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婚活あれこれ

こんにちは。

相棒の風邪が感染し、鼻声プラス昨晩から咳も出始めました。
困ったもんです。。。

皆さんもどうぞお気をつけて。


さて、一部SNS界隈を沸かせている
ザ・ノンフィクションの婚活編。

前後半と2週続いての放映でしたが、
現在婚活をされている方はなおのこと
ご覧になった方は多いと思います。

構成として興味深かったのは、
カリスマ婚活アドバイザー植草美幸さんを軸に、
主人公を3人に絞った密着に見所ありました。

個人的な感想としては、婚活にあたり、
女性には「与える」、男性には「諭す」
を中心としているのかな、と思いました。

もちろん、登録会員は山ほどいる会社で
たった3人とそのお相手方しか対象を観てないので、
それが全てではないでしょうけれど。

それを加味しても、

アドバイザーの指示に従って成婚を果たす人と
繰り返し頑張って婚活中の方の経路には
考えさせられるものが多くありました。

私自身も超晩婚+初婚の婚活をして45歳で
現在の相棒との結婚を果たしました。

それまでは一生独身でも生きていける!
孤独は別に苦にならない、と思ってました。

しかし、婚活を始めてから思ったことは、
精神修養の場だな、と。

それまでの自分はなんて自己中心的だったんだろう、
と反省もしましたし、コミュニケーションの上でも
得るものがたくさんありました。

私はアドバイザーや斡旋業者をあえて避けました。
きっと私の歳では、再婚子持ちを勧められ、
わがままは言うな、と言われるに違いない、
と思ったからです。

しかし、自身で情報を集め活動を始めると
同世代の未婚男性は多かったです。

そして、最初にお相手に条件を押し付けるでなく、
お相手の様子を拝見するに徹底しました。

なぜなら、

まだ結婚というものがよくわからなかっただけでなく、
恋愛自体に免疫がなかったからです。つまり、
「まずは相手を知る」と言うところから始めました。

まずは「同じ婚活中の同輩」と言う意識で
話ができる人をサイトのチャットで絞って、
そこからどんどん互いの理想を出し合う、
そしてデートで本当に相性が合うかを確かめました。

まだ写真とプロフしか見てない段階で
不躾な人もたくさんいましたが、
大抵どの方も慎ましい方が多かったです。

私が高い条件を出さなかったために
ハードルが低く自己アピールがしやすいとも言われました。

でも、結婚対象となると徐々に内容が濃くなり、
距離が近付くスピードや情報量が過多となって
大半の相手が自分の肌に合わなくなる。
そんな残念な結果が続くのが婚活。

早く結婚したい、というのが婚活の最大の目的なので、
結果を焦るし、相手のいいように妥協をしてしまいそうな
自分を感じ「これでいいのか?」と思ったこともありました。

だから、アドバイザーが必要なんですよね。
客観的に双方を見て、相性のお膳立てを仕切る人がいると、
そこから二人は会話、デート、成婚と言うプロセスで済む、
これ、全部手作り婚活していた身にとっては本当に楽だと感じます。

しかも、お相手の本音を聞いてくれる「壁」が存在して、
落ち度があればアドバイスをくれるなんて、
相当なお金を払うにしてもかなり得のあるサービスです。

ただ、番組を見て感じたのは、
やはり一人のアドバイザーを頼りに
操り人形的になってしまう人もいるだろうな、と
思う点がありました。

特に恋愛経験が薄い人は異性を知らないので、
アドバイスを受ければ「こう言うもんだろう」と
素直に皆さん聞いています。

そこから結婚成立になるとこれは万々歳なのですが、
果たしてこれで結婚してからはうまくいく物なのだろうか、
と考えました。

例えば、
学習塾で有名校合格までのサポートを丁寧に施されたはいいものの、
志望校入った途端に勉強の仕方がわからん、と言う状況に陥るような、
そんな状況が生じたりはしまいか、と。

まあ、結婚後は社会の中で家族や仕事場で
常識や夫婦としての営みを学んでいくんだろうな、とは
思うんですけれどね。

と言うのは、私も結婚するまでが大変でしたが、
結婚したら、好きで結婚した相手や家族に
「へ?」と思うところが多々現れたからです。

もちろん、国際結婚なので、文化や言葉の違いで
色々混乱は増えましたが、それより、

相手がこう出たら、私はどう振る舞ったら良いのか

と言う場面が山ほどあって、特に喧嘩などしちゃうと
どう収めたらいいのか、もうこのまま日本に帰っちゃうのが
幸せなのか?まで悩んだので。。

だから、

男性の家事能力や、女性の自立心などを条件として高く求め
婚活戦線に押し出す婚活業界のシステムは巧妙ではあるけれど、
それらのアドバイスは、成婚後の生活のコツとはまた違うし、
夫婦生活の応用に役立つのだろうか、と感じました。

かしこまって清廉潔白に振る舞っても、
結婚しちまえばこっちのもん、と思って仕舞えば、
また婚活前に戻ってしまう可能性もありますもんね。

そんなことをウダウダ考えながら観た
ザ・ノンフィクションでした。





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