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真夏の明治神宮

台風前日のちょっとだけ風が涼やかな日に明治神宮に行ってきた。
参道が木に覆われて陽射しを遮ってくれても、この暑さの中行くのはなかなか勇気がいる。でも行きたい気持ちがむくむくしていたので、ちょっとでも涼しければ行ってしまおうとちょうど良き日を狙って行くことができた。

夏の明治神宮は何年振りだろうか。
まだ真夏日が一番暑い時、木陰と風を浴びに何度か訪れていたけどここ数年は暑さのあまり足が遠退いていた。
明治神宮は私の中でふいに行きたくなる場所で、初詣を含めて今年は3回目。
多分涼しくなり始めた頃にあと2回くらいは行くだろう、絶対。

神聖で特別な場所だけど、私にとってはふら~っと訪れたくなる身近な場所。もっと近くに住んでいたら散歩コースになっていたかも。
行く目的はもちろん参拝をしに、ですがもう一つの目的が本殿裏の宝物殿前に広がる芝生の広場。どちらかというとここに行きたくて明治神宮に行っていると言っても良いかもしれない。

20年以上前初めて友達に連れてこられた時、こんな場所があったのか!と感動し、それからずっと芝生を愛でに通っている。
人知れずという言葉がぴったりで、この日も私以外周りには誰もおりませんでした。
そしてここでどうしてもやりたかった事。
裸足でここの地に触れること。

職場の人が気功の先生に身体の不調を訴えたところ、裸足になって地面に触れなさいと教えられ実行したら治った、と熱く語っていたので、ならばこの地の気を取り込まねばということで裸足になりに来たというところ。
地に足しっかりつけました。
外で裸足になるなんてほぼ無いかも、と裸足になって思ってみた。これかなり良いです。
気を感じられたかどうかは分からないけど、気を身体に取り込めたことは間違いない。
新鮮な気持ち。

蝉の声と風の揺れる音、目の前ではツバメとトンボがヒュンヒュン飛び交っている。
誰もいないこの空間でひたすらぼぉ~っとそれを眺めてた。
うやむやっとしてた気持ちもサラっと忘れるくらい無で有意義な時間を過ごすことが出来た。

この日は満月だったけど、生憎の天気で月が顔を出すことは無かった。
神聖な気を取り入れて、満月で浄化できたら最高の1日だっただろうな。
自然から見えない何かを与えてもらう。そんなことを意識した一日でした。
また行こう。