見出し画像

体育座りの闇

好きなものがクルマ、hip-hop、都市伝説という、10代男子のような趣味をしている私。

中でも都市伝説は、小4〜5の頃親にねだって買ってもらった本がこれ。笑

朝のホームルームにあった読書の時間に、ひとり異様な本を読んでいる生徒に、担任もさぞ困惑したことでしょう。


さて、そんな都市伝説のひとつに、とても興味深いものがあったのでシェア!

皆さんは、”丹田”という言葉を聞いたことがあるだろうか。

丹田は、おへそから指3〜4本分下にある身体の一部分のことを指し、海外では”コア”と呼ばれたり、”ハラ”と呼ばれたりしている。

丹田を意識したりその周辺の筋肉を鍛えておくことで、肉体的にも精神的にも安定した心身を得ることができる非常に重要な部位で、ヨガの世界では”ウディヤナバンダ”と言って、そこに意識を向ける練習方法も存在している。

その丹田を西洋文化が主流になる以前の日本人は、常日頃からよく使っていた。

たとえば、着物を着ていたため帯を巻き、腰回りを意識せざるを得ない衣服環境だったり、和式トイレはしゃがんで用を足さなければならないので、自然とお腹や骨盤周りの筋肉を使っていたり。

さらには座り方。

畳文化だった日本の座り方は戦前まで、あぐらや正座、立て膝座りだった。

これらの座り方は背骨がのび、坐骨を意識し骨盤を立てて姿勢を維持する。その姿勢を維持するために下腹部(丹田)の筋力が強かったと言われている。

試してみてほしいが、あぐらの状態で姿勢を維持し座り続けることは、慣れていないと大変だと思う。お腹の力が抜けると、すぐ猫背になってしまう。


実は、この日本人の丹田(コア)の強さを恐れたのが、あのGHQ (連合国最高司令官総司令)だった。という説があるのだ。

第二次世界大戦で日本が敗戦後、学校教育においてさまざまな改革を行なったGHQ。


GHQは日本人の精神力や、体力、島国で小さい国にも関わらず、ロシアや中国に勝利していた日本の強さを研究した。研究の結果、日本人がアメリカを含む戦勝国に二度と立ち向かわないようにするため、”日本人弱体化計画”が実施されたのである。

そして”丹田”が日本人の強さの一つだと判断し、教育現場に”体育座り”を要求した。



体育座りは、奴隷座り、囚人座りとも言われており、ナチスドイツが開発した座り方だそう。

海外では非常に屈辱的な座らせ方を意味する座り方であり、海外旅行に行った際にはやらないようにとまで言われている。

文部省が発行した「体育(保健体育)における集団行動指導の手引(改訂版)」
に掲載された体育座りのイラスト


そしてこの座り方、実際にやってみるとわかるが、とても身体に負担がかかる。

・背骨が曲がり、骨盤が後傾するため腰痛を引き起こしやすくなる
・内臓や胸が圧迫され、呼吸が浅くなるため自律神経が乱れる
・自律神経が乱れることで疲れやすくなる、イライラや落ち込みなど感情のコントロールが難しくなる
・顎が前にでるストレートネック(スマホ首)のような状態になる
・目線が下がり落ち込みやすくなる

などなど、調べれば調べるほど体育座りやばい…

あと気づくの遅すぎ。小学校6年間、なんなら幼稚園からずっとやっていたこの期間どうしてくれんねん…激おこ。

よく身体と心は繋がっていると言われるが、それは脳神経科学の研究でも明らかになっている。自律神経はメンタルにも大きく影響するため、近年では、子どもたちの心身の影響を考え、体育座りを廃止する学校も増えているそうだ。

日本人の強さの根源である”丹田”の弱体化を測るために、GHQは学校での体育座りを取り入れたと言われているこの都市伝説。
戦後から体育座りが導入された歴史背景からみるにも、あながち嘘でもないような…

とりあえず将来の私の子どもには体育座りさせへんようにしよと心に誓った。あと丹田も鍛えることにする。笑

信じるか信じないかはあなた次第です…



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?