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本質を象る ブランクーシ @ アーティゾン美術館

こんにちは!アーキロイドの福井です。
ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)の展覧会『本質を象る ブランクーシ』へ行ってきました。
私が印象的だったのは、「アトリエの眺め」という何枚もの写真。

(ブランクーシのアトリエの入口 1956年)

ブランクーシは、このアトリエ兼自宅に41年暮らしました。
白い漆喰の壁の空間で、ブランクーシのシャツや愛犬の上着までも白で統一されていたそう。高い天井の大きな天窓から降り注ぐ光で「いかなる聖堂よりも神秘的」や「白い神殿」「別世界」などとアトリエに訪れた人達の記述が残っている。写真を見ていくと様々な作品配置を常に試みていて、日々、異なる表情を見せるアトリエ自体がインスタレーション作品になっている美しさに、何枚も写真を撮ってしまいました。

アトリエのように天窓からの光を再現した展示で、彫刻作品を体感できるエリアもありました!


ブランクーシ 本質を象る(カタドル)
会期:2024年3月30日(土) - 7月7日(日)
場所:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1-7-2)
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/572


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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