この彫刻を見よ! 《火焔型土器》

これを彫刻と呼ぶべきかどうかは、彫刻の定義をもすこし固めてから考え直したいところではあるけれど、日本で生まれた造形として縄文土器を原初のものとして据えるのには、異論がないはず。なかでも、燃え上がる炎をかたどったような《火焔型土器》は、最も派手な形態としてインパクト極大だ。
 こんな眼を見張る造形が生まれた縄文時代とは、改めていつごろのことを指すのかといえば、1万3千年前から2千〜3千年前あたり。旧

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ニュースアドベンチャ-通信 第3回「ナ-ガ上のブッダ坐像・12世紀のクメ-ル彫刻」

「ナ-ガ上のブッダ坐像」はクメ-ル彫刻の名品と言われている。遥か昔の12世紀。現在のカンボジアを中心としたクメ-ル王朝が栄えたアンコール時代に作られた。

なぜ、ブッダは蛇の上に座っているのか?

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noteはじめました

こんにちは!はじめまして。
たつききえといいます。

はじめての投稿なので、自己紹介🌼

生まれは東京の住宅街。
緑もまあまああって見上げると電線が張り巡らされた景色の中暮らしています。

▲高校生の頃、窓から撮った写真

小さい頃から手をこちゃこちゃ動かすのが好きで粘土をこねたり絵を描いていました。
高校から美術を本格的に勉強し始め、

▲高3

大学では平面より立体への関心があることを確信し

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【掲載中】 note「彫刻のじかん」   「彫刻を読む! 『夢十夜』夏目漱石」

note「彫刻のじかん」に、
「彫刻を読む! 『夢十夜』夏目漱石」をアップ!
運慶はほんとに「木の中に像が埋まっている!」と言ったのか?

『夢十夜』 夏目漱石|彫刻のじかん|note(ノート) https://note.mu/sculpturetime/n/n2c12f12f66bc

『夢十夜』 夏目漱石

夏目漱石の書くものはいつだって、出だしが鮮やかに過ぎる。
 夏目漱石『夢十夜』の「第六夜」もそうで、
「運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいるという評判だから、散歩ながら行って見ると、」
 と書き始めて、有無を言わさず鎌倉時代に亡くなっているはずの運慶を、一文にして蘇らせてしまう。
 漱石の筆によると、運慶は山門の前で、明治時代の男たちに囲まれながら、一心不乱に像を刻み続けていたという。
 様子を見

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L-670 アールヌーボーレリーフ(桜草)

石膏像サイズ: 石膏像サイズ:H.24×W.9.5×D.1.5cm(桜草)
               H.24×W.10×D.1.8cm(羽根)
制作年代  : 1899年原画製作
収蔵美術館 : 
作者    : アルフォンス・ミュシャ(Alfons Maria Mucha 1860-1939)に帰属

チェコ出身のアールヌーボーを代表する画家アルフォンス・ミュシャが、1899年に発表した「

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N-024 自由の女神全身像

石膏像サイズ: H.70×W.22×D.17cm(縮小像)
制作年代  : 1886年完成
収蔵美術館 : ニューヨーク・リバティ島他
作者    : フレデリック・オーギュスト・バルトルディ(Frédéric Auguste Bartholdi 1834-1904)

正式な名称は「Liberty Enlightening the World 世界を照らす自由」。フランス国家を擬人化した

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ファインダーの中の世界、箱庭の中の自然 ~写真と彫刻の類似性~

庭園を散歩

木漏れ日とフラクタル構造

茶室を見上げる

木のぬくもり

干渉し合う世界

残像のリアリティ

最近写真を撮っていてよく思うことがある。写真を撮る行為はとても彫刻を掘る行為と似ているということだ。

僕は美大に通っていて、必修の授業で、少し前に彫刻の授業があった。彫刻など今までやったことがなかった。それどころか、デッサンすらもやったことがなかった。全くのど素人である。だけれども、

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A-342 ラファエル少女胸像

石膏像サイズ: H.39×W.21×D.20cm(原作サイズ)
制作年代  : 19世紀末?
収蔵美術館 : フランス・ランス美術館
作者    : アンリ・グレベール(Henri Grebert 1855-1941)

作者のアンリ・グレベールはフランス北部ピカルディ地方出身の彫刻家です。パリのボザールではAntonin Mercieに師事し、その後肖像彫刻、記念碑などを多数手がけました。彼の作

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