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自己肯定感と自信の違い


はーい紫葉アリアです


この前インスタライブを行なったのですが、その時にいただいた質問とその答えを記事に残しときたいな〜と思ったのでnoteで書くことにしました。




私のインスタアカウント(@aria_shiba)はこちら。



当該インスタライブはこれ。

テーマは「自己肯定感&罪悪感について」でした。



このライブ中にいただいた質問は
「自己肯定感と自信って違うものですか?」
というもの。


似てるよね。
自己肯定感と自信、似てる。めっちゃ似てる。
同じじゃね??って言う人もいる。
まったく同じではなくても、ほぼ同じじゃね??って言う人もいる。
一緒です!同じです!って言っちゃっても良くね??って言う人もいる。



違います!!!!!



自己肯定感マイナス200万点まで突破して底の底を見た私だから言うよ!!!



全ッ然違います!!!!!


似て非なるもの。
これを一緒くたにしてしまうと、人によっては深刻なことになってしまう。
だからぜひ別物として取り扱ってほしい。



自己肯定感で悩んだ私だからこそ、自己肯定感については超過敏です。
以前も似たような記事書いたし。

ちなみに自己有用感も自己肯定感や自信とはまったくの別物です。
というか、私的には「自己肯定感も自信も自己有用感も一緒くたにしてしまったから自己嫌悪のドツボにハマった」と思っているからです。
だから、一緒、ダメ絶対。




自己肯定と自信の明らかな違いとは


【自己肯定】

まず自己肯定とは「あって当然のもの」。
自己肯定は文字通り、”自分(己)を肯定する”と書きます。

自分がこの世に存在することが肯定されているというものなのです。
誰一人、この世に存在することが許されていない人なんていません。だから生きている。
(そしてセッションメンバー向けにコスモスコープ的要素で言うと、”大地”の成分がその役割を果たしている)


だから自己肯定感を文章に組み込むとき、
「自己肯定感が高い」
「自己肯定感が低い」
と表現しますよね。
自己肯定感が有る・自己肯定感が無い、という表現は決してしません。


自分が生きているかぎり、自分の存在は世界から肯定されているのです。
有無を問わないもの。なくならないもの。それが自己肯定。



【自信】

私の考える自信とは、「有っても無くても良いもの」。

有っても良いし、無くても良いんです。どっちでも良い。
自信とは”自分を信じる”と書きます。


しかし自分とは変わらないようで、実は日々変化するもの。
気分が上がったり下がったり、頑張れたり頑張れなかったり、元気があったりなかったり、人の影響を受けたり環境の影響を受けたり、風邪をひいたり疲れたりアドレナリンが溢れていたり、常に変化しています。

状態が変わり続けるものを闇雲にただ信じる!!って人によっては結構難しい。状態が良い時ならまだ信じられるけど、状態が悪い時の自分って信じることってできますか?私はちょっと難しいかなあ。



なので、私は自信の役割とは「よし!大丈夫!私ならやれる!」というように、自分を信じることで自分を鼓舞したり発破をかけたりして”自己を行動に移させる原動力・起爆剤になるもの”だと思っています。


でも起爆剤は有っても無くても良いと思いませんか?
有ったら確かに便利だし頑張れる。でも無いとダメになるものでもありません。

人間ずっと頑張らなければいけないものではないし、動ける時やれる時に自分のタイミングで動ければ良いのですから、ずっと自信を持つ必要はあまりないのではと思っています。

有る時もあれば、無い時もある。それが自信。


つまりすごく都合の良いものなんで、都合良く使えば良いのですw



これらのワードを反対語に置き換えてみるともっと分かりやすいかもしれません。


まず、自己肯定の反対は「自己否定」。
自分の存在を否定すること。存在しているけど「いや!そんな自分許せない!ヤダ!無理!」と受け取らない状態ですね。
でもだからと言って存在はなくならない。自分が否定しているという状態。


そして自信の反対は「自分を信じない」「自分への不信」「不信感を持つ」といった感じでしょうか。自信というパワーを持たない状態。自分を信じて頑張ろう!のエネルギーが持てない状態。



アスリートの選手に置き換えてみる


自己肯定と自信の違いを、アスリートで例えてみます。
例えば実力が素晴らしい有名な野球選手がホームランを打った日、ヒーローインタビューをされたとしましょう。


「いや〜素晴らしいホームランを打ちましたね!!明日も大切な試合が控えていますが明日も打てる自信はありますか??



もしそう聞かれたらその選手はこんな感じの回答をする可能性があります。

「そうですね!今非常に調子が良いですし打てる自信はありますね!」
「いや〜どうでしょうか。相手のピッチャーも対策を講じてきますし絶対的な自信はないですね〜」
「今までの練習を重ねてきた自分を信じるのみですから、自信を持って頑張りたいと思います」
「調子が悪い中、今日はたまたま良い結果を残せたのですが明日も打てるかと聞かれると絶対自信があるとは言えないですね」

などなど。


どの回答も「自信がある」「自信がない」をメインとした回答となっていますが、どの回答でも良いですよね。


「自信がないだと??!なんて選手だ!!!やめてしまえ!!!」

とはならないはずです。
(一昔前はなってた人、ちょっといたけどね…笑)


つまり、明日打てる自信がなくても、この野球選手の選手としての存在は否定されません。自信があるかないかは、ただ調子をみて答えているだけなのです。





いかがでしょうか?
今回は自己肯定と自信の違いについてを書いてみました。
明らかに違うものだな、と知っていただけると幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

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