"混合された大都市は、現実がいかなるものかを示し、藝術家としての私を動かすのだ。"

1937生まれ。いわゆるカリフォルニア・ポップを代表する作家。

人工的な環境下における芸術作品の実践とはいかなるものであるか、という問いが、ルーシェの作品の現代性を示しているのである。　美術手帖　2011年5月

カリフォルニアには行ったことがない。行ったことが無い場所を思うのは希望があっていいな。

どんなところだろうか。田舎なのか・都会なのか。自然が豊かでありかつ独自の文化のあるといわれる。山・森が燃えている。オレンジ。浜辺。赤みがかった夕日に包まれる、海の街の景色、映画などで観たイメージ。

ブローティガンの「カリフォルニアは招く」という短編が好きだった。「カリフォルニアはよその土地から人々を集めたがり、昔のことを忘れさせ」、「やってきたタージマハールでさえパーキング・メーターの形に変わってしまうような終局を迎える」。

*画像は全てエド・ルーシェ作品より