義務教育時代体育は基本「２」（５段階評価）の私が、ひょんな事からマラソンを趣味で始めることとなった。
いくつかのハーフマラソンに参加し、制限時間ギリギリ（どの大会も２時間半くらい）でゴールしていた私も、２時間を切ってゴールにたどり着けるまでになった。

はじめるといろんなグッズが欲しくなる。GPS搭載のランニングウォッチ、シャツ、ウエストポーチなど。なぜかシューズにはこだわりがなく、asicsの安めのものを使っていた。

まだマラソンをはじめて少し立った頃、姿勢が悪かった（当然走り方も悪い）私の耳に「どうやら足袋がいいらしい・・・」という情報が入り、地下足袋でランニングをすることにした。ちなみに私は埼玉県行田市出身というプライドもあった。いきなり始めたらおそらく怪我をするような状況だったのかもしれないが、軽い感じで走っていたので、意外とすんなり足袋ランに移行できた。

そんな折、アマゾンでランニング用の足袋はないかと試しに検索したら、KINEYA「無敵」がヒット。行田の足袋会社が関わっていると知り即購入。何足かかって普段履きとしても使った。「何あの靴？」という視線をよく感じたが・・・。

「無敵」を履き始めて半年した頃、例のドラマが始まり、今度は「ミーハーなの？」という視線を感じるようになった。例のドラマのモデルはまさしくこのランニングシューズ。

私は流行る前から知っていた的な話を書いてしまったが、今でも「無敵」を普段履きとしても履いている。なれると履き心地がいい。ただ、１０ｋｍくらいのランニングであれば「無敵」で走るが、ハーフマラソンは普通のランニングシューズを履く。靴の偉大さもしっかりと感じている。主な効果として（あくまでも個人的な意見）、肩こりが緩和した、背筋が若干伸びた（身長が１ｃｍくらい高くなった）等が挙げられる。

普段無駄遣いですぐ飽きてしまうものを買ってしまう私だが、KINEYA「無敵」は買ってよかったと思えるものであった。