メルカリ/奥平和行

1.この本を一言で表すと?
・希代のスタートアップであるメルカリ、その野心と焦りと挑戦の5年間をまとめた圧倒的ノンフィクッション(帯そのまま)


2.よかった点を3〜5つ
・ミッション、バリューについて
メルカリで有名なのがミッションとバリュー。しかし、これが定められたのがシリーズBの調達を準備するころ、時期でいうと起業から3年と4ヶ月たったあと。しかも決め方がホテルに泊まり込んでKJ法を使うという大学生のようなもの。
ここから読み取れるのはミッションやバリューが大切だが、それ以上に大切なのは、決めたものを徹底して会社の価値観とし、浸透させること。

・常に成功していたわけではない点
今ではフリマアプリといえばメルカリ一強だが、数年前には競合先がたくさんあった。その時に創業者山田は、ライバルではなく顧客を見つめていたという。
成長はなだらかではなく、浮き沈みはあるが、何を大切とするかを見つめ直しブレないことが一番大切。

3.参考にならなかった所(つっこみ所)
・ミッションの運用方法
一番気になるこの話があまり載っていなかった


4.実践してみようとおもうこと
・ミッションとバリューの設定
これは起業に限った話ではなく、人生に言えること。自分の価値観を見つめ直しいきたい。


5.聞いてみたいこと
・ミッションの運用方法
どのように浸透させ、大切にし、ミッションに対する認識のズレを修正しているのかを聞きたい。

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