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あつかましい

こんにちは、きゃわです。

皆様の周りに、厚かましい人は居ますか?
厚かましいの度合いによるとは思いますが、私はこの厚かましい人がとても苦手です。

そもそも常識ない人が苦手…まぁ、多くの方が苦手にされているとは思いますが、ちょっと考えて分からないのかなぁ?
と思わせてくる相手がとても苦手です。
そういう人に腹が立ってしまうので、必然的に距離を置きがちです。

最近 「この人厚かましいなぁ…」と思う機会が続いたので、
今回はそこに触れようと思います。
なのであまり気分のいい文章にならないかもです。ごめんなさい。


備品購入と権限

とても小さな弊社ですが、会社の中で使う備品は、基本社用備品として会社のアカウントから購入されています。
言うてそのアカウントも社長の個人アカウントでしかないのですが…。

そんなアカウントを社長以外でも自由に動かせる人がいます。
無論会社のNo.2の方です。
この方を仮に二番さんと呼ぶことにします。

この二番さんを通じ、普段私たちは必要なものの発注をお願いしています。
トイレットペーパーがなくなりそうです~、とか
イベントに使うラベルシールが欲しいです~とか、そういう感じです。
ここまではよくある光景ですよね。
備品担当や総務の方にお願いする感じ。

二番さんにはお気に入りがいます。
二番さんは俗に言う 「自分の味方を作るタイプ」の方なのですが、
隣に座っているお嬢さんが味方とまではいかずとも
二番さんのことを否定しないタイプなので、そこが一番のお気に入りポイントになっているようです。

このお嬢さんがおねだり上手。
そんなもん会社の備品にならないだろうというものを、二番さんとポコポコ発注していきます。
ウェットティッシュ、10万円貯まる貯金箱、化粧品、コーヒーメーカー。

コーヒーメーカーは皆で使うんじゃない?
と思いましたが、全然そんなことなかった。
何ならすでにあったものを否定し、新しいものに買い替えさせた。

二番さんもご機嫌に、「私になんでも言って!ここから買うから!」
なんて言ってますが、我々そんなこと一度も言われたことないのだが???今日も新しいアイテムが届き、彼女たちのデスク周りだけが潤っていきます。自由だね。


鬱はどこまで理由になるのか

鬱になると今まで出来てたことが出来ない、動けない…。
私も数年前、当時の上司からパワハラを受けてしまったことと、
彼氏との破局→同棲解消が重なってしまい鬱になりました。
タイミング悪く緊急事態宣言中だったこともあり、
誰とも会えず、寝れないことも相まって早朝にひたすら一人で歩く日々を過ごしておりました。
今も鬱がしっかり治ったわけではないですが、あの当時ほどひどい状況ではなくなりました。

友人にも何人か鬱によりクリニックで処方を受けながら生活している人たちがいます。
過去に我が家に襲来した使途子もその一人です。
皆それぞれの症状・状況を抱えながら頑張って日々を暮らしています。
今回は使途子ではなく吉良さまと呼ぶ友人の話。

吉良さまも長く鬱治療を続けています。
元々若くして自宅介護を受けもつヤングケアラーだったことも起因のひとつだったのかもしれませんが、恐らくもう20年単位で治療されている筈。

そんなベテラン鬱の吉良さま。
いわゆる躁鬱タイプの方なので、躁の時と鬱の時がFUJIYAMA並みに乱高下します(富士急ハイランドという施設の名物コースターです)

鬱がMAXの時はお部屋の外に出られないので、会う時は躁寄りの時が多いのですが、躁MAXの時はそれはそれで結構派手に来るので、
こちらとしても身構えが必要だったりします。

以前も友人の家で簡単なホームパーティーをするべく集まったのですが、
まい泉のカツサンドが好きだという友人の為に、1万円分近く買い込んで来て我々を驚愕させました。
大人4人、子供2人です。もちろん他の料理もある。無理だろ。

友人と子供のためにお土産やおもちゃなど、必ず子供が喜ぶものを持参。
家にお呼ばれじゃない時でも持参しますし、吉良さまの一番の強みは実家暮らし。
毎月の給料が家賃に消えていかないって、強いなぁ、うらやましいなぁと思っていました。
申し訳ないが私は友人の子供に毎回お土産を持参する懐の余裕がないので。


しかし10月、突然聞いたのは数か月手取りがないという実態でした。

聞けばどうも鬱で動けず、仕事に出れた日が月の中で数日しかないとのこと。
正社員かと思っていましたが、パートタイマーだったようで、
その辺も相まって休みは取りやすかったようですが、同時に時給が発生しないため給料がないとの話でした。
いや、それはそう。

数か月その状況が続いていたとのことですが、まい泉事件含め彼女の生活に変化がなかったため、私や友人もまさか手取りがない状況だとは思ってもみませんでした。

携帯料金が払えないので、来週以降連絡が途絶える可能性が高いとカムアウトされ、何事かと聞けばそういう背景だったと。

私が真っ先に思ったのは、実家ってうらやましいな。でした。

自分が鬱の時はもう実家も両親もなく、自分の生活を支えるのは自分しか居なかったので、這ってでも仕事に行くか、人生を終わらせるかしか道がなかった。
国も行政も生活できるほどは助けてくれませんしね。

でも吉良さまは這って仕事しなくても暮らす家があって、
そこには当たり前に屋根も壁もあって、風呂トイレ洗濯ができる。
手元の数万円のうちの1万円をカツサンドに換える恐怖はそこにはない。
何よりその発想、状況がうらやましいなと先ず最初に思ってしまいました。

結果吉良さまは友人と私にお金を借りることになり、いくら必要なのか聞いたところ、最初に告げられたのは50万円。
何か月分をいっぺんに借りるつもりなのかと、リアルに腰が抜けそうでした。

結局携帯代金だけ私たちから借りることになったのですが、それでも10万OVERです。
ご家族居る人に友人が立て替える携帯料金ではないだろう…。
そうなる前に自分になんとかする努力を怠ったと私には見えてしまい、シンプルに腹が立ったのです。

そしてそんな状況が1~2か月で好転するはずもありません。
私が貸したのは10月の1回だけですが、そこから今も吉良さまは友人から毎月10万OVERの金額を借りています。
10万では生活費だけで消えてしまい、余剰がないのでお小遣い分が欲しいと、その分も足した金額を毎月借りているのです。

それだけだったらまだよかった。
本人も並大抵ではないですが、一応働いて返す気持ちはあるようですし、
最初から踏み倒そうと思って借りているわけではないでしょう。
返せる能力があると思っていないことも友人は想定した上で、
上限を設定してそこを超えたらさすがにもう貸せないと話していましたし。

今回お金がないのは自分のせい。
鬱は病気だから仕方ないと言えばそれまでですが、少なくとも手取りがない中生活を変えなかったのは確実に自己責任です。
私だってお金はない。
だから自分の懐に見合わない高額なものは我慢するし、海外旅行だって行ったことはありません。
自分の懐に合わせた生活の上で、出来る倹約とご褒美のバランスを設定すればいいと思っています。

その上で吉良さまは自分の手取りが減っても生活を変えなかった。
美容室で髪をブリーチし、寝酒に必要だとワインを買い、
部屋から出ない日は昼から酔ってDVDを見て過ごす。

それ…今でも続ける??
って思っちゃうんですよ。人の金で生活しておいて、ブリーチ必要?
借りたお金でワイン買う??
あまつさえそれを借りてる側に 「ワイン買っちゃった~~」って報告する?
私には何一つ理解が出来ない。

お金を貸してる友人はとても優しく、
「動けないならいい。返すことは動けるようになってから考えよう」
と常々話すのですが、吉良さまはその心を知ってか知らずか、
次は○○が食べた~~い!
ねぇねぇ、次はいつ集まれる~??
△△予約するから行こうよ~私は平日でも平気~~!
と繰り返し声を掛けてくるのです。


ブチ切れそうです


集まるのはいい。
皆で食事するのも楽しいし。
でもその費用を負担しているのは私と友人です。

△△を予約してくれるのはいい。その方が確実に行けますし。
しかしそこはリーズナブルなお店ではない。
平日休んでいけるスケジュールは私にはありません。

友人は出来るかぎり寄り添って対応してくれていますが、
彼女も子供ご主人もいる家庭持ちです。
自分だけのスケジュールで動くことが毎回可能なわけではありません。

プライベートに差し障るのでこれ以上詳細が書けませんが、上げればキリがなくらい、よく言えるなそんなこと、そんな希望どっから出てくるんだ
という内容が3日に1回は出てくるのです。
私には本当に信じられない。

厚かましい人は大概にして居ます。
多くの方は自分が厚かましいなんて思っていないからそう振舞えるのでしょうし、それをどこまで許容できるかに関しても、受け取り手側の器量もあると思いますので一概に測ることはできませんが、
ここまで厚かましい人なかなか久々に見たと驚嘆しかありません。

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