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鎌倉散歩 〜旧山本条太郎別荘〜

こんにちは!アーキロイドの福井です。
旧山本条太郎別荘(現・神霊教鎌倉錬成場)の見学へ行ってきました。
山本条太郎は、南満州鉄道株式会社総裁を務めた政財界人。

明治〜大正時代にかけ、避暑・避寒・保養の適地として知られるようになった鎌倉の地に、別荘として1918年(大正7年)に建てられ、築100年以上!
いい職人仕事に間違いない。主屋は京都の笛吹嘉三郎が設計。

明治9年(1876 年)、東京医学校に招かれたドイツのエルウィン・ベルツ博士は、予防医学の観点から「保養の思想」を普及させた医師であり、早くから海浜保養地(別荘地)と しての湘南の地域特性を認めた一人であった。
(鎌倉市歴史的風致維持向上計画(改定版 令和3年12月策定)より)

明治時代以降、鎌倉に建てられた海浜別荘は洋館が多い中、数寄屋建築は珍しいそう。また、寺社仏閣以外で関東大震災を乗り越えた建物は少ないんだとか。

下写真は、海抜40mの崖上に位置し相模湾や逗子葉山の山並みを借景とする庭園。
毎秋、公開されているようなのでぜひ〜。福井

鎌倉市のHP「鎌倉市歴史的風致維持向上計画」より


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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