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今からキャリアチェンジをするならWEBTOON業界を選択肢に入れて欲しい理由

皆さんは、キャリアについて考えることはありますか?

今年30歳になった私の場合は、友人、同期、家族、あらゆる場面でキャリアの話題がよく出るようになってきました。電車に乗っても、YouTubeをみても、転職を煽る広告を見かけない日はないし、考える機会は増えてきているのかもしれません。

年を取れば取るほど転職先や仕事選びの選択肢が狭まっていく中で、自分が何に向いているのか、何をしたいのかを見極めるのは私たちにとって永遠のテーマです。仮に自分が本当にやりたいことが見つかったとしても、新天地に飛び込むのには勇気も必要だったりします。私が思うに、キャリアチェンジする際に一番大事なのは能力でも経験でもなく、絶対にタイミングです。

まだまだ社会人経験10年にも満たない私ですが、これまでのキャリアを形作ってきたのは、周囲に経験者がいない中で、未経験で仕事を任せてもらいやり切る。この繰り返しです。COOを務めるナンバーナインでは、会社を創業してからプロダクト開発、新規事業立ち上げ、地方拠点立ち上げ、子会社設立、組織マネジメント、事業計画づくり、資金調達など、様々なことを未経験から始めてなんとか形にしてきました。

そして今、私はWEBTOON事業責任者として新たなキャリアを歩み始めています。そんな私だから言えるのが、

エンタメ(特にコンテンツ作り)業界にキャリアをチェンジしたいと思うなら、2023年時点の日本ではWEBTOON業界一択

ということです。本noteではその理由と、WEBTOON業界の中でもナンバーナインの良さについて語っていきたいと思います。

この記事でわかること

・WEBTOON業界に今飛び込むことがチャンスである理由
・ナンバーナインでのWEBTOONの制作体制及び実績
・WEBTOON業界に向いている人はこんな人!&転職するためのヒント

なぜ、今WEBTOONなのか?

WEBTOONの歴史と発展

WEBTOONは元々韓国が起源で、伝統的な漫画の横読みスタイルから縦読みスタイルへと独自の発展を遂げています。90年代までは横読み漫画もありましたが、「青少年保護法」やアジア通貨危機による景気悪化が強い影響を及ぼしました。2000年代に入り、インターネットが普及すると、ページを縦にスクロールして読む「WEBTOON」が普及していきました。(参考:韓国の漫画

The global Webtoons market size is projected to reach US$ 27,510.07 million by 2028, from US$ 3,787.51 million in 2021, at a CAGR of 30.93% during 2022-2028.
1ドル140円で計算

今やその勢いはとどまることを知りません。2021年時点では世界で5,300億円だった市場は、2028年には3.85兆円まで成長すると言われています。そのような市場環境を受けて、日本でもソーシャルゲーム会社が勃興したときのように、続々と新規プレイヤーが参入してきている状況です。

日本でのWEBTOONの成長と現状

日本国内でもWEBTOONに注目するスタジオが増えてきています。出版社となると未経験ではハードルが高いですが、WEBTOONでは経験者がそもそも少なく、チームで制作するということもあり様々な強みが活かしやすく、新たに挑戦するフィールドとして申し分ない業界だと思います。

ウェブトゥーン業界カオスマップ2023年2月更新版

カオスマップの出版社にも記載がありますが、集英社を始め数多くの出版社もWEBTOON業界に参入しておきております。


人よりも早くはじめないと一匹目のドジョウはもちろん、二匹目のドジョウすらも掴めない

今まさにAIが完全にトレンド化しています。ちょうど、AIに対して懐疑的だった多くの人々が、現在ではChatGPTをきっかけに、その可能性を認識しているように、数年後にはWEBTOONがブームからトレンドになると思います。WEBTOONへの批判はさまざまありますが、前述の通り市場が伸びてくることは間違いありません。AIの業界も数年前から市場の予測がされておりました。

『2016 人工知能ビジネス総調査』まとまる(2016/11/28発表 第16095号)
『2022 人工知能ビジネス総調査』まとまる(2022/9/13発表 第22096号)

もちろん、100%の精度で予測されることはないですが、多くの経営者がこういった数字をみて投資を行います。AI業界が伸びたように、今後もWEBTOON業界への投資が進み伸びていくはずです。キャリアを自分の時間、人生の投資を考えたときに、すでに構築されているものよりも、これからの未開拓領域の方が伸びしろは大きいはずです。そして、何よりも「エンタメが好き」なのであれば、これから成長するWEBTOON業界はとても大きなチャンスがあります。

WEBTOONの制作体制と職種

WEBTOON制作のプロセス

WEBTOONの制作は、チーム制作が基本です。負担を分散させることで、一つの作品を共に作ります。しかし、チーム制作にはコミュニケーションコストが大きくなり、関係者が増える分リクープラインも上昇します。それでも、そのリターンは計り知れません。各個人のスキルや知識が結集し、一つの作品という形でシナジーを生み出します。全部を一人でできる必要はなく、それぞれの強みを集約することで制作できるのがWEBTOONの良さなのです。

ナンバーナイン作成

チーム制作と各役割

ナンバーナインでは大きく3つのポジションがあります。

ディレクター:制作の進行、企画〜ネームまでの進行管理、編集、PL管理など
マーケティング/サポート:作品の流通〜販促などのマーケティング、及び契約書、請求書の管理などのバックオフィス業務
AD/クリエイター:線画以降の工程を担当します。ADであればクオリティ管理、クリエイターであれば自分で手を動かして制作を行います
パートナー(業務委託):原作〜着彩までさまざまな工程でパートナーのクリエイターへ依頼をしています。

各役割が適切に機能することで、一つの作品が完成します。1人で全部のスキルを身につける必要はなく、自分の強みを活かしながらチームメイトとシナジーを生み出す姿勢が強く求められます。

WEBTOON業界でのナンバーナインの強み

ヒット作品の創出/男性女性向け両方を制作

ナンバーナインがリリースした『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ』(以下『神血の救世主』)はリリース以来LINEマンガで高い評価を頂いております。ナンバーナインは男性向けを中心にリリースしていますが、女性向けについても絶賛制作中です。2023年6月現在は新規作品としては「男性向け現代バトルファンタジー / 女性向けロマンスファンタジー」に注力をしております。

『神血の救世主』についてはチーム全員がオフラインで制作をしています。編集もマーケターもクリエイターも可能な限り距離を近づけていくのがナンバーナインの制作の大きな特徴です。もちろん、遠方の方もいたり席数の上限もあるのですべての人がオフラインというのが現実的ではないですが、チームで作るからこそ熱量を高め合えるようにしていきたいと考えております。

デジタル配信他関連事業とのシナジー

ナンバーナインの成長はデジタル配信なくしてはありませんでした。すでに漫画家への還元金額は7億9000万円を超えており、利用してくださっている漫画家は1,890人を超えております。

ナンバーナイン作成

この数字を達成できたのは、「クリエイターサクセス」を掲げ、強みであるマーケティングを活かしながら、確定申告/紙単行本/クラウドファンディングなど漫画家の皆様のニーズに応えてきた結果です。


WEBTOONに向いている人と転職へ向けて

向いている人

①エンタメが好きな人
とにかく、エンタメ、特に物語が好きでないと始まりません。毎日WEBTOONの話をするのはもちろん、横読み漫画、音楽、映画、アニメ、ゲーム、2.5次元あらゆるエンタメについて話をします。もちろん、全部の領域に精通している必要も、全部を好きなる必要もありません。でも、WEBTOONの読者が楽しめるものをチームで作るためには、読者が楽しんでいるWEBTOONに限らず、他のエンタメへも理解を深める必要があります。

②他者の「好き」も尊重できる人(チームプレイが好きな人)
①とも関係しますが、自分の「好き」だけを貫いてもチームでは失敗します。チームメイトと同じ「好き」を共有しながら、その解釈、範囲を広げていくことで共通の目標ができ読者を楽しませるWEBTOONを生み出せるはずです。作りたいものと、作るべきものは違う、ということを意識して、読者を忘れずに他人の「好き」を尊重できる人がWEBTOONには向いていると思います。

③自分の「強み」(得意領域)がある人
チームに貢献するためには自分の「強み」が欠かせません。PR、販促、デザイン、編集、進行管理、マネジメント、PL管理、契約、営業、、、、などなどビジネスに関連するスキルの多くはWEBTOONに活きてきます。特に編集はもちろん、マネジメント、営業、進行管理といった人との折衝が必要になるスキルは、チームで作るからこそ、WEBTOONで一番重要です。そして持っている人が一番少ないスキルでもあります。

転職成功のへのアドバイス

まず、WEBTOONをたくさん読むことです。まずは有名タイトルは全部読み、その上で、自分が作りたいジャンルを深く理解することが必要です。そして、新作についてもちゃんと追いかける。とにかく読む。

読めば読むほどWEBTOONは面白くなってきます。私も最初はなれなかったのですが、LINEマンガなどでコメントなどを読みながら読み進めるうちに、すっかりWEBTOONに浸かってしまってます。笑 個人的には女性向けなら『結婚商売』『刃先に唇』『モブなのに過保護な公爵に溺愛されています』、男性向けだと『禁忌の転生大魔導士 ~無能からレベルアップで最強に』『元・天才ハンターの華麗なる清掃ライフ』がおすすめです。

さらに、ナンバーナインの場合、『神血の救世主』をはじめとする弊社の作品やデジタル配信の読み込み、そしてミッションとバリューへの共感が求められます。これにより、自身のキャリア像を明確にし、成功への道を切り開くことができます。

さいごに

WEBTOON業界への挑戦は「今」がチャンスです。そして、その最前線にいるのがナンバーナインです。アニメ/漫画/ゲームなど、すべてのエンタメはグローバル化が進み、国内市場だけをみているエンタメは少なくなってきています。WEBTOONはフルカラーでスマホに最適化された漫画としてグローバル展開がしやすく、さらに成長していくことが見込まれます。

数年前から横読みの電子書籍の成長/AIの成長が叫ばれ、実を結んでいるように、WEBTOON業界も、今から数年後必ず成長していくと確信し、何よりもその中心にいる会社として国内のスタジオと協力しながら、国産WEBTOONを盛り上げていきたいです。自分の「エンタメ好き」を試したいのであれば、WEBTOON業界は今がとてつもないチャンスのタイミングなのは間違いありません。

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