見出し画像

都内盆踊り大会まとめ【2023年春〜7月】

2023年はコロナが落ち着いて、日本各地のお祭りやイベントが「4年ぶり!」と銘打って再開されていました。4年とは長かったものですね。

私は2019年夏の終わりごろから盆踊りをはじめたのですが、「来年の夏も楽しみだな〜!」と思っていたところへコロナ禍が。

オンラインでの盆踊りなどを経てやっと去年から盆踊りが復活して活気を取り戻しつつあったものの、第7波により中止を判断する会場もありました。

今年は6月ごろから「盆踊り大会復活!」というお知らせニュースをたくさん見かけるようになり、賑やかな夏を予感させていました。

このnoteは盆踊り好きの私が2023年の夏に参加した盆踊りのもようを、備忘録がわりに投稿したX(旧Twitter)と共に振り返っていきます。


3月12日(日)品川中央公園(品川区)

肌寒いというかだいぶ寒かったかもしれません。 

品川中央公園のヘリポートのある広場での盆踊り会。

たしか今回は『海』にゆかりのある曲を集めた踊り会だったと思います。都内ではほとんど踊る機会のなさそうなTUBEの『湘南盆踊り』がかかっていました。


4月16日(日)豊川稲荷東京別院(港区)

東京赤坂の青山通りにあるお稲荷さんです。

盆女さん主催のイベントで参加費1000円。狐のお面にペイントして被っているひともいました。こういうイベントグッズがあると一体感が出ていいですよね。

夕立来そうだな〜と心配していたら、やっぱり来て土砂降りになって心折れて帰りました。ざんねん😭


4月22日(土)飛鳥山公園(北区)

この日はちょっと曇り気味の天気で、屋外の盆踊りは快適でした。

参加費を払いに行くと、「初参加ですか?」と聞かれ。

上野の練習会もふくめて結構参加してるんだけどな〜と自分の影の薄さを実感しつつ、これからも毎回「初参加?」と聞かれる未来も予感しました。

初心忘れるべからずということで。


4月23日(日)飛鳥山公園(北区)

2日連続で飛鳥山。家から近いので助かります。

紫外線が気になるのでつば広の帽子に首にタオル巻いて参加しました。はやく夜の盆踊りで紫外線を気にせず踊りたいな〜

『秋田音頭』をアレンジした木津姉妹の『さくら音頭』が好きなのですが、ハイボール飲んで休憩していたら踊れなかったよ。


5月13日(土)浅草橋(台東区)

浅草橋紅白マロニエまつりの盆踊りです。

お祭りっぽく屋台が出店していて、夏を先取りした雰囲気を楽しめます。

ビールを買ったお店を撮影しようと思ってカメラを向けたら、お兄さんが笑ってくれてホッコリしました。ニッコリ&ホッコリってやつです。

「盆オドラー」といえば!の大ちゃんが仕切っている盆踊り会のようです。曲もいろんなものが掛かって楽しかったです。

6月14日(火)山王パークタワー公開空地(港区)

日枝神社の隣にある広場での盆踊りです。

去年、梨泰院のイベントで雑踏事故があったことをふまえたのでしょう、4年ぶりの盆踊りイベントでの混雑を見込んで入れ替えシステムが導入されていました。

初めての試みで参加者も運営さんも戸惑ったりうまく機能していない部分もあったと思いますが、トライ&エラーで令和らしくアップデートしていくのが重要よね、としみじみ思いました。

ただ、その後「入れ替え制」を導入している会場はみたことがありません。。。


6月16日(金)・17(土)青山神宮球場(港区)

青山で郡上踊り!

そもそも「青山」という地名は江戸時代に郡上八幡城主だった青山公が由来しているらしいっす。江戸屋敷や菩提寺が今の青山にあったんですね。

物産展もあることを知りながら「PayPayあるからなんとかなるっしょ」と小銭くらいしか持参せずに会場に行くと、なんと会場オリジナルの手ぬぐいが買えるという。1200円、もちろん現金払い。

心残りがありすぎて2日目も参加しました。

お小遣いをたくさん持っていったので、手ぬぐいもたくさん買ったし踊り下駄も買いました。

で、おNEWの下駄をカラコロ言わせながら踊る『かわさき』の風情ときたら…最高。

今年は本場・郡上八幡に行って徹夜踊りに参加する予定なので、いい練習になりました!


7月1日(土)蛇窪神社(品川区)

旧蛇窪村・スネークタウンの神社での盆踊りです。

足場が悪いのに下駄で参加してしまい、ふらふらしながら踊りました。

80年代風の格好をしたの若者が控えてるな〜と思ったら、パフォーマンス部隊だったようで、私も休憩しつつパフォーマンスを観て楽しみました。

80年代生まれとしては『寂しい熱帯魚』はオリジナルの振り付けで踊りたいものですが、『ダンシングヒーロー』みたいに盆踊りバージョンがあってもいいなー、なんて。名曲だし。


7月2日(日)浅草山谷堀広場

奥浅草盆踊り大会です。大きめの公園ですが人がごった返して大賑わいでした。

日本人も外国人も老いも若きもみんな集まって、踊りの輪もぎゅうぎゅうでした。

難易度高めの民謡からJ–POPまで幅広いジャンルの曲が踊れました。


7月7日(金)入谷南公園(台東区)

入谷の朝顔まつりの盆踊りです。

平日ですがこの日は私用で会社を休んでおり、少し早めに行ってお祭り気分を味わい、入谷鬼子母神でオリジナル手ぬぐいを購入しホクホクしながら19時からの盆踊り開始を待ちました。

お揃いの浴衣が素敵で、隠し撮りしてしまいました。わたしも朝顔柄の浴衣で『朝顔音頭』を踊りたいなあ。


7月8日(土)大正大学(豊島区)

大正大学の学生による東日本大震災の犠牲者追悼を目的としたプロジェクトだそうです。

われわれのような盆踊り愛好家と大学生の若いパワーが融合し、活気ある雰囲気でとても盛り上がりました。

『USA』を炭坑節に本家の「ジャンプしながら手をクイクイする振り付け」を合わせて踊るのですが、曲がかかった途端、前で踊っていた女子大生のテンションが急に上がって発狂しながら踊り出したのが印象的でした。

みんなが知ってる曲で踊るのって、楽しいよね。


7月13日(水)靖国神社(千代田区)

7月13日は都内でのお盆ということで、この週から毎日どこかで盆踊りをやってる状況となり、スケジュールを組むのに頭をなやませることになります。

この日はみたま祭りの盆踊りの前夜祭みたいな雰囲気で、エライ人の挨拶などが差し込まれ、途中参加ということもあり踊りもあっという間に終わってしまった印象です。


7月14日(金)佃島一丁目中央通り(中央区)

佃島盆踊りは「念仏踊り」として知られ、東京中心部に残る唯一の盆踊りとして伝承されているそうです。

会場も公園や神社などではなく、昭和感だだよう住宅街の通りで行われ、小さい櫓を囲んでずーーーっと同じ振り付けで踊り続けるという、もうとにかく情緒的な雰囲気を体験できる貴重な時間でした。


7月15日(土)本郷氷川神社(中野区)

「よくある神社のお祭り!」といったアットホームな雰囲気でした。特にリード役はいなかったようですが、慣れている人が踊るのをみんな真似しながら楽しく踊っている感じ。

休憩中に『河内音頭』や『相馬盆唄(会津磐梯山だったかな)』が流れていて、でかい盆踊り会場だとそれで踊り出すオドラーが出てくるのですが、こちらの会場は「飢えた踊り勢」は一人もいませんでした。

わたしもリードがいないと踊れないタイプなので、(踊りたいけど)踊りませんでした。


7月15日(土)太宗寺(新宿区)

土日に予定されている盆踊り大会が多すぎて、『計画的会場ハシゴ』することにしました。本日は丸の内線で新中野から新宿御苑へ。移動20分。

前日の太宗寺で新曲の『マツケンサンバ』が流れて楽しかったと聞いていたので、楽しみにしていました。

『ドタレバチサンバ』『Yes Yes Ebisu』など、サンバのステップを取り入れた盆踊りがありますけど、サンバと盆踊りって相性良いんですかね。


7月16日(日)みらい館大明(豊島区)

この日はメインを自由が丘盆踊りで、その前にちょっと他の会場を覗いてみようと、池袋に降り立ったのですが…

トラウマになりそうな体験でした。

開始時間の17時にキチンと行ったせいか、子供の部だったのかもしれません。子供も踊っていなかったけども。

いずれにせよ、『リード役』の重要さを実感しました。


7月16日(日)自由が丘駅前ロータリー(目黒区)

というわけで早々に自由が丘駅に来ました。こちらは子供の部終盤のころでしたが、待ち切れなさそうな一部の大人たちが櫓の下で踊り始めていました。

これこれ。こういうの。


地面にCDのような円盤が輪に沿って置いてあり、踊りに参加する人はそれを目じるしに並ぶように、とのことでした。

人が多いと輪も乱れるし、なかなか良いアイデアだと思いましたが、会場の構造のせいか、あまり機能してないところもありました。

人が多く、疲れてしまって早めに切り上げて帰りました。


7月17日(月)四季の森公園(中野区)

『中野駅前盆踊り大会』で、去年中止になってしまったのギネス挑戦企画がこの日に行われました。

「盆踊り大会の裏方の仕事をしてみたい!」と思っていたなか、ギネス企画のボランティアスタッフの募集があったので参加してみました。

この日も酷暑で厳しい暑さのなか、「着付けボランティア」に配属された私は、エアコンの効いた中野中学校の体育館でギネス参加者の浴衣の着付けを手伝いました。

普段浴衣を着ない人は、浴衣と帯は持参するものの、「紐関係」はすっかり抜けているらしく、荷造り紐やら包帯やらを利用してなんとか着付けました。

結局ギネスは6人足らずで新記録ならず…という結果になりました。

ちなみに私はボランティアは記録挑戦に参加できないと思っていたので浴衣を持参せず、ギネスには参加できませんでした。持っていけばよかったな〜


7月21日(金)増上寺(港区)

ソーラン節がの振りがまったく覚えられないのですが、この会場でもソーラン節がかかってアタフタしました。


7月22日(土)巣鴨駅前ロータリー(豊島区)

悩んだ末にこの日は豊島区をハシゴすることにしました。

この会場も足元にラインが引いてあって、踊りの輪の目じるしがついていました。

巣鴨の子供たちが歌っているという『巣鴨花咲き音頭』をこの広い会場でゆる〜く踊るというのが、非常にエモい体験で、大好きな曲になりました。

1時間ほど滞在して鬼子母神へ


7月22日(土)雑司ヶ谷鬼子母神(豊島区)

ちなみに半年で辞めたブラックなWEBの制作会社は移転していました。

嫌な思い出もあるけれど、自分にゆかりのある土地の盆踊りに参加するのが好きです。


7月23日(日)諏訪神社(荒川区)

西日暮里駅から徒歩数分のところにある神社です。西日暮里駅はJRと千代田線の乗り換えでしか利用したことがなかったです。駅前の飲み屋さんが良い感じですね。

砂埃が結構舞うのでヤバいな〜と思って、後で鼻かんだら真っ黒でびっくりしました。こういう会場に備えてマスクも持ち物に入れとこうと決心しました。


7月23日(日)上野公園弁天堂(台東区)

骨董市などが開かれるお祭りだったようで、小さめのスペースにちょっとしたクラブのような空間ができており、若者がそこでギュウギュウと輪になっていたので、ちょっと厳しそうな雰囲気でした。

若者がウェイウェイしているなかに、オバチャンが入って大丈夫かなぁ(;ω;)という気持ちでした。

でもまぁ「入ったら入ったで楽しい」というのはそれなりに生きていて何度か経験していたので、入ってみたらやっぱり楽しかったです(*ノ∀ノ)

輪の外側から、必殺「ステルス中心移動」を繰り出し、しれっと中心で踊っていました。


7月23日(日)巣鴨駅前ロータリー(豊島区)

上野のほうが思ったより早く終わったので、巣鴨にも駆け込みました。

環境的にも良かったしセトリも充実していて、ここはかなりお気に入りの会場になりました。


7月24日(月)川口市青三南公園(埼玉県)

私の住んでいる川口市も地域単位の盆踊りが活発にスケジューリングされており、私も銀行に行く途中にふと目にした掲示板でこのイベントを知りました。

デカめの公園で参加者も少なめではありましたが、曲数も多く良い会場でした。この日は月曜日で他に盆踊り大会も少なかったせいか、都内でよく見かけるオドラーさんが参加していました。

帰りに気になっていた立ち飲み屋にふらりと立ち寄りました。浴衣で地酒立ち飲み。粋だぁー!


7月25日(火)川口市並木東児童遊園(埼玉県)

川口のご当地盆踊り『たたら踊り』がやたら耳に残るんですよ〜!

間違いなく名曲。


7月26日(水)赤坂浄土寺(港区)

このところ暑い日が続いて熱中症が心配ですが、この日は電車で会場に向う途中に気分が悪くなり「もしや熱中症?」と不安になりました。

私はいつも単独で活動しているので、混雑した会場でフラフラになったり倒れたりして、他の人に迷惑かけるようなことがあったらたまらんな…とゾッとしました。

熱中症対策でいつも水筒をぶら下げているのにこの日は持ってきておらず、最寄り駅降りてすぐに水分を摂りました。

おそるおそる会場に行き、おそるおそる『赤坂豊川音頭』を踊っていたらテンションが上がってノリノリで狐ダンス踊ってハイボールもぐびぐび飲めるくらい元気になりました。


7月27日(木)新橋駅前(港区)

都はるみの『好きになった人』はペア踊りとして定番ですが、単独行動のコミュ障泣かせの曲であります。

「コミュ力ない勢」にとって『好きになった人』は休憩タイムであります。


7月28日(金)京橋公園(中央区)

台東区も港区もいいけど、まだ中央区がないじゃない。

「血湧き肉躍る」中央区ナンバーが恋しくなってきた頃ですが、ぼちぼち中央区の盆踊りが出てきました。


7月29日(土)恵比寿駅前(渋谷区)

激混みと言われていましたが、会場自体も広くギャラリーと踊り手をキッチリ仕切ってくれているせいか、割と踊りやすかった気がします。

『Yes Yes Ebisu』での会場の一体感が楽しかったです。


7月29日(土)田町駅前なぎさ通り(港区)

あんたどんだけ『好きになった人』嫌いだよ…って感じですが。

いやはや、田町駅は今の職場の最寄駅なので、そこの盆踊りとあっては参加しないわけにはいきませんね!

屋台が中心のお祭りのようでしたが、混みすぎてちょうど良いものが何も買えず、『好きになった人』を眺めながらファミチキをいただきました。


7月30日(日)青山表参道(港区)

なんと!先着750名に団扇と手拭いが配布されるとな!

ご当地手拭いコレクターとしては絶対見逃したくないイベントです。

張り切って早く来すぎたようで、盆踊り開始するころに配布するそうなのでカフェに移動しました。

19時前には配布が終わってたようです。


7月31日(月)鉄炮州児童公園(中央区)

『平成日本ふるさと音頭』だそうです。

『令和音頭』ももちろんあるわけですが。そのうち『令和ダイバーシティ&インクルージョン音頭』とか登場しそうですね。



ところで、盆踊り会場ではいつも屋台のビールやハイボール、買えない時にはコンビニまで行って缶チューハイなどを購入しています。

休憩中に飲み切らなければいけないので、ちょっとしんどい時があるんですね。

キャップ付きのチューハイ

「踊りたい」と「呑みたい」を両立できる飲み物がありました。

曲の合間にも飲めちゃうんですよ。やばいですね。

ちなみにお腹が空いても屋台が激混みすぎて、何も買えない「あるある」。おかげでこの時期はめちゃくちゃ痩せます。

これ手も汚れないし、すぐ食べ終わるし揚げ物だからカロリーも摂れる。

【キャップ付きの缶チューハイ】と【ファミから】が盆踊りの最適解セットだと気づいた2023年の7月であります。


サポートしていただけるととても嬉しいです! サポート金額は、しばらく眺めます。