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真夜中に目覚めて気付く九度六分浅い呼吸でnoteに遺書を

書きました。


折からの心身不調に重ねて病気による高熱は久しぶりで、いつにも増して眠れない。もうだめかなとおもいました。朦朧もうろうとした状態で遺書を書いて、底の底に到達した感覚がありました。

家族はすぐに、このスマホを開けられるでしょう。早く見つけてもらえるように、noteの下書きの一番上に。

書いたら気が済んで、すっと意識が遠退きました。


目覚めればよるの明けてる底の底熱くて寒いが立てる気のする


ねつの日に君がつくってくれたのは牛蒡ごぼうの香る熱い豚汁とんじる



翌朝、普通に起きて動いていたつもりだったけれど、昼ご飯のときに19才長女が「今日の夜はあたしがつくるよ」と言いました。彼女が買い出しに出掛け、つくってくれた豚汁は本当に美味しくて、心が回復するのがわかりました。


ここで私も12才長男もよくなったとおもったのですが、咳が続きました。その頃、夫が夏休みに入って帰ってきました。

初日は四人で遊びに出掛けたのですが、その夜に長男が発熱、続いて長女、夫、私、全員が強力な咳と熱の風邪にかかってしまいました。

『風邪』だったみたいです。抗原検査を二回しましたが、陰性でした。今まで経験したことないほど重い風邪でした。いまだに たんの絡む咳があります。

夫は風邪が治りきらないまま赴任先へ戻りました。かわいそうなことをしてしまいました。長男も私も最初の発熱から二週間経っていたので感染しないかなとおもってしまいました。



(長男)「せっかく休みだったのにずっと風邪で酷過ひどすぎる。もう、一句詠めるだろこれ」


夏休み病気で過ごす一ヶ月

肉と切り身の小さな帝国(長男)



(長女)「それを言うならこうでしょ」


コロナかな一家全滅夏休み

限界浪人生ぴよ(長女)



やれやれ。


酷い目に遭いましたが、気持ちはとても楽になっています。長女の豚汁がしみじみと美味しかったです。


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