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【中国語単語】初級から上級までこれだけで十分!HSK公式アプリのここがスゴい!

中国語の単語学習に使える参考書やWebサイト、アプリなどは数多くありますが、その中でも圧倒的に”最強”と言って過言ではないのが「HSK公認単語トレーニングアプリ」です。

HSK対策だけでなくあらゆる目的の方におすすめでき、また単語だけでなくリスニングや読解の練習までできることが大きな特長です。ここではこのアプリの”スゴいポイント”を紹介しつつ、徹底的に活用するためのポイントをご紹介していきます! 

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「HSK公認単語トレーニングアプリ」とは

アプリの基本概要

一般的に各種試験にはそれぞれに対応する参考書が存在しますが、これはHSK版「傾向と対策」とも言えるアプリ。HSK側が公式提供している点が最も大きな強みで、1級(初心者レベル)~6級(ビジネス会話がスムーズに進められるレベル)までの学習に対応しています。 

HSKのための学習を体系的に進められるコンテンツはすでに世の中に溢れていますが、残念ながら実用的でないものも多く見られるのが実情です。しかし、このアプリの学習内容は、すべてがHSKでのレベルアップに必要なものとなっています。

有料でも活用すべきアプリ 

このアプリはレベルごとの有料サービス(1級から6級までの総額は3,430円)となっていますが、HSK学習者には間違いなく必須のアイテムとなります。なぜなら、HSKで頻出する単語はもちろん、過去に出題された問題を基にした例文も収録されており、いわばHSKで高いレベルにスピーディに到達するために専門開発されたアプリだからです。

また、学習機能そのものだけでなく、それを確実にモノにするためのアウトプットさえも考慮した設計となっており、試験対策に活用できるのはもちろん、日ごろからの中国語会話レベルの把握と維持にも役立ってくれます。 

HSKアプリのここがスゴい!① 圧倒的な単語収録数 

さて、一般的にHSK6級レベルを達成するために必要となる単語力は5000語以上と言われており、このアプリでは5700語収録で圧倒的な規模を誇ります。一方、市販の中国語単語集のケースを見てみますと、

1.  初中級(1級~4級)(1200語~1400語程度)
2.  上級(5級)(1300語~1400語程度)
3.  最上級(6級)(2400語~2500語程度)

この場合、確かに5000語超の単語が収録され、その多くは自己学習用の音声メディアも付属していますが、購入には最低でもそれぞれ2,000円程度の費用は必要となるはずです。 

しかし、このアプリはすべてのレベルを購入しても3,500円程度でありながら、秀逸なコンテンツの充実だけでなく学習を進めやすい工夫もなされており、市販の単語集と比較してもコストパフォーマンスの高いことがお分かりいただけると思います。

HSKアプリのここがスゴい!② 例文のクオリティ

外国語学習者の多くが、学習用コンテンツにおいて意外に重要視するのが、収録されている例文のクオリティにあることはご存じでしょうか。つまり、例文が自分の学習レベルにマッチしており、自然で正確なのはもちろん、実用的なものであることが期待されているわけです。

この公式アプリが素晴らしいのは、HSK各レベルに応じた例文内容を収録しているだけでなく、例文への理解が進めば進むほど自分の学習レベルがどの段階にあるかを自ずと実感できる部分にあります。

例文の内容は、中国人との日常生活でも即使えるものばかりですし、まず基本的にそれを想定した構成になっているのも評価の高いところです。そして、自分なりに単語や言い回し等を入れ替えて、よりクリエイティブな表現になるようにチャレンジしてみましょう。

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HSKアプリのここがスゴい!③ とにかく多機能

このアプリにはメインの学習コンテンツ以外にも、学習効率をできるだけ高めるための意外なスゴい機能が組み込まれています。ここでは、おすすめの機能をいくつか取り上げましょう。 

強力な学習効率化機能

1.連続再生にて聞き流しできる
単語などを無意識のうちに脳に聞き流すことも効率的な学習方法の1つです。アプリでは全単語リスト上で連続再生を行えますので、電車・バスでの通勤・通学中やご自宅でリラックス中など場所を問わずにマイペースに進められます。

2.苦手な部分のチェックができる
リーディングとリスニングのテストでは、自分が間違った部分に自動的にチェックが付けられる仕組みとなっており、これによって苦手な部分の傾向やパターンを理解することができ、復習すべき部分が明確になります。 

3.自分の学習進捗管理ができる 
また、苦手な部分の克服を含めた進捗度の管理も学習には重要です。上達しにくい方は、自分のレベルの度合いを意識していない傾向にあります。ビジュアルで、学習進捗状況をすぐに確認できるこの機能を使わない手はありません。

抜群の機能バランス性が魅力

このアプリを継続的に使っていくと、単なる複数機能の集合体ではなく、各々が単独で学習効率を高めてくれる存在になっていることが感じられます。 

つまり、アプリの機能バランスも非常に優れていることを意味し、正直、類似の中国語学習アプリでもこのようなものはそうそう見つけることができないでしょう。まさに、三拍子ならぬ「何拍子」も揃ったHSK学習アプリをぜひ試してみてください。

HSKアプリの色んな活用方法

各原文を非表示にて効率的トレーニング

1.読解練習
アプリでは、例文で日本語訳を非表示にすることで、中国語を見ただけで暗訳するトレーニングができる機能もあります。これを続けていけば、暗訳せずとも中国語の意味がそのまま脳内で認識できるようになるでしょう。 

2.リスニング練習
また、リスニングの練習で効果を上げようとすれば、純粋に中国語例文音声を聞きながらも例文そのものを非表示にしてみましょう。つい、聞き取れないと見てしまうものですが、あえて表示させずに何度も聴いて、流れの中での各単語の発音を脳にインプットできます。

3.作文練習
そして、作文の練習も一工夫できます。実際に入力はできませんが、中国語例文を非表示にし、日本語の意味だけを表示させて脳内で中国語を作文するというやり方。実際、中国をPCで入力する際は頭の中で文章を組み立てながら進めますので、大変良いトレーニング法なのです。 

ネットのない空間でも集中学習

多くのアプリがスマホやタブレットがオンラインになっていないと機能しないのに対し、このアプリは、あらかじめコンテンツをダウンロードしておくことでネットのない場所でも使えます。ネットが不安定な場所に行ってしまったときでも、いつでもストレスなく集中して学習できる大きなメリットがあるのです。

まとめ

中国語学習のためのアプリは数多くありますが、試験実施団体が直接関与しているものはそれほど多くありません。HSK対策に関する学習をどのように進めれば良いのか、それはHSK側が最も理解していることでもあります。だからこそ、このアプリを当たり前に使うだけで良いレベルに到達できる学習者が多いというわけです。

このアプリの活用にて最も重要なことは、毎日一定の時間を取って徐々に学習していくことにあります。詰め込み式の学習ではなく、まず1つ1つの内容を理解してから次の項目に進むこと。この部分を忘れずに学習を進めるようにすれば、自分でも想像以上の学習効果が得られることでしょう。

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編集:アーキ・ヴォイス外国語スクール