 今が楽しければ過去も全て救われるのではないか そ
私はたまに、人前で泣いてしまいます。 人はそれを恥ずかしい、惨めだといい、時には驚き、後退りをします。 それは、そう、大人になってからのことです。 思春期を超える前まで、私は、家で涙を見せることはあっても学校で泣くことは無かったのです。 LINEグループから退会させられても、スライドショーで私の顔が出てきた途端、学年の全員が馬鹿にして笑っても、私が虐めたと揶揄されても。 決して、泣けなかったのです。 私が、死んでも許せない中学の先生がいます。 初めての死にたい理由、そして
いいねなんて僕が知らないキュートアグレッション なにも知らないままで大人になって偉いです そうさ、きみが心に届けてる歌は何の涙 救って 世界を自分のものにした気になって 生きてるふりを続けるんだい 昼間から飲む焼酎ハイボール 100円ローソンむらさきいろの刺し身 終わりだけ 知ってる気になって 死にたくなって 弱いんだと 世界が自分のものだとハッタリ 年齢のせいだ 女であるせいだと 言われて 悔しくて流し込んだ 弱さを食い物に していたんだ 太って幸せだった
平日の最終電車まであと５分 金色の髪で眉毛だけ黒いお兄さん 普通の顔を保ってる涙眼のおじさん あのニキビのほんとうを教えてあげようか 勉強するしかなかった そしたらなにかがわかるんだ、と思ってた 最後の命なんてない 救えるいのち一万もない 僕が生きてるその時まで 生きていて欲しいと まいにち殺しながら思ってる 嘘吐きだ、そう言ってケムリに流してしまえ それでいい泣くだけだ 馬鹿な人ばかりだけど一蹴出来ないね 新宿のカップルは全部偽物だと思いたかった 最後の命を自分の一つだ
アイマスクで閉じた視界 僕の知っているはずだった世界が見えた 小さい時の夢ばかりを見てしまうのはどうしてだろうHold my eyes 大きならせん階段 一目散に駆け抜けて 壁から手が伸びてきたよ 僕を捕まえようとしている 補導 サ キバシル パキシル 僕は誰から逃げていたんだろ 僕は過去から逃げてたんだろ 愛を伝えるだとか 性を売ってるだとか 気持ち悪いよI want you 最強と最高が一緒なんて有り得ない 過去と記憶が一緒なんて有り得ない 僕の夢想 アイ
ロングセラー商品飽きちゃった 20歳で受けれるワクチン 用が終われば月に帰る少年 出張先で購入するパン 1時間6000円の愛 嘘をつかなきゃ生きていけない 商品ページみたいな渋谷 母の作る卵焼きを求めて 帰れない あの頃を その代わりを 見つけて さっきまで僕は星に住んでいたのに あの頃まで僕は透ピしていたのに 現実で望んだ愛は ただの欲望の塊だと知った ただのマウントの塊だと知った 僕が君を好きだと嘘をついたのは ただ、寂しかっただけだった寂しいもの同士仲良くなれる
すすめない 幸せでよかった 成長してるねだなんてちくちくことば讃えられてる 透明な詩をここにいて 造らないで神幸 墓を産めないわかないでいいんだよ 無駄な時間夜分遅く 傷ついたぶんだけ人を愛せない なんよーびだったっけつまらない 生まれてきた価値がないとさけべない 泣かなくなっただけで強くなったねとひとりごと ドアの前に張り付いた虫が取れない 家に入らないでとノックする バイトバックレて自転車乗り捨て あちこちアイドル羨ましくて雑誌切りさく バージニアに愛が歌えるわけない 飲
