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【就活ストーリー】ものづくりの仕事に携わりたい!Webディレクターに挑戦するまでの道のり

2022年4月に、新卒でアクアリングに入社しました重松です。私はデザインとは全く縁のない外国語学部からの就職活動だったため、「ポートフォリオって何…??」という戦闘力0からの出発でした。

そんな状態からでも「ものづくりの仕事に携わりたい」という強い気持ちと、約1年くらいの勉強期間を経てなんとか就活を終えられたので、この経験談が同じような境遇の方に少しでも役に立つと嬉しいです。

就活でどんなことをしてきたか?

Web業界に絞って就活を始めたのは、3回生の秋ごろです。
Web業界に就職したいと思うようになったきっかけは、留学先の大学でサイト制作の授業を履修したことです。
HTMLとCSSを使って簡単なサイトを制作するという授業内容でした。それまでWebサイトがどのように作られているか全く知りませんでしたが、作ってみて、文字や記号からなるコードが画面上にビジュアルとして現れる点に「面白い!」と感動したのを覚えています。

そこからサイト制作に興味を持つようになりました。Webデザインのギャラリーサイトで面白い動きのあるサイトや、デザインの凝ったサイトを見つける度に「Webサイトを作る仕事をしてみたい!」という思いが強くなっていきました。

また、Web業界に就職したいと思ったもう一つの理由として、デジタルマーケティングに興味があったというのも挙げられます。
私の父は地元愛媛で小さい会社を経営しており、ネット販売を始めて販路が拡大していきました。その様子を見て、デジタルを使ってビジネスを成長させていくことに面白みを感じました。そういったきっかけが、昔からあった「ものづくりへの興味」と重なり、Web業界に絞ることに至ります。

就活でやってきたこととしては、主に以下の3点です。

・Twitterでの情報収集
・半年間のWebデザインスクール
・ポートフォリオ制作

Twitterでの情報収集

Web業界で働きたいと思ってまず始めたことは、Twitterでの情報収集です。自分の周りにデザイン関連の仕事に就いた人はおらず、大学のキャリア相談所にも情報がなかったので、まずはSNSを利用して情報を集めました。

Twitterを通してポートフォリオの添削をしてくれる方に出会えたり、他の就活生の様子を垣間見てモチベーションを維持したりなど、情報収集以外の面でも役に立っていたと思います。
ちなみにアクアリングのこともTwitterを通して知りました。

半年間のダブルスクール

3回生の秋頃から4回生の春にかけて、デジタルハリウッドのWebデザインコースに通いました。デジハリに通おうと決めた理由は、半年間集中して通うことで効率的に勉強できると考えたからです。
独学という選択肢もありましたが、休学や就活浪人という選択肢を考えておらず、就活の時間も限られているなかで、独学だと暗中模索になって時間を無駄にしてしまうのではないかという不安がありました。また、就職まで手厚くサポートしてくれるというところも決め手でした。

実際、通ったことで学習の道筋を明確に持って取り組めましたし、何より私と同じように、デザインとは関係のない分野からの就職・転職活動中の方と一緒に学ぶことが心の支えになっていたと思います。

ポートフォリオ制作

スクールで身につけたスキルで、ポートフォリオサイトを一から自分で作りました。
載せた制作物としては、スクールでの卒業制作、父の会社のサイト、模写コーディングしたサイトなどです。見せられる作品数が少なかったので、大学で学んできたことや、留学のこと、短期海外インターンでの活動についてもまとめました。

父の会社のサイトに関しては、ヒアリングシートを作って、父にヒアリングをし、要件をまとめてサイトを作る…という実際の業務の流れを真似して作成し、その工程もポートフォリオにまとめました。
この模擬的クライアントワークをしたことで、今まであまり理解していなかった父の会社のことや、父が日々どのような想いを持って仕事に取り組んでいるかなどを知りました。
サイトを作るときにも「どうしたら会社の魅力が伝わるのか」ということを一番考えました。今思えば、クライアントを深く理解して一緒に作っていくという「クライアントワークの面白さ」を知った第一歩だったと思います。

なぜアクアリングを選んだか?

アクアリングを選んだ理由は、以下の3点です。

  •  大手クライアントの案件に携われる

  • 新卒からディレクターという職種に挑戦できる

  • 面接での雰囲気

大手クライアントの案件に携われる

「大手クライアントのサイトを作りたい!」と思っていたため、全国的にも有名な企業をクライアントに持っているというのは私にとって魅力的なポイントでした。
また取引業界も幅広く、業界ごとの専門的な知識も必要なので覚えることは多くて大変そうでしたが、自分の頑張り次第でいろんな経験を積めると考えて、アクアリングに決めました。

新卒からディレクターという職種に挑戦できる

他の制作会社の募集をみると、ディレクターの採用は何年か経験を積んだ中途採用のみの場合が多く、新卒で募集している会社は少ないです。
私も将来的にはディレクターなど上流工程から携われるようになりたいと思っていましたが、そういう業種というのは、デザイナー等、制作側から経験を積み、現場を知ってからではないとなれないものだと思っていました。

しかし、アクアリングでの面接を通じて、ディレクターという選択肢があることを知ったので、将来的になりたい職種に新卒から挑戦できるのであればしてみようと思い、アクアリングに決めました。

面接での雰囲気

面接での雰囲気から伝わる社風が、自分の肌に合いそうだと感じたからです。これは直感の話になってしまいますが、「自分がここで働いている姿がなんとなく想像できた」というのが大きかったです。
恐らく、面接をしてくださった役員の方々の会話から感じ取れるカジュアルさから「肌に合いそうだな」と感じ取ったのだと思います。

もちろん、入社前に社員全員とお会いできるわけではないので、そういう意味で入社後も馴染むために程度の時間は必要ですが、面接の時に感じた感情や感覚は意外と当たっているので大事にした方がいいのかなと思います。

入社してからのこと

4月は主に、メールの書き方といった基礎的なビジネスマナーやWebの基礎の研修を受け、5月はグループワークとして実際に社内で進めている案件を題材に、アプリの設計を新卒3人で行いました。

4月 研修

Webの知識やデザイン・コーディングの基礎などを先輩方が教えてくださいました。
話を聞いて終わりではなく、自分の手を動かしたり、3人でグループワークをしたりと、ワークショップ形式のものが多かったのですごく理解がしやすかったです。
ただ、初めて聞く専門用語も多いので、入社前に軽く勉強しておいたり、時間ある時に知らない単語を調べ直すことを癖づけておくと、入社後も困らないと思います。

5月 グループワーク

5月のグループワークでは当時実際に先輩方が進めていた案件のアプリをテーマに、「アイデア発散」「インタビュー」「設計」「デザイン」の流れで制作を進めました。
実際の案件の進め方に近いやり方でグループワークのスケジュールが組まれており、「インタビュー」や「設計」といったディレクターが役割を担うことが多い工程を研修期間中に体験できました。
そのため、このグループワークを通して、業務への理解度が深まったと感じています。

1ヶ月間、同期3人で協力して制作を進めるため、チームとして仲良くなれましたし、作業分担をする中で自分の得意・不得意にも気づくことができました。

現場に入って

私はディレクターユニットに所属しています。
ディレクター職はデザイナーやエンジニアと比べると若手が少なく、初めは目上の方ばかりで緊張していましたが、少しずつ慣れてきて物怖じせず話せるようになってきました。

現場に入ってからは、OJT課題を通して提案資料・要件定義書といった資料の作成方法を学んだり、サイトの運用を担当したりしています。
直近の目標は、小さな案件を一人で任せてもらうようになることです。

また、リサーチにも興味があるので、自分で知識を蓄えつつ、機会があればどんどん参加したいと思っています。覚えることや考えることが多くて「あぁ〜、頭がパンクしそう〜」となる時もあるのですが、アクアリングの先輩方は気さくに教えてくださるので、本当にありがたいです。
私が「人前で話すのがあんまり得意じゃない」と言ったら「じゃぁ、ユニットMTGでファシリテーションしてみようか」とか、「UXライティングに少し興味ある」と言ったら「UXライティングの案件あるから、手伝ってみる?」など、自分の興味あること・克服したいことを聞いてくれて、すぐに実践できる場を提供してくれます。そんな先輩方に、追いつくべく、これからもコツコツ頑張っていきたいなと思います。
 
拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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