見出し画像

ジャッカ・ドフニとは、大切なものを収める家@日本橋高島屋

こんにちは!アーキロイドの福井です。
日本橋高島屋本館の高島屋史料館 TOKYO 4F 展示室へ。

北海道網走に、北方少数民族資料館ジャッカ・ドフニがあった(2012年閉館)。
樺太(サハリン)に暮らしてきた少数民族(ウイルタ、ニブフ、樺太アイヌ)の生活文化を伝えてきました。

「ジャッカ・ドフニ」とは、ウィルタ語で「大切なものを収める家」という意味。
(jakka 宝、 duxu-ni 家-その)
1855年日露通好条約、1875年樺太千島交換条約、1905年日露講和条約(ポーツマス条約)の北緯50度に国境が引かれ、もともと島内を自由に移動していた先住民の暮らしに関係なく分断されていった。

(国土地理院より)

少数民族ウイルタの伝統的な住居模型の展示。
冬と夏で生活様式が異なっていたそう。円錐形テント「アウンダウ(冬の家)」冬は主にトナカイとの移動生活で、移動先で組み立てた。

夏用のトドマツや白樺樹皮葺きの家「カウラ(夏の家)」夏から秋にかけて主に漁労を行っていた様子。

今展は、彼らの暮らしの道具や衣類も展示されていて、実物を見ると生活と歴史、政治がよりリアルに感じられました。(社会の授業で、知ってたつもりだったんだけどな〜)福井


高島屋史料館 TOKYO 4F 展示室(無料)
(東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋高島屋S.C.本館)
https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
のWEBサイトを公開しております。ぜひご覧ください。
設計のご相談・ご依頼お待ちしております。


この記事が参加している募集

散歩日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?