見出し画像

初めての在宅勤務。

なんというか、「自習」みたいな感じだった。

昨日の出勤時に平時は首都圏混雑率トップ〇〇くらいには入る電車が、先頭は席空いているし、ピークでも100%ちょっとくらいですんだから、あーやっぱ世の中そうなんだなーとか、個人的にも在宅勤務できるんじゃね?と思っていた矢先に、昨日の課内のMTGでもう通達待ってられないし、在宅やってみようって言ってくれた上司にも感謝。

各自携帯から社内ネットワークの一部にアクセスできるくらいのインフラ環境だったけど、やってみないとわかんないしねと、部署の気質をそのままあらわしたような判断で昨日決まって今日さっそく在宅勤務。このスピード感は好き。

今日は仮ということで10人もいない課内のうち二人が試しで在宅勤務。

できないこともないというのがリアルな感想。大きい会社なだけあって勤怠上のシステム的には休業、在宅勤務を受け入れる状態にはしていたのも大きい。ただ事務所のネットワーク環境がそのまま自宅で再現できているかと言えば先述の通り全然違う。

その中でどうしたら会社に来ずに仕事ができるかどうか。すでにテレビ会議は導入していたので、接続するソフトは違ってもオンラインで集まることに抵抗はないらしい。

自分に課せられている本業としては現地に身体をもっていく必要がある仕事なのだけど、この状況下ではほとんどできておらず、本業の管理業務的な部分と、本業ではない部分の二軸の業務が多いものの、今のところネットワーク環境的にはどうしても週に何度か会社に行く必要がある。

定時連絡ということでオンラインで集まって、パパっととりあえず今週来週をどうしていくかが決まり、ネットワーク環境の整備はセキュリティに関わる部分なので課内で決められるものではないけれど、会社に行った日にすることと、在宅できることの線引き、会社に行った日に在宅でやることの仕込み、というサイクルが出来上がった。というかこうするしかない。

テレワーク、在宅勤務になって、仕事のできるできないが如実になったという話はよく耳にする。なんとかパフォーマンスは落とさずにいきたい。個人的にもそうだけど、感染リスクを背負って前線で頑張る仲間がいる以上、こちらが在宅であることを理由としたテンポの遅さだけは感じさせたくない。それは間接部門としてやっちゃいけないことだと思う。前線が崩壊した時の交代要員でもある以上感染するわけにもいかない。

そして朝日を浴びる、換気する、着替える、掃除をする、身体を動かす。ネット上に流れる在宅勤務のツボの重要性は理解した。そして太るという理由も。

現場でないと働けない人、完全に働く場所を選ばない人、自分のようにときどきは一定の場所に行く必要がある人、個人情報、機密保持の面で会社に通わざるを得ない人、人それぞれ事情があって、その事情で背負わなければいけないリスクが違う。その仕事を選んだのだから自己責任という論法も成り立つけど、その仕事を自分から望んだわけじゃない人もいると思う。

ただ今はまず一人の人間として感染しない、感染させない、そして前線で身体を張らざるを得ない人に対して敬意を表すること。医療系、インフラ系はもちろんのこと、物流、スーパー、ドラッグストア、コンビニ、飲食店、このあたりはもはやインフラに等しいと思う。ちょっと制限はあるかもしれないけど、普段と変わらないサービスを提供してくれている。職業に貴賤はもちろんないとして、この状況下で仕事代われますか?と。代われないのであれば、せめて感謝と労いを。そしてその人に感染させない配慮を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?