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5ヶ月続けて見えてきた、心地良いダイアローグの作り方

昨年秋から、月イチペースでLIFE SHIFTERS MEETUPというのをやっています。

招待制で関心を持ってくれそうな人に声をかけて開催している、少人数の語りの場です。

各々の人生におけるSHIFTに関心を持った仲間と語らいたい、と言うゆるいところからスタートしたのですが、回を重ねることに輪郭が定まってきたのでまとめてみます。

参加メンバーは招待制

お声をかける条件はあえてゆるくしていますが、こんな感じ。

画一的な働き方やライフスタイルにとらわれず、かといってストイックに今の暮らしを拒絶するのでもなく、その人らしいバランスの取れたLIFE SHIFTってできないか?
そんな興味で繋がれる人。

ある程度、興味の領域が共通することで、自分の話を共感してもらいやすい場になります。
現代の会社や社会で頻繁に見られる議論の場では、往々にして相手を攻撃します。
こればっかりだと疲れちゃうんですよね。
この場では、まず安心してなんでも語れる環境を作りたかったので、興味や価値観の近い人、もしくは他人を否定しないオープンマインドな人に集まってもらいました。

きっかけは仲間と語れる場が欲しかった

似た境遇の人たちが集まって対話をするシーンって映画とかでよくあるじゃないですか。

あのノリで語れる仲間が欲しかったかったんです。
自分自身、会社組織を離れて急に一人になると、時には孤独感を感じる日もあって、共感してくれる誰かと語り合いたいなって。

ファシリテートは必要、でもやりすぎない

ここでは、私がタイムマネジメントと少しの材料提供を行うファシリテーター役をやっています。

・はじめに会の趣旨と進め方を説明。
・タイマーを持参して、各人のトーク時間を管理。
・軽食と飲み物の準備、お酒は飲みすぎないように少しだけ。

始めたばかりの頃は、ほとんどファシリテートせずに場の流れに合わせて楽しくトークを泳がせていました。
あんまり管理されすぎた場だと、なんとなく空気を読んで「これが正解かな」なんて思考が働いちゃったりするのを避けたくて。

ただ、泳がせすぎると話がめちゃめちゃ盛り上がって脱線しちゃうんですね。
そうなると時間が足りないし、落ち着いて相手の話を受け止められない。
それで、ある程度のファシリテートは必要ということに落ち着きました。
でも、お互いがどんなことに興味を持っているのかを知って仲良くなるのにはすごく良かった。

シンプルで自由度の高いワーク

空気を読みすぎずに、自分の頭の中を語りやすくするためにこんなワークをやります。

・この1ヶ月でできたことを30個書き出す。(他人には見せない)
・自分の頭の中を占めている事柄を書き出す。(みんなにシェアする)

できたことを書き出すっていうのは、「あれ、意外といろいろやったな」なんて、思い出すきっかけです。

頭のなかを書き出すというのは、なんとなくもやもやと抱えている不安や、やりたいことなどを視覚化する作業。
この内容を集まったメンバーに向けて語ります。

カードに書いてフィードバック

誰かが自分の頭の中を語ったのを聞き、その感想をメッセージカードにして語ってくれた人に渡します。

もちろん、口頭でも対話するのですが、メッセージカードを導入する前はフィードバックが盛り上がりすぎて、やっぱり脱線することもありました。

カードにしたらこんないいことが

・フィードバックされる側が、その場でメモしなくてもいい。
・持ち帰って、後から見返すとジワジワ得られるものがあったりする。
・前回のカードと今回のカードを見比べられる。
・フィードバックする側も、書くことでより深く思考できる。

定期開催、継続参加で得られるもの

ほぼ、1ヶ月おきに定期開催して、入れ替わりはありつつも何度か同じメンバーと顔を合わせているとこんな効果がありました。

継続して参加することで、定期的な自分自身の振り返りになる。
聞いてくれたメンバーから「前回から進化してるね!」なんて気づいてもらえるとすごく嬉しい。
逆に、「ああ、ずっとこのことで悩んでたな」なんて気づきも。

というわけで、回を重ねるごとに、この場の価値が上がってきてる!

他にもノウハウや気付きはいろいろあるのですが、まずは雑感をまとめてみました。

しばらくはこのパターンで継続しつつも、新たな気付きがあるはずだから、すごく楽しみ。

ミートアップって呼んでたけど、これってダイアローグってやつなのかも。

参加してみたい方いましたら、まずはfacebookとかでご連絡下さい。


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