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『ハッピーアワー』は濱口竜介にとって、あるいは日本映画にとってメルクマール的作品だ。

1.序論  『ハッピーアワー』はただ素晴らしい映画なだけでなく、優れて「濱口映画」である。 濱口竜介の最新作、『ハッピーアワー』では壮年期の女性4人の顔を通じて「関係性」が描かれる。濱口竜介は、過去作品『PASSION』『親密さ』においても、「関係性」について扱ってきた。その意味で、『ハッピーアワー』は『PASSION』『親密さ』に続く「関係性」連作の三作目と位置づけることができよう。本作は濱口が過去に自作で用いてきた主題やディティールが巧みに変奏されながら非常に多く用い

    『ハッピーアワー』は濱口竜介にとって、あるいは日本映画にとってメルクマール的作品だ。