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営業を考える

本日不動産屋のインテリア相談会でした。感情に流されやすい私と冷静な妻ですが、二人とも営業の方を気に入れば財布の紐は緩くなります。

結論から言うと、営業の方のせいで必要最低限しか頼まないことに決定。床のコーティング、窓の断熱加工、玄関の壁紙のみの変更です。

あの人が注文された金額に応じてマージンを得ているのだとしたらかなり失敗の部類だと思います。特に注文金額は関係なく、客を捌いていくのが大切なら別にいいのですが、だったら4時間近くも拘束しないでいただきたい。

なぜチョロいはずの私達を買う気にさせてくれなかったのか。その理由を考えてみました。


こちらの考えを聞かない

総合するとこの一点に集約されてしまうのですが、まず営業のおばさまは、私達の状況や考えをほとんど聞かずに話し始めました。「必要なのはカーテン、照明、エアコン。あとはどうにでもなる」まあそうなのかもしれないが、それは全て高級なもので揃える必要があるのか? 建築中のマンションに対するインテリアフェアなのだから、ここでしか相談できないものと、そうでないものを提示した上で優先順位を話してほしかった。

どんな営業であっても相手のことを聞いて理解するのが全ての始まりではないか。私は予備校の入学面談でそれを学んだし、今読んでいる営業の手法に関する本にも書いてある。というかある程度長くやっているだろうおばさまが何故それを知らないのか。疑問だ。

子どもの存在にほとんど触れない

子連れで来ている人には子どもを褒めるべきだ。最初に「可愛いですね」と言ったくらいであとは大した話さず。何かの話のタイミングで「お嬢様もいらっしゃるようですし」とうちの息子にぼそっと言ったが、訂正する気も起きなかった。

まず「何ヶ月ですか?」「元気ですね」「声出してもいいんですよ」「飽きちゃったかな?」など都度声をかけてくれればそれだけで我々親は申し訳ない気持ちにもなりつつ、ありがたく、この人の勧めるものには応えたいと思うのだ。

好みを主張してくる

特に必要のないところで時間を取られてイラっとしたのが、おばさまの「自分の家ではこうしている」という話。そしてカーテンの素材や色への拘りだ。まずカーテンは市販のところと、ここで用意したものの違いを説明してほしいが、とにかくどんな記事が良いかから始まり(それがしばらく続く)、とにかくグレーやホワイト系の色を勧めてきた。こちらとしてはパステルカラーがいいなという気持ちがあったのに、それを話すまで無駄な時間を取られた。

「試算だからマックスで出した方がいいわよ」と言いながらこちらの財布事情を勝手に想像し、レースは安いものを選んだり、「そっちのカーテンは高いから見なくて買わないと思うけど」などと言っていた。


家から近いからまだ良かったが、遠いところにわざわざ行かされてアレだったらもっと残念だっただろう。とにかく今後はニトリ、IKEA、東京インテリア、島忠等で家具を探すことになりそうだ。

子どもも小さいし汚れたり壊れても買い換えればOKがいい。


レペゼン群馬、新井将司。世界一になる日まで走り続けます。支えてくださる皆さんに感謝。