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【ポトレに最適?】Kodak Proimage 100

1. GW!みなさんは何を撮りますか?

みなさんこんにちは!
GWが始まりましたね。
みなさんはこのGWに、何を撮りますか?
コロナウィルスの影響で、外で写真を撮るという行為が難しいですが、私は部屋撮り強化期間にしようと思っています。
フードフォトや物撮りなど、おうちの中でも結構撮るものはあるんですよね。
屋内での撮影は、光との勝負です。いかに上手に光を利用するか、強化期間はまだまだ始まったばかりなのです。

2. Kodak Proimage 100とは

今回使用したフィルムはまたまたKodak社のフィルムです。
クセのない素直な写りをするのですが、家電量販店であまり見かけないからなのか、Kodak社のフィルムの中でも少しマイナーな感じがします。
ISO感度100のフィルムの中では比較的安価なので、私にとっては愛用のフィルムの一つです。
実はこのフィルム、日本で出回るようになったのはここ数年の話なのです。ですがその歴史は古く、現在Kodak社が取り扱っているフィルムの中では、Kodak Colorplus200についで2番目に古い、1997年の発売となっています。20年以上の歴史を考えると世界的に愛されているフィルムだということがわかりますね。

種 類:カラーネガフィルム
枚 数:36枚撮
感 度:100
粒状性:普通(100にしては粗め)
色 味:黄色の発色が少し強め、コントラスト高め
価 格:1本あたり800円前後(5本セットで売られていることが多い)

3. 作例

作例をご紹介します。
撮影環境はこんな感じです。
カメラ:Nikon FE
レンズ:Nikkor Ai-s 50mm F1.8

Proimage 100を一言で表すと、「ポートレート向きかも!」ということです。

作例1. レッスン(屋内・晴れ・サイド光)
窓際でピアノを弾く女子学生を切り取ったこの1枚、肌の色合いがとても自然で、柔らかい質感となっています。コントラストは高めで、柔らかくもメリハリのある写真になっていますね。もしやポートレートに最適なのでは!?と思わせた1枚です。

作例2. 日常(屋内・晴れ・白熱球)
お次はカフェの内装を撮った1枚です。何を撮りたかったのかいまいちわからない写真ですね・・・ただただオシャレだったということが伝わればと思います。
この写真を見て得たのは「まさにここにいた!」という感覚です。全体的にやはり黄色が少し強めの写真なのですが、とても素直な写りをしていて、エモいのに、現実味のある写真となりました。

作例3. プリン(屋内・曇り・サイド光)
黄色が強めのフィルムで、わざと黄色を抑えた写真を撮れるかチャレンジしてみました。プリンと容器の発色が目立ちますが、背景は少し黄色を抑えられたように思います。こちらは自然光での撮影でしたが、条件が揃えばこういった写真も撮れるのですね。Proimage100恐るべしです。

作例4. 放課後(屋内・晴れ・逆光)
最後にご紹介するのは、廃校で女子学生をモデルに撮った1枚です。窓からの柔らかい光と教室内の木の質感のメリハリが、立体感を生み出しているような気がします。手くらいしか肌が写っていませんが、やはり肌の透明感が素晴らしいです。

4. 感想

今回このフィルムで撮影して思ったことは、「このフィルムもっとみんなに広まってほしい!」ということです。特にポートレート撮影をする方は、肌の写りの良さにきっと驚くと思います。みなさんはこのフィルムについてどう思いますか?ご質問・ご意見など、お気軽にコメントください!

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