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♪人生幾度目? 百貨店が楽しい年齢に

♪先に仄めかした通り、11(WED) & 12(THU) の2日間が、我が家の正月休み。
初日の朝からアクティブに、昨夏誕生の初孫の雛飾り & オモチャなどを目的に、大阪梅田の百貨店行脚へ。 

塒最寄駅から各駅停車で20分弱で大阪梅田着。
便利に慣れすぎている自身がいるのも、正直なんところです。

近年の新生児から乳幼児向けの玩具は、大手専門店に一極集中が顕著です。
さらに市場のメインがネット通販に移行していることもあり、
「お店で現物を見て選びたい!」
「人形専門店は買わずに出てくる度胸がないから回避」
※ わはは
一昔前のように、まずは百貨店(デパート)へ意地でも出向く私(たち)。
 
しかしながら店頭に並ぶ海外製品の(※あくまで私個人の主観です)、
 
*毒々しい、もしくはスモークがかかったかのような色調(涙&残念)
 
これらが世の中の主流とは理解しつつも、抵抗感が拭い切れず。
 
こうなれば意固地スイッチONから、妙に頑張るジジババ2名。
結構歩き回るも、新たな店舗の発掘は叶わず時間切れ。
結局今回も会員になっているお気に入りの店舗で、
「おっ!? これにしよう!」
無事に同日メインのミッションを、まずは1つ完了。
 
 
続いて向かったのは、某大手百貨店で、この日が開催初日だった、
 
『金沢・加賀・能登展』
 
ババアさん(危)は地元の銘菓その他、食料品方面に直行から物色開始。
対して私は工芸品など、別のエリアのブースを目指した矢先、
「おおっ!?」
弱視にもかかわらず、この形状だけは視力2.0レベルでロックオン(笑)。
 
*地元の原木で制作するクラシックギターやウクレレのブース。
 
能登ヒバや加賀杉など、一般的なメーカ―は基本用いないであろう材料で作られた製品は、やはり独特の風合いと存在感。
丁度塗装作業を実演されていた職人(さん)、わざわざお手を止めてお相手くださいました。
 
「表板は地元の桐の木です」
「桐!? それは初めて目と耳にしました」
「あちらのブースの方に分けていただくことで、確保できています」

地元の職人同士の支え合い、これには素直に心の琴線を弾かれました。
 
「塗装はやっぱりセラック(シェラック)?」
「そうです」
「一般的とされるクラシックギターよりは、若干小振りな印象ですが?」
「近代ギターの製作家の方々の作品と比べると、そうかもしれませんね」
「この個体の横板と裏板は、シープレスじゃなくって …… シカモア?」
「メイプルです。桐との相性も悪くなくて、独特の音色になりますよ」
「この19世紀を思わせるペグ(糸巻)も、個人的にメチャ良いですね!」

専門用語未満がチラホラのやりとりが、楽しく続きました。
 
しかしながら見兼ねたのか、離れたところで様子を伺っていた同行者が、
「これ以上邪魔してはダメ!」
教育的指導の一言を …… これが一般的には "正しい" とされる対応?
 
名刺を頂戴してお礼を述べ、その場を後にしましたが、
「表板が桐、ってのは、不特定多数のギアーファンに伝えたいナ」
そこで帰宅後に昼間のお礼と一緒に、
 
貴工房の紹介記事を書かせていただいても構いませんか?
 
許可のお願いの送信を経ての、今編のアップです。
上得意(さま)にはなれそうもない私に対し、わかりやすく誠実丁寧な対応に終始いただき、本当に嬉しかったです。
期間中少しでも早く配信開始すべく、せっつく形となってしまいました。
お疲れのところ、これは申し訳なかったです。 

主催会場の百貨店の公式配布パンフレットより抜粋。

そんなこんなで、下記URLのご紹介です。
 
https://konhatsugengakki.com/
(ギター制作工房 近撥弦楽器 公式サイト)
 
ちなみに出店されている催しは、阪急うめだ本店9F催場にて、1/18(水)まで開催されています。
 
ご興味を持たれた方は、疫病対策その他、リールとマナーを守って、足をお運びいただければと思います。
 
入場に際してのハードルが低い商業施設、初日から大賑わいでしたが、
「オマエ(ら)、力づくで排除してやろうか(怒&哀)!?」
そんな存在が散見未満だったのも、ある意味致し方無い現実でした。
 
過剰に畏(かしこ)まる必要こそありませんが、このあたりは意識したいですね。
 
 
そういうわけで、もちろん雛人形もしっかり下見(笑)。
「これ!これがいい!」
伝統工芸品に正当な販売価格がつけられると …… 

ひと目で右側に惹かれるも、プライスカードには正当な売価が。

( -o- ) お手製でこさえるかな? ← ※ やめとけ
 
 
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