読書感想文(5)コナン・ドイル著、延原謙訳『四つの署名』(新潮文庫)

はじめに

少し間が空きましたが、ホームズの二作目を読みました。今回読んだのは新潮文庫で、平成23年に改版されたものです。

感想

今回は『緋色の研究』よりも推理する余地があったように思います。しかし私は全然わかりませんでした。ワトスン君にも敵いません。このままなんとなく読んでいくうちに少しずつ推理力が上がっていく気もあまりしません。次からはもっと考えながら読むようにしようと思います。

一番印象に残ったのは犯人を追いかけるシーンです。冒険!という感じがしました。これは映画化もされているんでしょうか?きっと一番盛り上がるシーンだろうなと思います。

また、今回も犯人の自白する過去がドラマチックで面白いなと思いました。これはどちらかといえば前回の方が好きですが、今回も面白かったです。
私は推理小説をあまり読んでこなかったのですが、これも推理小説の醍醐味なのかもしれないなと思うようになりました。
私が今まで読んだ推理小説は東野圭吾『容疑者Xの献身』と坂口安吾『不連続殺人事件』くらいしかありません。どちらも犯人側がかっこよく見えてしまったのを覚えています。
今後推理小説を読んでいく上で、そういうところも楽しめたらいいなと思います。ただまあもう少し自分の推理力を上げたいところです。

おわりに

次は『シャーロック・ホームズの冒険』を読むつもりです。短編の推理小説は(多分)初めてなので楽しみです。


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