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話題の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」モデレーター進行を湯島の古本屋で見つけた雑誌から学ぶ

話題の音声SNS「Clubhouse(クラブハウス)」と雑誌コンテンツの作り方にはいくつかの共通点があります。

1つは「Clubhouse(クラブハウス)」のルームは「取材」に似ているということ。

「Clubhouse(クラブハウス)」のモデレーターやRoomを見ていると、よくテーマを決めて、ゲストを呼んで公開インタビューのような取材をしているのを見かけます。

2つ目はテーマを決めてスピーカー複数と話をしてく様子は、雑誌の企画やテーマを決める「編集会議」に似ていること。

「Clubhouse(クラブハウス)」のルームに必要なこととは?

「Clubhouse(クラブハウス)」も雑誌も、ただ単にそのまま作っていても面白くはならないので、ある種の進行や設計図が必要になります。雑誌でいうとそれは「台割」というものに当たります。

雑誌の編集長の重要な役割として「台割」というものがあります。これは簡単に言うとページ割、設計図のようなものです。

「Clubhouse(クラブハウス)」におけるモデレーターの進行は、雑誌の「台割」を比べてみると少し異なります。

巻頭インタビュー → 巻頭特集 → 連載 → 読者コーナー

など、雑誌は最初から読むことを前提にしながら、最後のページから読むことも考えて作ります。

しかし「Clubhouse(クラブハウス)」の進行はリアルタイムでしかもアーカイブが残らない(議事録も残すことは規約上できない)、しかも途中から参加する人、また途中で離脱する人もいる。

すると大切なのは1ページ1ページにおける昔の雑誌での作り方。

モデレーター進行で大切なのはテーマの提示をはっきりすること。そしてリズムを作ること、箸休めを入れること。

ちょっとしたお笑い要素とピリリとしたアイロニーなエッセンス、がよいヒントになるなんだろうなと、東京・湯島の中古レコード・古本「東都 records & books」で見つけた伝説の雑誌、「面白半分」「宝島」「広告批評」を読みながら思いました。

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