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【無料】市場の織り込む先進国の政策金利の行方とは?

投資猫レイです。

先進国(欧米日)の金融政策は岐路を迎えています。

コロナ後のインフレと利上げがこれまでの金融政策でした。この先は、インフレ低下と利下げに焦点が移っていくと思います。

そして、金融市場は、このことを既に織り込み始めています。


Source, JP Morgan


このチャートは、アメリカ(紺色)、イギリス(オレンジ色)、ユーロ圏(水色)、日本(緑色)の政策金利の推移とこの先の市場織り込みを示しています。

アメリカ、イギリス、ユーロ圏の政策金利については2023年後半頃にピークを付け、2024年には利下げが実施されることを市場は織り込んでいるのです。

日本だけは別です。市場は日銀が2024年にマイナス金利を撤廃すると予想しています。

マイナス金利の長期化は、通貨価値の下落や金融システムの脆弱化に繋がることから、日銀はマイナス金利の撤廃に動くと予想されているのです。

とはいえ、これは「利上げ」というよりは「マイナス金利の撤廃」です。その先は「ゼロ金利」が続くと予想されています。

利下げはリスク資産や債券にとって追い風ですから、投資家にとってはチャンスが近いということを意味します。

See you!

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