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【ビジネス書】スマホ脳

Amazon.co.jp: スマホ脳 (新潮新書) : アンデシュ・ハンセン, 久山 葉子: 本

2021年のナンバーワンベストセラーです。
以前にも読んだのですが、また気になったので読み返してみました。

アンデシュ・ハンセンさん
精神科医が書いた本です。

このところ、精神病患者が異常なまでに急増しているとのこと。
中でも双極性障害(躁と鬱のどちらもあるひと)の割合が高い。
スマホの本当の害を説明しています。

① スマホはドラッグである
イメージ通りですね。
スマホは誰もが中毒になっています。
スマホが手元にないと落ち着かない人がいます。

② 集中力の低下
スマホは常にいろんな情報が出てきます。
 ・ポップアップが常に出る
 ・どこに行ってもでる広告
 ・次から次に流れるショート動画
一つのことに集中できません。
スマホで本を読むのはなかなか難しいですよね。
サイレントモードになっている時ですら、何か連絡が来ていないかとスマホのことが頭から離れません。

③ SNSの本当の意味
インスタ、ツイッター、youtubeなどみなさん何かしらのSNSに触れているはずです。
これは人間が本来持っている2つの欲求を満たします。

1,情報を手に入れる、他人の情報が気になる
→人間には危機管理能力が備わっているため、新しい情報を入れたがります。また社会に属するため、周りの人の情報も知っておく必要があります。社会からはみ出れば生きていけません。

2,自分の情報を発信できる
→人は誰でも自分のことを周りに知ってもらいたい願望があります。
SNSで簡単に情報発信ができ、さらにそれが良かったかどうかを「いいね」などで確認することができます。

これら2つのことを突き詰めれば幸せになるか。
答えは逆ですね。
周りのことを知りすぎると自己肯定感が下がり、
自分のことを発信しすぎるほど孤独になるようです。


ではどうすればよいのか?
スマホ依存にならない唯一の解決策は「運動」だと定義づけています。
運動することにより、
・ストレスから解放される
・集中力がアップする
・自己肯定感が高まる
いいことずくめです。

みなさん一緒に歩きましょうーー。

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