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その日暮しで暮らす

休み生活に入って二日。
飲食関係はテレワークで仕事をすることがないので、本当にやることの無い休みに入ることになる。
一ヶ月長いなあ、なんてその時は思っていたけど、前の仕事を辞めたときそう言えば一ヶ月休んでたんだった私。

その時何してたかな、と考えてたら意外と何もしていないことに気付いた。
一ヶ月もね。
その時は疲弊した体を休めるのに充てていたので、ほとんど休息という感じでボケッとしていた気がする。
じゃあ今はどうかというと、案外その時と変わらない生活になるんじゃないかなと思っている。

周りではこの休みの間どうしよう、という話題で持ちきりだったが、私の中ではまあ変わらんだろうという心持ち。
色々工夫を凝らしてあれしてこれして、というよりも、仕事で家にいない分やらなきゃいけないことがホントは山積みで、でも実際そちらに時間が割けないのでやらずに溜めておいたことをやる。
という単純にシンプルなやるべき事。

見返したらいやいや一杯あった。
前回まるっと休んだ時にはなあんにもしなかったから、それがそのまま残ってますね。

断捨離&整理。
なんだかずっとやっているようで、細かく見てみると全然片付かないし終わらない。
物は増やしてないけど、片付けきれない物たちがそのまま残っているので、相変わらずそのままいるって感じ。
まあ見て見ぬふりってやつですね。
まずはこれをやる。

そしてずーっと停滞していた物作り。
忙しい、疲れてるを理由にぱったりやらなくなってしまった。
あんなにやりたがっていた事なのに…。
自由に外に出られないのなら家でじっくり出来ることをやるにはピッタリの環境じゃないの!
周りの友達にも早めに宣言してみた。

急に外出を絶たれて人との接点が無くなるんだぁと思った瞬間、前職の人たちに連絡をいれてみたところ、やはりこういう時路面店のパン屋は強い。
毎日営業するよと、ただ時間は短縮で。
そう考えると彼女たちは少なからず人と会う機会はある。人と接するリスクはあるけど、まだ日常生活を送っている感はあるということ。
完全に休みに入るとそこは孤立感を感じるところだな、とつくづく思う。

その寂しさのあまり早急にグループLINEで連絡をとってしまった。
でも変わらず営業しているということなので、パンが無くなればそこへ買いに行く、そして皆の顔も見れるということが分かり、ちょっと楽しみが増えた。

外にも出ずして何をしようかと思いを巡らせたりしていても、案外時間はスルッと経っていくもので、もっと色々やっておけば良かったと思うことが絶対的に出てくる。
前回休んでみてそう思った。
あの時はもちろん自由に外に出ていける状態だったけど、それほど出歩いたりもせず今思えば何してたんだろ?ってくらい家にいた。
無駄な時間を過ごしちまった、とあの時は思ったけど、あれはあれで必要な時間だったのかも。

今回は不意討ちの休みなので、もうちょっと実のある休み方を実行していこうと心に誓った。
やるべき事も分かっているからね、こうなりゃやるしかない。
でも基本がユル設定なので、ほどほどにしていくつもりで。

状況は全然良い方向ではないけれど、今はそういう時なんだなぁと思って、ただただ過ごしていくのみ。
その日暮しをシンプルに楽しんで。